野外手帳

楽しきは野山徘徊。

過去の野外手帳インデックス

5月中旬の戸隠森林植物園

5/14の戸隠森林植物園です。前回はまだ残雪たっぷりの園内でしたが、雪はほとんどとけていました。でも、夏鳥がどっと増えたか?というとそうでもなかったです。自宅周辺で初認していたカッコウを戸隠でも初認しました。

戸隠

いつもこの時季に戸隠で見られる種は一通り出たのですけれど、戸隠特有の包み込まれるような鳥のコーラスという感じではありませんでした。あまり天気がよくなかったせいもあるでしょうか。夏鳥の写真は撮れずじまいでした。

ミソサザイ

ミズバショウは見頃を迎えていました。とってもいい感じです。5/8と同じ場所で写真を撮ってみました。

ミズバショウ

スプリングエフェメラルの花々が咲き始めていました。キクザキイチゲ、アズマイチゲ、カタクリ、ヤマエンゴサクです。次週は期待できそうなので、もう一度来ようと思いました。

最近足が遠のいていた戸隠ですが、一時期の異常とも言える混雑はなくなっています。この日も駐車場は満車でしたが、森の中ではあまり人に出会うこともありませんでした。

キクザキイチゲ

その他の花々。オオヤマザクラはこれからです。

エンレイソウ

2017年5月おわり記

ギンランを見に行く

昼間は雨の土曜日。夕方雨がやんだので、散歩に出かけました。

半分田起こしがされた田んぼでキジのオスを発見。赤い服を来てくるのをまた忘れました(4/9のNHK「ダーウィンが来た!」で郵便配達の赤いバイクを攻撃するキジのことをやっていたのです)。

田んぼのキジ

アケビの花はおしまい。これから実になっていくことがよく分かる形です。道ばたの花見はシャガのシーズンに。

アケビ

灯台もと暗しの森では、期待していたギンランを見ることができました。雨上がりの林床に膝をついて写真を撮ったので、ズボンの膝がぐっしょりと濡れてしまいました。

ギンラン

ギンランは、薄暗くなりかけていた森の中でひときわ光って見えました。

ギンラン

帰りがけに仰いだ西の空です。雨雲はもう完全に去ったようでした。明日は戸隠に行きます。

空

2017年5月なかごろ記

5/12の環水平アーク

環水平アーク

とっても感動しました。これまで見た中で最も鮮やかな環水平アークでした。
ところが新聞報道によると幻日環も観測されたらしい…もっとしっかり見ておくべきでした。

2017年5月なかごろ記

裏山の美麗スミレ

大型連休最後の朝は戸隠へ(記事はこちら)

一度帰宅し自宅待機。午後出かけるのはちょっと無理かなと思っていたのですが、夕方に出かけることができ、お花見をしてきました。連休明けの仕事仕事の一週間がそれほど辛くなかったのは、このお花見のおかげだったと思います。

アケボノスミレ

twitterでフォローしているCBPさんから教えていただいた裏山のアケボノスミレです。初見。点々と咲いているのを見つけたときには思わず声を上げてしまいました。登山道から離れ、尾根を回り込んだ場所なので、教えてもらわなければ絶対わかりません。CBPさんは先日のtenra77さんと同じく、フォローしている400人弱の中の数少ない顔見知りの一人で、裏山の達人です。

アケボノスミレ

文一のスミレハンドブックを片手に、識別のポイントをじっくり勉強してみました。花は淡紅紫、距は丸くて太くて、出始めの葉は展開しない…。自力で同定できるようになりたいものです。

アケボノスミレ

2017年5月なかごろ記

5/8は戸隠森林植物園

5連休の最終日は、さすがの戸隠もそれほど混まないだろう見込んで、まだ雪がたっぷりあった時季以来の戸隠森林植物園に行くことにしました。
正規駐車スペースは1台だけ空いていて、なんとか車を止めることができました。戸隠在住のバーダー夫妻に出会い、言葉を交わしてスタートです。快晴、8℃のコンディション。

戸隠

この冬は雪は多かったので残雪が多く、例年の4月下旬の感じです。
それでも夏鳥は一通りそろっていました。コルリを探すのは、戸隠での探鳥の楽しみのひとつです。道ばたの森にはコルリはいないので。

コルリを探せ

そんなわけでコルリを探せ。
上の写真は35mm換算90mmのレンズで撮ったコルリポイントです。1:2にトリミングしてありますが、長辺は元画像の幅と同一です。声はすれどもなかなか姿を見つけることができません。
枝がかぶっていると見えないので、立つ位置を変えながら双眼鏡で丹念に探して、ようやくコルリを発見しました(オレンジ円内)。

コルリ

発見はしたものの、遠くてデジスコでもうまくは撮れません。上の写真はデジスコ1500mm相当をさらにトリミングしてあります。それでもこのくらいです。なので、カメラユニットを外して観察中心に切り替えました。肉眼だと羽毛まできっちり見えて、体をいっぱいに使ってさえずる姿を楽しむことができました。
写真に撮れたのはこの個体だけですが、数が多く、この日はコルリ祭りという感じでした。

一眼レフに600mm級のズームレンズをつけた方が通りかかり、自分のスコープの方向に目線を送っていたので、コルリの位置を教えました。けれどなかなか発見できない様子でした。やはり双眼鏡は探鳥の必需品。肉眼では見つけにくい鳥の位置を確定できるのはやっぱり双眼鏡です。

コゲラ

他には、アオジ、ノジコ、クロジ、アカハラ、クロツグミ、キビタキ、コサメビタキ、サンショウクイ、ヒヨドリ、メジロ、ミソサザイ、ウグイス、ヤブサメ、キクイタダキ、シジュウカラ、ヒガラ、コガラ、エナガ、ゴジュウカラ、コゲラ(上のコゲラの巣穴の前には大砲レンズが並んでいました)、アカゲラ、アオゲラ、ツツドリ、イカル、ニュウナイスズメ、カケス、ハシボソガラス、カイツブリといったところ。

みどりが池

最初に書いたように、今年は例年より雪解けが遅れています。なので花はこれからという段階でした。カタクリはつぼみ。イチゲ系はまだぽつぽつというところで、開いているのは2輪だけ見ました。

カタクリ

ミズバショウもまだまだ。この連休、ミズバショウ目当てで森林植物園に来た方にとっては残念な風景だったかもしれません。

雪の影響で木道がかなり傷んでいるようでした。あちこちに陥没箇所がありました。
木道は直せばいいのですが、気になったのはモミがたくさん倒れていたことです。毎年倒木はあるのでしょうけど、遊歩道沿いだけで太いモミの木が何本も倒れていて、ちょっと心配になりました。

倒木

駐車場はそれなりに混んでいましたが、歩いている間に行き会った人はメイン木道以外ではあまりいなくて、静かな戸隠を楽しむことができました。

2017年5月なかごろ記

この日の午後の記事はこちら

大好きキュウリグサ

5連休4日目の5/6は、雨が降ったりやんだりの一日でした。

雨が小ぶりになったので、マクロレンズを手に外に出ました。畦道まで来たら音を立てて降ってきて、傘をさしながら撮影しました。そのうち日が当たってきて、傘を閉じたら数分後にはまたざーっと降ってきました。絵に描いたような降ったりやんだりの中で撮った、大好きなキュウリグサとそのほか。

キュウリグサ

2017年5月なかごろ記

畦道散歩で写真三昧

5/5の午後は帰省中の姪っ子と弟、姉とで畦道散歩に出かけました。

畦道

姪っ子は山に行きたいと言っていたのですが、カシオの超広角機EXILIMのZR4000(オジサンもこのカメラは欲しいです!)を買った彼女は、山を歩きたいというより山で写真を撮りたい様子なのです。

山装備を持ってきていない姪っ子が、昼過ぎから出かけて歩けて、しかも被写体探しを楽しめる里山って、この時季ちょっと思いつきませんでした。そこで写真優先ならばということで畦道散歩を提案し、あっさり通って出発です。

畦道

気温がぐんぐんと上がり、青空のもと、半袖Tシャツで歩きます。被写体には事欠かないのがこの畦道のいいところです。

アケビ

ただ、これはウケるだろうと予想していたアケビの花への反応が、思ったほどではなかったのがちょっと意外でした。考えてみるとアケビって何?なわけで。単純に、造形的にもおもしろい花だとオジサンは思うのですが。

でも、ヒトリガっぽいケムシに「カワイイ!」と食いついたところは、自分と感覚が似ていました。

ケムシ

灯台もと暗しの森に足を延ばしてみました。入り口にはウワミズザクラが揺れていました。例年、この連休辺りで見られるギンランが咲く場所に行ってみましたが、今年はまだのようでした。

ウワミズザクラ

ホタルカズラは例年とほぼ同じです。

ホタルカズラ

そのホタルカズラ。上の写真とは別の場所にも、例年たくさん花を見ることができるところがあります。ところが、今年はなめるように草刈りをされてしまっていました(下の写真)。

遊歩道のような場所なので、道脇の除草をすることは理解できますが、道から1~2mも奥まで刈らなくたっていいのではと思ってしまいます。青くきれいな花が道ばたにあってこその遊歩道なんではないでしょうか。この場所では、奥に一株だけ残っていました。

ホタルカズラ

と、少し腹立たしい気持ちにもなった場面もありましたが、2時間以上たっぷり歩いて汗をかき、日にも焼けて、この日の畦道散歩はおしまいとなりました。

2017年5月はじめ記

5/5も道ばたの森でサンショウクイの巣作りを見る

2日連続道ばたの森です。戸隠もよいだろうな…と思いますが、大型連休の戸隠の混雑を想像すると、どうしても足が向きません。

6時過ぎから2時間ほど歩きました。昨日に比べて雲が多くて、気温12℃の割には肌寒く感じました。

メンバー的には昨日とほぼ同じです。サンショウクイが同じ場所に何度も現れるので、双眼鏡で見てみると巣作りをしている様子でした。距離はかなりあったので、スコープにカメラユニットをつけて連写してみました。巣の強度には直接関係なさそうな、巣の裏にあたる枝の部分をしきりに気にしていた(下の写真の右上)のは、どういうことなのか、ちょっと不思議に感じました。

サンショウクイを見る少し前、アナグマと鉢合わせしました。距離は10mくらい、かなり近かったです。気づいたのはこちらもあちらもほぼ同時でした。一瞬間があったように思います。望遠レンズをつけた一眼レフはバッグの中だったので、写真は撮れませんでした。その分、もっふもふの毛皮を揺らして逃げていくアナグマの姿をばっちり見ることができました。

昨日とは別の場所に、短いショウジョウバカマを見つけました。来週はもっと花が増えているでしょうか。木の芽もまだ固いものが多かったので、次来た時と比較してみようと思い、芽の写真をたくさん撮ってみました。

2017年5月はじめ記

この日は午後も外に出かけて、その時の記事はこちらです。

5/4は道ばたの森で9年ぶり

4/30から4日後の道ばたの森です。カラマツの芽吹きが始まっていました。

カラマツ

この日はノジコをたくさん見ました。その他、クロツグミやキビタキ、コサメビタキ、サンショウクイ、ツツドリなど、夏鳥たっぷり。あとコガラが透明な声で囀っていて、本当に雰囲気のいい森でした。コガラの声は大好きです。

キビタキ

その他、アオジ、ホオジロ、エナガ、シジュウカラ、ヒガラ、ヤマガラ、ゴジュウカラ、メジロ、ウグイス、イカル、ニュウナイスズメ、ヒヨドリ、アカゲラ、アオゲラ、コゲラなど。エナガは尾曲がりでした。

ショウジョウバカマ

ニリンソウはごく一部が咲き始め。でも、つぼみさえつけていない株がほとんどでした。昨年の5/5がこんな感じですから、かなり遅れています。ショウジョウバカマもようやく見つけましたが、写真に取ったこの1ヶ所だけ。昨年の4月下旬は短いながらももっとわーっと出ていましたから、これもかなり遅いです。

アズマイチゲ

アズマイチゲが出ていていました。好きな花なので嬉しいです。

ナニワズ

前回に続いて、リュウキンカとナニワズの黄色コンビ(上写真)。
コシアブラは前回と変化なし。バイケイソウの芽生えがかわいい林床(下写真)。

バイケイソウ

9時前、そろそろ帰ろうと車に戻ると、tenra77さんに会えました。長野の奥様の実家に帰省中ということで、この森に行くことをtwitterで伝えておいたのです。お互い時間の制約があるので特に約束をしてはなかったので、うれしいサプライズになりました。

twitterでフォローしている方は現在400人弱、でも顔見知りは数人しかいません。そのうちのお一人です。初めて会ったのは2008年の5月の戸隠でした。9年ぶり2度目です。
4月末に息子と9年ぶりに山を歩いたのですが、息子はこの時戸隠でtenra77さんに会っているのです。9年ぶりのできごとが偶然2つも続きました。

10時前には戻らなくてはならなかったので、わずかな時間しか話せませんでしたが、楽しいひと時になりました。

2017年5月はじめ記

いつまで見られる?リンゴの花

リンゴ

5/3の昼すぎは畦道散歩。なんといってもリンゴが素晴らしい。霜による花の痛みは少し見られましたが、大したことはなさそうです。

リンゴの木は伐採されてかなり減っています。後継者不足なんだと思います。荒れ地になっている場所も多く、自分が子どもだった時と比べれば畑の面積は激減です。この風景は、いつまでも見られるものではなさそうです。

リンゴ

新緑の季節がやってきています。最後まで咲いていた近所のサクラは、最終盤を向かえていました。今年は遅くまでサクラを楽しめました。

新緑

畦道の花々。帰化植物がメインです。その中で、ヒメじゃないオドリコソウは見つけるとちょっと嬉しい花です。一番右下の花がどうもわからないです。たくさん生えている花なのですが。

オドリコソウ

帰化植物と言えば、ナガミヒナゲシも咲いていました。この散歩道に限っていうと減少傾向です。この日はここを含めて2ヶ所でしか咲いていませんでした。ものすごい繁殖力が脅威と言われている花ですが、そうでもないのかもしれません。

ナガミヒナゲシ

鳥ではついにツグミを確認できませんでした。当地の終認は4/23ということになりました。タンポポの綿毛を盛んについばんでいたカワラヒワなど。

カワラヒワ

2017年5月はじめ記

5/3は姉と灯台もと暗しの森

今年の2月、姉夫婦から双眼鏡購入の相談を受けました。なんと鳥見に興味が出てきたというのです。ニコンとコーワの8倍機あたりを推薦しておきました。

その後ヨドバシカメラに行ったら、店員にケ◯コーを勧められたと憤慨していました。ケ◯コーも、ルビーコートとか100倍ズームとかじゃなければそんなに悪くはないのだと想像しますが、結局モナークを買ったということで、それが正解だと思います。

その姉夫婦が、この5月の大型連休に帰省をしてきました。ところがそのモナークを持ってきていないというのです。5月初旬の長野なんて最高の鳥見環境なのに。

仕方がないので、現役引退となっているニコンの8☓30を姉に貸して、灯台もと暗しの森に行ってみました。5月3日、6時半過ぎ、晴れ、7℃のコンディション。
ヤマザクラ系はそろそろ終わり。新緑が美しくなってきて、でもそのせいで見通しの良い状態はそろそろこれでおしまいという感じでした。

サンショウクイ

前回はキビタキがたっぷりいたので、その再現を狙っていたのですが、この日はキビタキの声そのものがかなり少なく(メスはいました)、またエゾムシクイも抜けてしまったようでした。かわりにとても多かったのがコサメビタキ。個人的なハイライトは、見上げることなく見られたサンショウクイ(上の写真)でした。

冬鳥はシメとアトリが未だ残留。その他、シジュウカラ、ヤマガラ、エナガ、アオジ、ホオジロ、オオルリ、ウグイス、センダイムシクイ、ヤブサメ、イカル、カワラヒワ、スズメ、モズ、ヒヨドリ、、コゲラ、アオゲラ、ハシボソガラス。

あと、この森に通いはじめてずいぶん経ちますが、イカリソウとショウジョウバカマを初めて見つけました。何回歩いても発見はあるものです。

2017年5月はじめ記

この日は午後も外に出かけて、その時の記事はこちらです。

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