過去の野外手帳

〜2015年9月

本当にカラカサタケだったのか

2時過ぎから裏山山麓徘徊。珍しいことに、登山口に車が4台も止まっていました。下山してくる人の服装や装備を見ると、キノコ採りのようです。

登山道

なんとミンミンゼミが鳴いていました。テンポはかなりゆっくりでしたが。気温は22度。よく踏まれた登山道をゆっくり歩く幸せの時間です。

カラカサタケ

カラカサタケを見つけました。大きいキノコを見つけるとテンションが上がってしまいます。下画像は他のキノコたち。

キノコ

トリカブトが美しく咲いていた場所で引き返すことにしました。

トリカブト

ここでもキノコ採りの人に会いました。来た道を戻ると、先ほどのカラカサタケは採られずに残っていました。捨てられているカラカサタケもありました(↓)。

カラカサタケが食べられることは知っていたので、「採られず」「捨てられている」なんて表現が思い浮かびましたが、家に帰って改めて図鑑をめくると、カラカサタケモドキとかコカラカサタケなど類似種は有毒。そういう目で改めてみてみると、この日見たものが本当にカラカサタケだったのかも不明です。

カラカサタケ

ツバが可動式なのがカラカサタケの特徴のようです。一番最初に見かけたカラカサタケだと思い込んだキノコ、写真を見るとツバが動くようには見えません…。やっぱり100%カラカサタケだという確信がない限り採らないのが正解ですね。上画像の右は、傘の模様が典型的なものとは異なりますし、難しいですね。

クサギ

ズボンのみならず、いつの間にか帽子にまでヌスビトハギの実がついていました。山道でどんな体勢を取っていたのかがばれてしまいます。

ヌスビトハギ

日の光が黄色みを帯びるころ下山をしました。メスグロヒョウモンを見ました。ヒョウモン系は秋になると里に下りてくるのでしょうか。見かける機会が増えています。

メスグロヒョウモン

2015年10月なかごろ記

9月末戸隠キノコ

戸隠森林植物園の秋」と「ハナタテヤマナメクジとサンゴハリタケ」の続きです。

中型キノコ

サンゴハリタケについては前記事の通りです。次に印象的だったのは上画像と下画像のキノコ(同じ株のアングル違いです)。傘に粘性がたっぷりある、中型のすてきなキノコでした。残念ながら名前がわかりません。ツイッターで流してずいぶんRTもしてもらったのですけど、判明しませんでした。やっぱりキノコは難しいんだなって思いました。

中型キノコ

チシオタケにカビのようなものがついているのを見つけました。

チシオタケ

戸隠で見たのは上のようなかわいい状態でしたけど、以前別の山で見たチシオタケは、まさに針が無数に刺さった状態でした(下写真:2010年撮影です)。これはツイッターで教えてもらって、「タケハリカビ」とのこと。チシオタケが大好きなカビみたいです。

チシオタケ

ジコボウも見つけました。森林植物園内なのでもちろん採取せずです。以前園内でキノコを採っていたオジサンともめたことを思い出しました。

ハナイグチ

この日撮ったその他のキノコ。

キノコ

2015年10月はじめ記

過去の野外手帳インデックス

ハナタテヤマナメクジとサンゴハリタケ

戸隠森林植物園の秋」の続きです。

ムシはかなり少なくなっていて、ミドリヒョウモンを数頭見かけたくらいです。

ミドリヒョウモンなど

戸隠では時々見かける黄色いナメクジ(上画像の中程)がいました。下は2005年にやはり戸隠で撮ったもの。当時は200万画素のデジカメを使っていて画質があまりよくなくて(画素数がというよりノイズが気になる)、データとしても古いんですけど、表情がよいので採用しました。

ハナタテヤマナメクジ

調べてみたところ、ハナタテヤマナメクジという種類らしいです。そしてどこにでもいるわけではないみたいです。キノコ食専科だとか。というわけで、このナメクジの近くには果たしてサンゴハリタケがあったのでした。

サンゴハリタケ

このキノコ、初めて見ました。見事です。おまけに食べられるみたいです。ただ、図鑑を見るまではヤマブシタケだと思い込んでいました。

サンゴハリタケ

2015年10月はじめ記

戸隠森林植物園の秋

紅葉

赤くなっているのはまだツタウルシくらい、旅鳥にもまだ早いとなれば、閑散としているのも必然の戸隠森林植物園です。静かな森歩きを満喫するにはベストシーズン。実際園内ですれ違ったのは2組だけでした。

紅葉

歩き始めから謎ムシクイに遭遇。さっぱりわかりません。鳥はそのほかヒガラ、コガラ、シジュウカラ、ヤマガラ、ゴジュウカラ、キバシリ、ウグイス、ミソサザイ、コゲラなど。カラ類の群れに行き会えば森がさんざめく感じでした。

この日の収穫は、以前から印象的でこれは何だろうと思っていた特徴的な種が、夏に咲いていた花と結びついたこと。前回8月に来たときに撮ってあった花(下写真は8月撮影)と種とが一致しました。ノブキでした。

ノブキ

花はアケボノソウとトリカブト以外はそろそろ終了です。リンドウの紫色がやたらにきれいでした。

花

秋が本格化してきました。マユミやツリバナなど、実もいろいろ。

実

2015年10月はじめ記

山のキノコ

キノコ採りに連れて行ってもらったことが以前あります。その時の対象種はウラベニホテイシメジでした。でも毒キノコのクサウラベニタケとの見分けが難しく、自分一人ではとても無理だなあと改めて思った次第です。

ウラベニホテイシメジ?

山歩きの最中、これはウラベニホテイシメジかな?と思うキノコを見ました(上写真)。でもやっぱり自分には見分けられません。下の写真はたぶんアミタケの仲間だと思うのですが、これも採るのはやめておきます。

アミタケ?

この山の他のキノコたち。見かけたキノコのうち1/5くらいにはレンズを向けました。

キノコ

2015年10月はじめ記

いつもの山で意外な出会い(センブリなど)

午後から行動開始で某里山へ。登り始めてすぐセンブリを発見。気分は上々です。

センブリ

こういう意外性のある出会いっていいです。時々このサイトで使う言葉、「時はいくかえりも同じ処を眺めているものにのみ神秘を説く」だなあと思います。

センブリ

その他の花はこんな感じ。左の白いのはオケラかな。

オケラ

山頂では、これも意外性のある出会いとなったマツムシソウの群落。秋の花が嬉しかった山歩きになりました。

マツムシソウ

しかもミドリヒョウモン付きです。

ミドリヒョウモン

やや暗さを感じるようになった時刻に安全地帯まで下りてきました。山ですれ違った人は一人。その人は私が下山するときに登っていきました。お互いもう少し早めに下山しましょう。

下山

2015年10月はじめ記

雲は月を美しくする(9/28スーパームーン)

ここで「9/28」の記事を書くと、この「野外手帳」上での時系列がめちゃくちゃになってしまいますけど、、昨日の中秋の名月に続いて、スーパームーンを撮った写真をアップします。

ツイッターに上がっているのは、月を大きく写した写真が多かったので、少し趣向を変えてみました。コンデジを三脚に載せて広角で。換算で中望遠になるマクロレンズを一眼レフにつけて。そして超望遠になるデジスコでと、3通りの画角を得られる機材をベランダに並べ、とっかえひっかえ撮ってみるという作戦です。それを比較するのは少し面白いんじゃないかと思ったわけです。

何枚か撮っているうちに、月の近くに雲が流れてきました。「雲は月を美しくする」というのは勝手に自分が作った言葉ですけど、まさにそんな感じになったと思います。


使用機材:リコーGRD2(5.9mmf2.4)
元画像は換算28mmレンズの画角となります。このくらいだと月よりも空(雲)を撮るという感覚です。三脚には載せたものの、手でシャッターを押しているせいか、それとも露光中の雲の動きのせいか、ブレ感のある写真になりました。


使用機材:ニコンD7000+60mmf2.8
元画像は換算90mmレンズの画角になります。雲の美しさを撮るにはこのくらいの画角がいいです。他にももっと派手な感じに撮れたものもあったのですが、一番好みのものを選んでみました。月は明るく、シャッターは案外速く切れますので、手持ち撮影が可能です。この写真も手持ちです。


使用機材:コーワ774+17W ニコンV2+18.5mmf1.8
元画像は換算1500mmレンズの画角と同等になります。このくらいになると、雲に露出を合わせると月が完全に白く飛んでしまい、月に合わせると雲はただの黒い影となって、月面を通り過ぎるもの以外は写らなくなります。これはその中間といったところ。月のまわりにもうっすら雲が写ったので、ちょっと動きのある絵にはなりました。

このサイトで基本としている1:1のフォーマットで今回もトリミングしているので、本当はレンズの焦点距離を書くことは(換算表示も含めて)あまり意味がありません。ただ、今回は焦点距離によってずいぶん月と雲の表情が違うので書いてみました。 

2015年9月おわり記

キノコ探索林道歩き

車が入らない某林道を歩いてみました。目的はキノコ。さすがは秋、いろいろなキノコの姿を楽しむことができました。でも同定は試みてません。

キノコ

ツイッターのタイムラインでこのキノコなんだっけ?という投稿を見かけ、シロオニタケ系だと見当がついたのでそのように答えました。

でも、その後図鑑を見てみると、見た目が似た種類がいくつもありました。ただのシロオニタケ以外に、ササクレシロオニタケ、シロオニタケモドキ、コシロオニタケ、オニテングタケ。小さなハンディサイズの図鑑でこれですから、やっぱりキノコは難しいです。

キノコの同定は○○の仲間というくらいまでがきっといいところで、そのくらいが私には楽しめる範囲かもしれません。下のオレンジ色のひらひらキノコはちょっと気になるので、あとで調べてみようと思います。

キノコ

唯一同定に自信があるのはハナイグチ。地元名は「ジコボウ」。採って食べるのはこの種類だけにしています。他のイグチ系では、たぶんアミタケだろうとか見当がつくものはあるのですが、キノコの場合、100%の自信がない種類を口にするべきではありません。

キノコ

アキアカネ、クジャクチョウ、ギンボシヒョウモンを見かけました。甲虫は未同定。鳥はシジュウカラ、コゲラ、アカゲラ、ホオジロ、ノスリ。

アキアカネ

2015年9月おわり記

里山から下りて改めてミゾソバに惚れる

日がやや傾いてはいましたが、時間を確保できたので歩くことにしました。

山麓の農道を行くとソバの畑がありました。以前はリンゴ畑だったところです。ソバはリンゴよりは手がかからないと思われます。後継者不足で転作したのでしょうか。ちょっと気になりました。

ソバ畑

山道に入ります。鳥はメジロ、カケス、コゲラくらい。バイクらしいタイヤの跡がありました。確かに途中までは乗り入れができる程度の道ですけど、こんなところまで入ってほしくないと思ってしまいます。カタクリの群生地もあるんだし。

山道

山頂にはほんの数分いただけで、日が傾く前に急ぎ下ることにしました。

山頂

林道まで降りて歩いていくと、向こうから軽トラがやってきました。ところが私の姿を認めると(そう見えたのです)、急にギュイーンとバック。視界からあっという間に消えてしまいました。

林道

なにかやましいところがあったのではないかと思ってしまう動きでした。もしかしたら何かの事件がらみでこの林道にやってきて、目撃されるのを恐れていたのではないかとか、一体荷台には何が積まれていたのだろうとか、まさか…などと妄想をたくましくしているうちに、再び山麓の畑地帯に飛び出しました。

メスグロヒョウモン

チョウはメスグロヒョウモン。月を撮ってみたらアキアカネがたくさん写り込んでいました。

ここはミゾソバが多い道です。自分の家のすぐ近くにあったミゾソバは宅地化のためなくなってしまいました。でも近所の畦道をちょっと歩けば、水路の脇などに普通に咲いている花なので、見られなくなったわけではないです。

ミゾソバ

そんな珍しくも何ともない、普段からよく目にしている花なんですけど、大好きな花なので、群生しているのを見かけると何枚もシャッターを切ってしまいます。ほんとに美しいと思うんですよね。満天の星空のようです。

ミゾソバ

2015年9月おわり記

道ばたの森はアケボノソウが咲き始め

今年は秋に5連休。仕事が全く入らない素晴らしい連休でした。休みとはいっても、母の介助に誰かが付き添わないといけませんので、遠出はできません。午前中は家族が外出することが多く、家に残って様子を見ることになります。午後からが自分が使える時間という形がここ最近のパターンです。そんなわけで午後から道ばたの森へ。

サラシナショウマ

歩き始めから期待通りの光景。サラシナショウマが風に揺れる様は幻想的でもありました。飛び交うのはイカリモンガ。

ツリフネソウ

ツリフネソウはそろそろおしまい。株が大きくなって道をふさぐほどでした。

バライチゴ

バライチゴの実とかトリカブトとかノギクの仲間とか(同定はあきらめてます)、見どころはたくさんの道ばたの森でしたが、なんといってもこの日の主役はアケボノソウでした。

アケボノソウ

アケボノソウを初めて見たこの森で、毎シーズン楽しませてもらっています。今年もこの季節がやってきました!という感じです。まだ咲き始めでつぼみが多かったので、しばらくは楽しむことができそうです。この森に行く時間を作り出すことを考えましょう。

アケボノソウ

そしてもう一つ嬉しいことは、株がずいぶん増えたことです。初めてここでアケボノソウに出会ったときは数株だったと記憶しているのですが、その数倍に増えている印象です。

アケボノソウ

まだまだ森は緑色を保っていますが、ウルシは色づき始めていました。

ウルシ

もう一つ目立った赤はキノコ。たぶんベニタケの仲間。

ベニタケ系

リスがドイツトウヒの実をかじって作ったエビフライはたくさん見かけますけど、この森でリスを見たことはありません。ムシはヒメカメノコテントウとオオヘリカメムシ。

ヒメカメノコテントウ

2015年9月おわり記

中秋の名月(デジスコご無沙汰3)

ほんとはこの一連の月画像以外に、いろいろ花を見たり鳥を見たりしたので、時系列的にもそちらを先に書くべきなのですが、今日(9/27)の月があまりにもピカピカだったので、まず画像をアップ。

デジカメのホワイトバランスの関係か白く写ってしまいましたが、まだ高度が低く、肉眼ではもっとイエロー寄りの月でした。空気が澄んでいるせいか、くっきりはっきりの中秋の名月です。この時期の月を名月だとした古来の人の感覚は素晴らしいと改めて思います。

そして明日はスーパームーンだとか。

2015年9月おわり記

デジスコご無沙汰2

これは9/22の月。今夜は久しぶりの雨の夜です。

月

2015年9月おわり記

デジスコご無沙汰

久々のデジスコは月の撮影。シーイングはよくなく、肉眼ではかなり揺らいで見えました。

三脚を持って歩くのがあまり好きではないので、鳥撮りでは結局デジスコ機材はあまり活用できていません。

2015年9月おわり記

灯台もと暗しの森は敗退

ノブドウが美しくなってきました。アオツヅラフジもそろそろ色づいてきています。

ノブドウ

外来種ということを除けば、ヨウシュヤマゴボウの色もいいですよね。熟すより前のこの状態の色が好きです。

チヂミザサ

灯台もと暗しの森に行ってみたのですが、ヒトスジシマカとメマトイの攻撃がすさまじく、早々に退散しました。上の写真は攻撃に耐えながら撮った逆光の小径とその径に沿って輝いていたチヂミザサ。それからヤブランの美しい緑色の実が見られたことは収穫でした。

ヤブラン

それから森の近くでミドリヒョウモンを見ました。換算90mmのマクロレンズしか持っていなかったのでこのくらいにしか写せませんでしたが、双眼鏡で観察ができました。秋には、ツマグロ以外のヒョウモン系を平地で観察できることが時々あるように思います。

ミドリヒョウモン

2015年9月おわり記

だんだんに秋の色

秋の5連休です。特に予定はありません。いつもの休日のように時間が空いたところで散歩に出ました。ツバメがまだ飛んでいました。終認はいつ頃になるでしょうか。ムクドリは大群を作っていました。

田んぼ

イネがだいぶ色づいてきました。田んぼを囲む網ではナガコガネグモが卵嚢を抱えていました。

ナガコガネグモ

インスタグラムに投稿しながらの散歩。これも歩きスマホですけど、車は通らないしすれ違う人もいません。アケビが立派になってきていました。

アケビ

ツイッターのタイムラインを追っていると、この日長野気象台がヒガンバナの開花を観測したというツイートが流れてきました。でも、この散歩道のあちこちですでにヒガンバナは咲いていて、気象台の情報はやや遅いという感じでした。ソメイヨシノのときはこんなに差を感じないのですけど。それにしてもヒガンバナというのは見事な命名です。

ヒガンバナ

2015年9月おわり記

9月上旬畦道散歩

ツユクサ

リンゴ色づく小径。土手にはナガコガネグモ。足を伸ばしているのはアシナガグモの仲間っぽいです。クモの同定には、背中側とお腹側と両方見る必要があることがだんだんわかってきました。

ナガコガネグモ

左はヤマトシジミ。右はシャクガ系。マエキヒメシャクと考えてみました。

ヤマトシジミ

2015年9月おわり記

青い星のイモムシ

忙しがっている間に稲穂は頭を垂れていました。白い花はオモダカ。

田んぼ

農家には嫌われるオモダカですが、葉が抜群にかっこよい。子どもみたいに頭上に掲げてしまいます。

オモダカ

この散歩で、久しぶりにアケビコノハのイモを見ました。見れば見るほど美しいイモムシです。特にちりばめられた青い星がたまらんです。

アケビコノハ

ニラのレストランにはイチモンジセセリとツマグロヒョウモン。ヤマトシジミはわんさか飛んでいました。

ニラ

ガガイモの花。実になるのが楽しみです。ノブドウの実の色づきはこれからです。

ガガイモ

2015年9月おわり記

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