野外手帳
楽しきはフィールドワーク。
ある日のある里山
薄暗い山頂は食事の気分じゃなかったので、先に進むことにしました。藪っぽい道を30分歩くと、ふいに明るい尾根筋に出ました。ここでお昼にすることにしました。最近定番のラーメン(本日は醤油)です。
もう2時を回り、お腹も空いています。ところがお湯を沸かし始めたところで箸もフォークも忘れたことに気づきました。仕方がないので、細い枯れ枝をナイフで削って箸作り。最近こういう失敗はなかったんだけどなあ。
ラーメン食べているときミンミンゼミの声を聞きました。聞き間違えではないと思うんですが、なんとも季節外れ。まだいたの?って感じでした。
食事と明るい山道はすぐに終わり、ルートは再び藪がちに。尾根からの降下点を過ぎると踏み跡がはっきりしなくなりました(写真下左)。途中ヌタ場を発見(写真下右)。周囲に残されたひづめの跡は新しくくっきりしています。

嫌だなあ、早く通り過ぎようと思ったその瞬間、近くでどどどっ!と物音がして心臓が止まりそうになりました。正体はニホンカモシカでありました。
程なく下るとぽんと林道に飛び出して、ちょっとどきどきした本日の山歩きは終了です。車を止めた場所まで1時間、道端に咲き乱れる野菊を楽しみながら、とぼとぼ林道を下っていきました。
2008年10月なかごろ記
リンドウ咲く登山道
白い息を吐きながらカメラをぶら下げて歩く素敵な秋の道です。
2008年10月なかごろ記
ショートポタリング
河川敷ではアレチウリが猛威をふるっていました。侵略的外来生物という肩書き?がまさにぴったりの光景でした。

帰り道、ムクドリたちのざわめきを見つけてカメラを向けてみました。はぜにはノスリがとまっていましたが、自転車をとめた途端飛ばれてしまった。

視線を転じるとアオサギがたそがれていました。その目はどこを、何を見ていたのやら。
2008年10月はじめ記
トコトコトコ
ジテツーの帰り道、道路を横切る2頭のタヌキを見ました。轢かれてしまっているタヌキは時々見かけますが、ネコとは違い(ネコの事故の場合はタイミングがうまくとれなくて轢かれちゃうのだと思いますが)、何とものんびりした足取りで、それじゃまずいだろうって感じでした。
2008年10月はじめ記
ツバメ終認でしょうか
所用にて自転車を漕ぎ漕ぎ。高曇り。標高2000m前後に雲がたなびいていましたが、鹿島槍から槍穂までの北アルプス稜線は、その上に終日見えていました。画像は前日の志賀からの槍穂です。

河原にツバメが飛んでいました。電線にもツバメがとまっていました。まだいるのね。本当はこの時期ですからタカの渡りを見に行きたいのですが、ツバメの渡りにエールを送りその代わりとします。タカにしてもツバメにしても渡りは命がけの壮大な営み、そのスケールに何ら変わりはありません。
この日は往復で50km弱。車で行ってもよかったのですが、自転車の気持ちいい季節ですから乗らない手はありません。経済効果もまあまあで、リッター9kmとして5,6リットル節約。1リットル170円として…と、計算して節約したお金とほぼ同額のお酒を買ってきてしまいました。
2008年10月はじめ記
志賀霧氷
9月最後の土曜日、野暮用にて家でごろごろしていると志賀に初雪のニュースが流れていました。
午後は自由の身になったので、早速志賀に車を走らせます。やっぱり冬が好きなのかな。わくわくしながらハンドルを切って標高を上げていきます。
志賀に向かう道には所々に気温の表示があります。標高2000mを超えると表示はついに氷点下になりました。横手山は真っ白。
雪はさすがに残っていませんでしたが、霧氷が木々を飾っていました。
山に登るには遅すぎる時間なので、引き返す時間を決めて登山道をたどってみます。9月とは思えない白い森の表情に興奮しながら足を進めました。フリースにゴアを着込みましたが、防寒の手袋は忘れてハイキンググローブのみ。1時間ほど歩いただけですが、だんだんと手が痺れてきてしまいました。
この日は北信の山々、北アルプス北部は軒並み降雪、冠雪となりました。5月と9月は、一桁から30度という具合に、気温の変化が大きくて体がきついのですが、季節のダイナミックな変化を感じることが出来て面白い時期でもあります。
鳥はホシガラスとカケス。
2008年10月はじめ記
