過去の野外手帳

〜2010年9月

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半日鷹見

9月下旬、タカの渡りを見に行きました。自分では識別が怪しすぎるので、日本野鳥の会長野支部の調査ポイントにお邪魔しました。知っている方はいなかったのですが、いろいろ教えていただいて助かりました。

タカ渡りの空

小さな椅子に座って、お昼まで空を眺めて過ごしました。朝からのトータルは、サシバ175、ハチクマ103、ノスリ2、ハイタカ3、ツミ7、オオタカ2などだそうですが、私が見たのはその一部です。

輪を描いて上昇したタカが高い空をすーっと南に流れていく様子は、実に壮大なスケール感があります。本当に素晴らしい光景です。

2010年10月おわり記

思い出の秋の山

9月下旬の山は、タカ見と山との両立を目論みました。

以前よたろうさんタカ渡りの調査をされていた山。翌年には今中2の息子と一緒に登ってタカを見た山です。当時はまだ小2だったのだな…。

入山地点

通常コースでは少々物足りないので、北面からの道を行きます。ただ、歩き始めてしばらくは、ここでいいの?という感じの草の道。

何カ所かある鎖場を通過し、大展望の山頂へたどりつきました。北アルプスは一部雲がかかっていましたが、長野側の山はほぼ全部見えるという素晴らしさでした。

山頂展望

別ルートから登ってこられたご夫婦と山座同定の話などしながら、お湯を沸かし空を眺めていましたが、タカは飛びませんでした。その代わり、アマツバメとハリオアマツバメを何度か目撃することができました。彼らもまた渡っていく途中。
タカ的には寂しかったですが、好きなアマツバメ系を見ることができたし、これだけの眺めを楽しむことができたのですから、まあよしとしましょう。

よたろうさんのwebが休止して2年半、部活に夢中な息子と山に登るってことも当面はなさそうです。1人空を眺めながら、年月の流れを思ったのでした。

カラカサダケ仰ぎ見る稜線

登るときには気づかなかったカラカサタケを見つけました。食べられるらしいけど、テングダケの仲間なので、もし違っていたら問題です。カラカサタケだとは思いましたが、見たのは初めてだったのでやめておきました。自信がなければやめておくのが鉄則ですよね。

林道を車で下っていくと、この日歩いた稜線の一部が見えました。林道ではやたらにキジバトが飛び立ちます。路面で何か餌をとっていたのでしょうか。久しぶりにヤマドリも見ました。

2010年10月おわり記

キノコ図鑑

9月下旬、いつもの近所の雑木林歩き再開。灯台もと暗しの森です。

この森に向かう道すがら、信号待ちの車の中からこの森の方向へ飛ぶ、がっしりした胴体のオオタカを見かけたものですから、森の中での出会いにも期待したのですが、見かけたのはヒヨドリとヒガラ、コゲラくらいで、至って静かなものでした。

灯台もと暗しの森

キノコがぼこぼこ生えていたのですが、名前は分からず。そろそろキノコの名前がちゃんと分かるようになりたいなと思って、山渓のフィールドブックスの「きのこ」を買いました。

コンパクトなサイズなのに掲載種は1155種とすごい図鑑なのですが、実物を前にして該当ページにたどり着くのが至難の業。識別ポイントを詳しく解説してくれているわけでもないので(本の大きさと掲載種の多さからして仕方ないのですが)、結局分からずじまいというか調べずじまい…。

キノコキノコ

まだ蚊がうるさいので、快適に歩けるようになるのはもう少し寒くなってからのようです。

2010年10月なかごろ記

アケボノソウ点々

9月下旬。代休の日、トチノキが色づき始めた森を歩きました。
サラシナショウマとトリカブトが鮮やかな森は、ぐっと冷え込んで、要手袋でした。昼でも気温は11℃。

アケボノソウがところどころに咲いていました。とても小さな花ですが、デザイン?が何とも言えず個性的で、おもわず足を止めて見入ってしまいます。

この模様を夜明けの月と星に見立てての命名だというのも、なんともロマンチックでいい感じ。
命名と言えば、ヘクソカズラとか、なんとかならないですかね。

トチノキなど

鳥はゴジュウカラが多かったです。草が生い茂っている湿地帯ではアオジの声がしきりにしていました。あと、ウグイスも多かったかな(記憶がもう曖昧…)。

大型ツグミ類が樹冠を飛び交っていますが、葉っぱがじゃまでなかなか姿を双眼鏡でとらえることができません。
ようやくとまっているところを見ることができた個体はクロツグミのメスでしたが、他にももっといたかもしれません。

帰り際に、エゾビタキとサメビタキの小群に出会いました。せわしなくフライイングキャッチを繰り返していました。
たくさん食べて体力つけるんだよと、旅鳥のこれからの無事を願いつつ、山を下りました。

ムギマキにはまだはやいと思っていましたが、案の定不発。この時期にマミジロキビタキの記録もあるのですが、もちろんそんな珍しい鳥にも会えず。

でも静かな森を歩くことができて、とても充実した一日でした。

2010年10月なかごろ記

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