過去の野外手帳
-2015年1月
ウソもぐもぐ
里山山麓徘徊。登り口の神社で、ウソがサクラの芽を食べていました。雪上には食べこぼしが。色も声もほんわかしているのですが、動作的にもせかせかしたところのない鳥で、見ていて本当に気持ちが柔らかくなります。いつまでも見上げていたいウソの食事です。
夕方だったせいもあるけれど、ほかにはジョウビタキとシロハラを見た程度。雪がまたひどくなってきたので早めに撤収しました。
2015年2月おわり記
1月末の灯台もと暗しの森
昨日は南岸低気圧のべちゃべちゃの雪。朝方は青空でしたが、午後になってからは冬型の軽い雪が降り始めました。
ちょっとだけ立ち寄った灯台もと暗しの森には、ウソの声が響いていました。小群を見つけましたが、遠くて遠くて写真は撮れず。本当は仕事しなくちゃいけなかったのですが、現実逃避で鳥見に来てしまいました。
2015年2月なかごろ記
夕方のウソ
灯台もと暗しの森のウソのシーズン到来です。この日は1羽だけでしたが、たっぷり見ることができました。年末から声は聞いていたのですが、見たのは今季初です。
帰り道はバードトラッキング三昧。正確な種類はわかりませんが、あれこれ推測するのが楽しい畦道です。
2015年2月なかごろ記
いつもの道
雪の畦道散歩。今季はカワガラスに会えないこの水路ですけど、代わりにオナガガモ。ここでは初めてではないでしょうか。白く輝く飯綱山をバックにしたスズメがいい感じでした。
実のない柿の木にシメ。足跡はおそらくツグミ。どこからかベニマシコの声が聞こえてきましたが、姿を見つけることはできませんでした。
オナガの小群に会いました。根子岳がまぶしい畦道です。この散歩道で一番好きなポイントです。青バケツがアクセント。
ジョウビタキとハクセキレイを見て、この日の散歩はおしまい。
2015年2月なかごろ記
今季初スキー
新雪が積もって快適なゲレンデ。でも、ここはリフトに乗っているときに音楽が聞こえるんですよね。個人的には全く不要です。
2015年2月はじめ記
雪がやんだので
午後になって雪がやんだので、デジスコ担いで里山歩きしました。
この山はずいぶんと久しぶりです。ミヤマホオジロが少ないシーズンでも、ここでは見られることが多かったので期待していたのですが、鳥見的には大変低調でデジスコは重たいだけでした。でも、降雪直後の美しい森歩きができたのでまあまあです。
ここもアカマツが多い山ですが、前述の山と違って健在でした。原因が、雪の降り方の地域差だったらいいのですが、アカマツ自体の樹勢が弱っているかどうかの違いだとしたら嫌な感じです。それを確かめる術を、私は知らないのですが。
2015年2月はじめ記
林道スノーシュー
ほんとは戸隠辺りでずぼずぼ歩きたいスノーシューなんですが、とりあえず車で数分の近場で。林道からアプローチ。
鳥的には、すんごく青いルリビタキを見たくらいでそんなにいい思いはしなかったんですが、アニマルトラッキング的には面白かったです。下の写真の左の正体は一体なんでしょうね。尻尾の跡も見えるんですが。
イノシシがここでも大活躍でありました。イノシシは時々市街地に出没して、大騒ぎのネタになってしまいます。死亡事故も起こっているので、やっぱり怖いんですが、山で会うことはほとんどなく(過去一回だけ)、やっぱりあのパニックになっている状況が彼らにとっても人にとっても不幸な結果になるんだと思います。
なんてこと考えているうちに降雪が激しくなってきたので、山頂はあきらめて戻ることにしました。
ちなみにここでもアカマツの倒木が目立ちました。なんか嫌な感じです。
2015年1月おわり記
アカマツ倒木
前回の里山に再び。今回はスコープを担いで山道を登ってみました。鳥見の結果的にはあまり成果がありませんでした。種類は少なかったし個体数も少なく、スコープで鳥を見ることもほとんどありませんでした。またしても夕方だったのがよくなかったんでしょうけど。
それより気になったのはアカマツの倒木の多さです。登山道は倒木で寸断されていました。スコープの三脚をたたんで、すりぬけるように歩くしかありませんでした。頂上まで行く元気がなくなりました。周囲の斜面を見てもアカマツがばたばたと倒れていました。
着雪と強風とが原因なのだと思いますが、でもこれまでもこの程度の雪は降ったことがあるはずで、何か別の要因が絡んでいるのではないかと、ちょっと心配になるほどの倒れっぷりでした。
2015年1月おわり記
夕方鳥見
2015年の2回目の鳥見は、前回とは別の里山山麓にしました。自宅から車で10分ほど。
ここはなかなかのポテンシャルがある場所で、ハギマシコやオオマシコ、イスカやヤマドリ、レンジャクなどをこれまでに見ています。
でもこの日は常連のみでした。最近の鳥見は、午後からとか夕方からになってしまうのもいけないんでしょうけど。
ベニマシコがいた斜面には、この時間になるともう日が当たりません。反対側の空には、月が浮かんでいました。
2015年1月はじめ記
ルリビミヤマホジョウビタキ
2015年のまともな最初の鳥見は、家から車で5分の某里山山麓にしました。広く平坦でデジスコを担いで歩くのに適した場所です。灯台もと暗しの森だと斜面での三脚の取り回しがちょっと厄介なのです。気温0.2℃、晴れ。
歩き始めてすぐ、ルリビタキが登場。幸先がいいです。
続いてミヤマホオジロ。冬季は灯台もと暗しの森より鳥が多いかもしれません。
ジョウビタキのオス同士が争っている場面を見ました。交互に地面から飛び上がって、いつか「ダーウィンが来た」で見たマイコドリのダンスのような動きを見せていました。
そのほか、カシラダカ、ヒヨドリ、アオゲラ、コゲラ、ヤマガラ、シジュウカラなど。雪のせいか、コガラが出たのはちょっとここでは珍しかったです。アカマツが多いので、いつかはイスカなんかでないかな…なんて思っているのですが、そううまくはいきません。
来た道を戻ると再びミヤマホオジロの群れに出会いました。彼らの様子がさっと変わり、警戒モードに入ったのがわかりました。辺りを見ると、近くの枝にモズが来たのでした。スコープで見てみると枝越しに精悍な表情がよく見えました。
地味な農道・林道歩きで、珍しい鳥が出るわけではないのですが、ルリビタキやミヤマホオジロ、ジョウビタキなど好きな鳥が見られて満足の半日でした。
2015年1月おわり記
今年も森歩きから
年賀状は来たら返事を書くという減量作戦を採っていたために、元日から40枚の返信を書くことになりました。それを出しに行くついでに灯台もと暗しの森に寄ってみました。雪が激しく、鳥の声もほとんどしなかったため10分ほどで切り上げましたが、新年早々いい空気を吸うことができました。
いつもはこういう風景(環境写真)はスマホなのですが、一眼レフで撮るとやっぱりちょっといいです。カメラはもう8年も前のもので古いんですが、まだまだ使えます。
2015年1月はじめ記