過去の野外手帳

〜2014年7月

マイマイガ・オス・オン・ザ・ウィンドウ

今夏の大発生で、すっかり嫌われ者になってしまったマイマイガ。この名前は多くの人が知るところとなりました。

なんだか、無名だったバンドをずっと応援していて、そのバンドがブレークして有名になってしまったときの寂しさみたいなものを感じたりします。別にマイマイガを応援していたわけではないのですが、あのニョッキみたいな幼虫はちょっと好きでした。

マイマイガ

マイマイガの名前の由来はひらひらと飛ぶ様子から来ているみたいなので、もしもう少し鮮やかな色彩を持っていたら人気者になったかもしれません。そろそろ成虫の発生のピークは過ぎたようで、姿を見かけることが減ってきました。

2014年7月おわり記

教えてもらうことばかりで楽しい

車のドアを開けるとクロツグミの声が響き渡っていました。自分の気持ちがみるみる回復したのがわかりました。アオジのさえずりも嬉しく、いそいそと車を降りて、マクロレンズを手に森の散歩です。

ヤマオダマキなど

トンボはアオイトトンボのメス(オオアオイトトンボかもしれません)。ツイッターで教えてもらいました。実物はメタリックな輝きが素晴らしかったです。その金属光沢を図鑑からうまく見て取ることができなかったのですが、正体がわかるとさらにその個体の美しさが際立つ感じがしました。

アオイトトンボ

下の花の名前が全くわかりませんでした。ユリの仲間?ランの仲間?と素人観点で見当をつけてみたのですが、図鑑でもwebでもさっぱり行き当たらずでした。FBにアップしたら、ショウジョウバカマの花が落ちたあとの姿ではないかとのご指摘。目からウロコ、まさにそれでした。これはこれで色が渋くて気品のある花だ!なんて思っていたので、節穴もいいところです。言われてみれば、葉も茎もショウジョウバカマそのものでした。でも何とも言えない快感。名前がわかるって楽しいです。

ショウジョウバカマ

蝶はスジグロシロチョウが多く、期待していたヒョウモン系はわずか。あとはぼろぼろのアサギマダラに、写真には撮れませんでしたがクロヒカゲなど。

ヒョウモンチョウなど

上の画像左下は、かなりトリミングしていますが、ヒョウモンチョウのようです。数を減らしている蝶ということなので、幸運な出会いでした。いつまでもこの地に舞っていてほしい蝶です。。右下はメスグロヒョウモンのオスでいいと思います。なかなか敏感で近寄れず、100mmクラスのマクロがほしくなりました。

その他のムシムシ。赤い甲虫はアカクビナガハムシみたいです。キイロクビナガハムシとの見分けは点刻の強さだとか(アカの方が弱い)。いずれにしても初めて見ました。これもあまり多い虫ではないみたいで、今回はラッキーです。

アカクビナガハムシなど

その下はウンモンテントウ、そしてフタスジモンカゲロウ。蛾はヒメシャクの仲間らしいのですが、そこまでしかたどり着けませんでした。

身近な自然でも知らないことだらけ。初めて見るものばかり。一つ一つ正体を突き止めていくのは本当に楽しいことです。自力だけでは果たせなかった同定が、ネットの力を得て可能になるのは幸せな時代だと思います。

2014年7月なかごろ記

スーパームーン

気温は高いものの湿度は案外低くて、ビールに最適な夜。スーパームーンだ!とTLが賑やかなので、自分もベランダに出て撮ってみました。

7月12日スーパームーン

2014年7月なかごろ記

虫見の森

7月初旬に灯台もと暗しの森を歩きました。カがわんさかと襲ってくることが予想されたので、虫除けをたっぷりぬって突入です。でもカの攻撃は大したことはありませんでした。

鳥はキビタキなど。さえずりを2箇所で確認したので、この森ではふたつがい以上が繁殖していることになりそうです。

この日の目当ては虫の撮影。なのでカメラもマクロ付きです。一番印象的だったのはマダラアシゾウムシ。図鑑では普通種ということですが、意識して見たのは初めてで、その名の通り、複雑な脚の模様が美しいゾウムシでした。触ったらころっとひっくり返ってしまい、そこからなかなか復活しないので、そのまま置いてきました。

マダラアシゾウムシ

森の中はマイマイガでいっぱい。成虫も幼虫も多かったです。数年に一度の大発生ということで、昨年の卵塊の多さがこういうことにつながっているのかだったのか…と改めて感じます。

マイマイガ

幼虫は、正面から見るとなかなか憎めない顔というか頭部の模様なんですが、あっちでもこっちでもこれだけいると影響が心配です。ただ、寄生バチにやられた幼虫もかなりたくさん見ました。て、こうやって発生数が抑えられていくのだなと思いました。

マイマイガ

花は少なくてホタルブクロくらい。画像中央上からヤマトシリアゲ、キベリハイヒゲナガキバガ(web図鑑で調べました)、クサギカメムシ。画像右上から、キマワリ、ギンメッキゴミグモかクマダギンナガゴミグモかギンナガゴミグモのいずれか(クモの図鑑は持っていなくて、webでもなかなか見分けのポイントはわかりにくかったです)、ヒトリガの幼虫(これはイモムシハンドブックで同定)。

キベリハイヒゲナガキバガなど

森からの帰り道、田んぼでチョウゲンボウを見ました。

2014年7月なかごろ記

畦道の生き物探し

葉陰に潜むアマガエル。シオヤアブ、ベニシジミ、モンキチョウ。

シオヤアブなど

ナガメの幼虫、ナガコガネグモ、シオカラトンボ。

田圃の中のオタマジャクシの密度はすごいです。何気なく撮ったこの範囲内だけで30匹以上写っていました。田圃一枚だと何匹になるんでしょう。

オタマ

2014年7月はじめ記

ホタルの続き

庭に飛んできたホタルの発生源はおそらくこの水路。文化祭帰りの息子が教えてくれて、早速見にいきました。風があって飛んでいなかったので、写真は厳しいかな…と思ったのですが、30秒の露出で辛うじてホタルの光が写りました。

ホタル

また風のない夜に見にいこうと思います。

2014年7月はじめ記

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