野外手帳
楽しきは野山徘徊。
鏡池まで行ってきた
2025年3月29日記
「今季2度目のミズナラ大王」のつづきです。
この日は午後3時半までに帰宅する必要がありましたが、早お昼を済ませてまだ11時半。時間には少し余裕があったので、鏡池まで足を延ばすことにしました。
まだクリークはしっかり雪に埋まっています。例年この時季だと流れが見えるので、やっぱり今季は雪がかなり多いようです。
随神門経由。
杉並木もも写真に撮らなくては。
参道を横切り、再び雪原に入ります。
勝手に片流れの杉と名付けている木。この木はミズナラ大王と同じくらい気に入っています。すてきすぎです。
左下にカップラーメンを食べているハイカーがいますので、この木の大きさがわかる写真になりました。
モミの木。種類まではわかりません。神々しくてすてきです。
このあたりに何本かあるブナ。
ブナもすてきな木です。
看板が埋まるくらいの積雪です。
天命稲荷の鳥居はくぐることができない状態でした。
ここから少し歩けば鏡池です。
というわけで鏡池に到着です。
青空に岩峰が美しい眺めでした。ここも誰もいなくて一人きりで、贅沢すぎでした。
さて帰ります。鏡池に通じる車道は冬季閉鎖中です。。
そこから斜面を降りて、ハンノキの森の中を歩いて車に戻ります。開放的なですばらしい風景です。
ねばねばトチノキ。
東屋が見えてきて、駐車場までもう少しです。
今季2度目のミズナラ大王
2025年3月29日記
今季2回目の戸隠スノーハイクの記録です。
暖かい日で、アウターいらず。雪はたっぷり。すぐ近くの戸隠スキー場の積雪は240cmでした。もちろん雪はふかふかというわけにはいきませんでした。べったり重たい雪。
でもまだ木の上には雪がどっさり残っていました。今シーズンはとても雪が多かったのでしょう。温暖化によって気候が極端になりつつあることの一つの現われなのだろうと思いました。
戸隠スノーハイクのためだけに持っている超広角ズームで、写真を撮りながら歩きます。こういう重い雪のときはスキーのほうが快適なのですが、写真を撮るという点ではスノーシューが圧倒的に向いています。
この日はその超広角と望遠ズームを持ってきたため、鳥を撮るための望遠レンズは置いてきたわけですが、そういう日に限って鳥が近かったりします。
これは望遠ズームでなんとか撮ったコガラ。囀っていました。キバシリの囀りも聞くことができました。ほかにはヒガラ、ゴジュウカラ、エナガ、コゲラ、ミソサザイ、ヒヨドリを観察しました。
勝手にイボイボの木と名付けている木。
そして勝手に剛腕の木と名付けている木。
そしてミズナラ大王です。この木も雪をまだ残していました。
いやあ素敵すぎです。
木の周りをぐるりと1周しながら写真を撮ります。
この日は他にも雪原に入っているグループがありましたが、このときは他に誰もいなくて、とても贅沢な時間をここで過ごすことができました。
ここで買ってきたパンをかじっての早お昼にしました。
ジョウビタキのぐぜり
2025年3月26日記
2025年3月26日記
東山のアーベントロートを見るために、夕方に家を出ました。
思ったよりも色づきは弱かったものの、とてもよい眺めでした。
ぐるっと大回りをして帰ります。
ハシボソガラスがいつも南へ向かって飛んでいく時刻なのですが、逆方向に飛んでいたり、住宅街にとどまったりしている個体をたくさん見ました。駅前の塒にはいかないようです。
これは繁殖期が近いからなのか、駅前塒に何かあったのか、どちらなのでしょう。
もうかなり暗くなった住宅地を家に向かって歩いていくと、ジョウビタキの地鳴きが聞こえてきました。こんなに暗くなっても鳴くんだねと思ったすぐその後、聞き慣れない美声が。ジョウビタキのぐぜりだったのかもしれないと思って、家に帰って調べてみると、やはりそのようでした。
いいものを聞いてしまいました。
春は有限
2025年3月26日記
セツブンソウ自生地の近くにあるカタクリの自生地にも寄ってみました。
まだ葉っぱだけ。
今年は春先になって雪が降ったせいで遅れているようです。ここはとてもよい場所なのですが、カタクリはもっと近いところに自生地があるので、この春はそっちで楽しむことにしました。
それにしてもあと何回こうしたスプリング・エフェメラルを見ることができるのか、その回数が有限であることを最近は考えてしまうのです。
3月下旬のセツブンソウ
2025年3月24日記
3月下旬、セツブンソウを自生地に見に行きました。例年よりちょっと遅め。
でも現地は先日の雪がまだ残っていて、セツブンソウは雪の下でした。
雪がない場所でわずかな株だけが顔を出していて、花を咲かせていました。おそらく雪が解ければ一面の花が見られることでしょう。3,4日後がベストかもしれませんが、休みが合わないです。
今年も花を見ることができたことだけでよしとしましょう。
雪とセットのセツブンソウもなかなかよいものでした。
セツブンソウの花の構造はちょっと独特で、白い花弁のように見えるのは萼というのはキンポウゲ科あるあるにしても、青い雌蕊のように見えるのは雄蕊で、黄色い雄蕊のようにみえるのは花弁が変化した蜜腺というのも面白いです。
また来年来ます。
セツブンソウはその名の通り節分の頃に咲く花なのでしょうが、長野では1ヶ月半くらい遅れての開花でした。
幻日と月暈
2025年3月23日記
かすかに幻日が見えたのでご報告。ハロや彩雲に比べるとやや珍しいです。
こちらは月のハロ。月暈です。画像処理をきつめにかけているのでグラデーションが飛んでます。これはあんまり見た記憶がありません。
3月2度目の畦道
2025年3月22日記
3月2回目の畦道です。
一回りしたのですが、あんまり鳥がいなくてムクドリくらいかなあという感じでした。というわけでもう1周。
2周目では、たぶん梅の木にたくさんいて騒いているスズメを遠くに見つけました。
近くに行ってもあまり警戒する様子がなく。
そしてツグミです。1周目ではあまり見かけませんでしたが、2周目はあちこちで確認しました。何度も書いていますが、今冬のツグミ不足は解消されています。こちらのツグミは雪山バック。
こちらのツグミはリンゴ畑の支柱と人家がバック。
これは用水路沿いのツグミです。
地上ツグミも豊富。と思ったらこれはホオジロでした。
最後に用水に潜んでいたダイサギを見てこの日の畦道探鳥はおしまいです。
キタテハ登場
2025年3月16日記
ここから3月の記録です。場所は変わらず畦道ばかり。暖かい日で歩き始めたときは16℃まで上がっていました。
気温が上がって出てきたキタテハ。よくこの冬を乗り切りました。蝶が出てくると春という感じがします。さすが3月。
オオイヌノフグリ。
ホトケノザ。
ロゼットから花を咲かせていたナズナ。
これから展開していくトウダイグサ。
チュンチュクスズメの群れは前回と変わらず。
ヒヨドリ。
ムクドリ。
それにしてもあのツグミの少なさは何だったのでしょうというくらい、数は平常に戻っていました。
ノスリとそれをモビングするハシボソガラス。
その他、ぐせるモズ、キロコロと華やかに鳴いていたカワラヒワ、ベニマシコを見ました。写真はないのですが、久しぶりにキジを見ました。昨冬よく見かけた、片目の瞬膜が開かないオスキジに今冬は1度も行き会えていません。今回見た個体はそのオスだったかどうかはわかりませんが、また会えるといいなと思っています。
彩雲とチョウゲンボウ
2025年3月16日記
2月下旬の畦道の記録です。
彩雲が出ていました。
その写真を撮っているとチョウゲンボウが飛んでいることに気づきました。彩雲をバックにした写真を撮るチャンスもあったのですが、逃してしまいました。彩雲から少しずれたところでホバリングするチョウゲンボウです。
日陰にまだ残る雪の上にはおそらくツグミの足跡。
この冬はツグミが少なかったわけですが、後半に入ってぐっとツグミを観察する機会が増えました。もうほとんどは地上ツグミです。
スズメは大きな群れ(とはいっても数十羽程度ですが)を作って、盛んに鳴き交わしていました。
私の接近に警戒して枝に上がったカワラヒワ。それまでは休耕地で草の種を食べていました。
地上採食中のキジバト。
雑木林エリアではハシボソガラス。
そのすぐ近くでジョウビタキ。
白い山を背景にしたホオジロ。
用水脇の低木にアオジ。
その用水にはカルガモがいて、前回に続き飛ばしてしまいました。
その他、カシラダカ、ミソサザイ、ウグイス、オナガ、ムクドリ、セグロセキレイ、ベニマシコを観察しました。ミソサザイはこの畦道では初めてだったかもしれません。
穂に飛びつくカワラヒワ
2025年3月8日記
「ホオジロとカシラダカの採食」の続きです。
ホオジロの足跡も尊かったのですが、このカワラヒワが草の穂に飛びついている様子も同等レベルの尊さでした。
このカワラヒワの群れにはベニマシコも混じっていました。
というか、同じ場所で菜食していたというかです。これは私を警戒して枝に上がったところ。
これを書いているのはすでに3月も半ばに差し掛かろうかという時期ですので、そろそろこの愛らしい鳥ともお別れです。
近くにはシロハラ。
こちらもにもシロハラ。
前回の記事中でも紹介した、ツグミ、ホオジロ、カシラダカ、そして上のカワラヒワ、スズメ、ベニマシコ、シロハラ以外では、ムクドリ、ジョウビタキ、シジュウカラ、コゲラ、アオジ、オナガ、ハシボソガラス、ノスリなどを観察しました。下に、スズメとオナガ、そして水路から飛ばしてしまったカルガモの写真を貼っておきます。
夕日を受けるスズメ。
近寄らせてくれないオナガ。
飛んでいくカルガモ。
ホオジロとカシラダカの採食
2025年3月8日記
2月中旬の畦道探鳥の記録です。最近めっきり遠出しなくなりました。遠出といっても私のレベルは車で1時間以上が遠出なので、少し頑張れば歩いていける範囲にしか行っていないと言ってもいいです。なので内容も見られる鳥もそれほど変わりません。
この畦道やいつもの近所の森でも過去には意外性のある出会いがあったのですが、最近はそういう幸運とも縁遠いです。強いて言えば、この冬のトラツグミの多さくらい。
雪はこの程度まで減りました。
一時はこれは異常じゃないかと思ったくらいのツグミの少なさは解消しつつあります。
これはホオジロと並んだ図。
そのホオジロは雪上に飛び出した草の穂の種を探しているようでした。
おそらくこれはホオジロの足跡。雪上の鳥の足跡はとても尊いもののように感じてしまうのは、なんででしょう。
少し離れたところではスズメに混じってカシラダカが地面で食べ物を探していました。
私はそっちに歩いていきたいので、必然的に飛ばしてしまいます。
でも遠くまでは飛んでいかず、この貴重な雪がとけて地面や草が顔を出しているところで懸命に食べ物を探し続けていました。
雪の中の鳥たち2
2025年3月3日記
雪の中の鳥たち1の続きです。
畦道探鳥コースの雑木林があるエリアまで来ました。
ここではシジュウカラ。
そしてエナガです。
もう少し行けば、このサイト内で「いつもの近所の森」と読んでいる場所があるのですが、距離は500m以上離れています。なので、このエナガの群れはここに居着いているのかなと想像しています。小さな雑木林ですけど、エナガが群れを維持していけるだけの食べ物があるということです。
すぐ近くの梢では、ノスリがあたりを見回していました。
用水沿いに戻ってきました。
ここではセグロセキレイもハクセキレイもキセキレイも見ることができます。
冬はキセキレイを見かけることが多いです。
カルガモもいました。
カワガラスやカワセミがいたこともありますが、最近は見ることができません。アオシギやヤマシギ、タシギの記録もあるのですが、こちらももうずいぶんご無沙汰です。毎回気にして探してはいます。
川沿いの木にカワラヒワ。アトリが混じっています。一番右側に1羽。
そしてハシボソガラスです。
雪の中の鳥たち1
2025年3月3日記
長野市としては結構な雪が降った日の翌々日。雪景色を期待しての畦道探鳥をしました。2月上旬の記録です。
人が歩いた跡はありましたが、その後の再びの降雪に覆われていました。
なんてことはないリンゴ畑の風景も雪で一変。幸は芸術家です。
道中にあるミツマタの蕾もまた美しく雪を乗せていました。
リンゴの木の枝に止まるヒヨドリ。
そしてツグミ。これはウメの枝かな。
草が頭だけ出している土手では、その草の種を食べていたであろうカシラダカを見つけました。
ホオジロもいました。
人家の近くにはあまりいない印象のホオジロですが、この日は雪のせいか住宅街でも見かけました。
藪の中で全身が見えなかったアオジ。
こちらは雌です。
雪が積もると地上で食べ物を探す鳥は大変ですが、懸命に生きるその姿はとても美しいです。
ヤマガラ囀る
2025年3月2日記
里山山麓徘徊記録です。
歩きはじめは全く鳥がいませんでした。コースの半分くらいを歩いて、やっとヤマガラを見つけました。囀っていました。今回の探鳥で一番印象的な光景でした。もう春が近いってことですね。
ここから鳥が出はじめ。シジュウカラが藪で活発でした。
アオゲラ(↑)、コゲラ、杉の梢でフライングキャッチのような動きを繰り返すメジロ、ツグミ、シロハラ、カシラダカなど続々と観察することができました。
前に来たときにはアトリがたくさんいましたが、声さえ聞こえず。この場所はずハギマシコやオオマシコ、ウソなどを記録しているところなので、毎回期待しうのですが、ここんとこはもうずっとふられっぱなしです。
これはツグミ。数は少なかったです。
シロハラ。わりと多く感じました。
リンゴ畑の脇のカシラダカ。
コガモがいました
2025年3月1日記
トモエがいる池とは別の池へ。
今冬、さっきの池にはいなくてこっちの池にはいたオカヨシガモ、この日はさっきの池にいてこっちの池にはいなくなっていました。何を言っているのか自分でもよくわからなくなっていますが、そういうことです。
いたのはコガモだけ。
いい風景ですよね。
トモエがいます
2025年3月1日記
さすが2月は逃げ足が早くてあっという間に終わってしまい、もう3月ですが記録はまだまだ2月のものです。それにしてもこの1月から2月は仕事でいろいろきついつらいことがありすぎて、メンタルをだいぶ削られました。
鳥を見に行ってそうした憂さを晴らしたいところでしたが、その元気もあまりでない感じでした。
トモエガモの健在を確認する簡単なお仕事。
この池には毎冬渡来していたオカヨシガモ。今冬は姿を見せないなと思っていましたが、この日初認できました(別の池では確認できていました)。
あたりを見回すダイサギ。
くるみ割りガラスとトラツグミ
2025年2月25日記
畦道探鳥の続きです。ツグミとハイタカに続いて、この日は用水沿いも見応えがありました。
まずはハシボソガラスです。歩いていくとハシボソガラスが割れたクルミをついばんでいました。
用水沿いには何本かのクルミの木が生えているので、実は現地調達だと思われます。この道はめったに車が通ることはないので、車に轢かせてクルミを割ったのではなさそうです。落として割ったのでしょう。車に轢かせるよりレベルが低いように思ってしまいますけど、アスファルトという素材をうまく利用しているのですから大したものだと思います。
いつまでも食べていたい感じでした。カラスにとってクルミはたまらなく美味しいのでしょうね。
そしてなんとここでもトラツグミです。今冬何回目でしょう。前にも書きましたが、これほどトラツグミをたくさん見る冬は初めてです。この用水で見るのも初めてでした。
ツグミは少なめ、トラツグミは多め(って言っていいほど多いわけではありませんが)、いつもの冬と比べて鳥たちの行動に違いがあることは確かです。
流れに土砂が堆積してできた草地で食べ物を探すカシラダカ。見事な保護色です。カシラダカのいる場所はこちら↓。
実際にはちょこちょこ動いているので画像よりも見つけるのは簡単ですが、自然の巧妙さを強く感じるシーンです。
上の2枚はそのカシラダカが枝に上がったところ。カシラダカは最初少なかったもののいつもの冬と同じくらい見られるようになりました。
近くにはアオジもいました。
用水沿いの藪の中にはキジバトが潜んでいました。
しばらく見ていると、用水に降りて水を飲み始めました。
いつまで見てるんだよ!という感じで、水を飲んだあとは近くの人家の庭木の向こうに姿を消してしまいました。
あと、この用水沿いでアカゲラを見ました。住宅地が近い場所なのでここでアカゲラを観察することは少ないのですが、今季はこれで数回目になります。
地上ツグミとハイタカ
2025年2月25日記
2月初旬の畦道探鳥2回目です。昼前に出発、気温は1℃。
ツグミが増えました。
そして地上ツグミを今季初めて観察しました。これまでどこに行っていたのでしょう。
ただ絶対数としてはやっぱりいつもの冬よりずっと少ないです。
トビが飛んでいました。
その姿を追っていると、ハイタカも飛んでいるのに気づきました。そこにモビングをしかけるハシボソガラス。ハイタカの反撃のほうが勝っているように見えました。
土手ではスズメが盛んに草の種を探していました。その土手にレンズを向けて撮ってみたのですが、家で画像を拡大してもスズメの姿はよくわかりません。
見つけられるだけ見つけて◯で囲ってみましたが、もっといるかもしれません。
近づくとさっと木の上に退避されてしまいました。この後私が通り過ぎると、また地面に戻って食事を始めていました。
その近くではモズ。このあたりではほかにベニマシコ、カワラヒワ、アオゲラ、ホオジロ、ヒヨドリ、ムクドリを確認しました。あと、写真には撮れませんでしたがキツネを目撃です。
急に増えたシロハラ
2025年2月24日記
2月初旬のいつもの近所の森。もう夕方で薄暗くなっていました。
この冬は冬鳥が少なくて、これは私だけの体感ではなくSNSでも皆さんそう書かれています。例年比で一番少ないと感じているのはツグミですが、シロハラも少ないと思っていました。
ところがこの日の森は、あっちでもこっちでもシロハラという感じでした。写真はブレボケですが、とりあえずシロハラの多さは記録できた感じです。
ということは、渡来数が少ないのではなく、見に行っている場所にはいないということなのかもしれません。この日はたまたま移動中の個体に会えたのではないかと。
キバシリとトラツグミ
2025年2月24日記
30分ほど山麓を歩きました。ここは毎冬ミヤマホオジロを記録している場所で、今冬も1月に観察しています。結果から書くと、今回はミヤマホには会えませんでした。この冬は1回だけの観察で終わってしまいそうです。
その代わりと言ってはなんですが、12月に声だけ聞いてどうしても姿を発見できなかったキバシリを見つけることができたので、とっても満足しました。
他にはシジュウカラ、ホオジロ、アオジ、ヒヨドリ、ウグイス、そしてトラツグミ。ツグミは少ないのですが、トラツグミをこんなに見ることができている冬は、ちょっと記憶にありません。
キセキレイがよかった
2025年2月24日記
ここから2月の記録です。2月初旬、昼過ぎから軽く1時間の畦道探鳥です。気温は7℃。オオイヌノフグリが開いていました。
ハシボソガラス。かわいい顔をしています。
じっと見ていたら、この後すぐ飛ばれてしまいました。
藪にはオナガ。わかりますでしょうか。オナガはなかなかまともに撮らせてくれない鳥です。
答えはこちら↑。
ムクドリ。
こちらは電線組。
川にはキセキレイがいたのでバシバシ撮ってしまいました。
何を食べているんでしょうね。
他にはツグミ、ヒヨドリ、キジバト、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、ベニマシコ、エナガ、ウグイスを観察し、計12種です。
ベランダから彩雲
2025年2月13日記
主たるSNSを旧twitterからMastodonのfedibirdに移行して2年余り。もうすっかりこちらにいることが日常になりました。最初は旧twitterで交流のあった方と疎遠になることに寂しさもありましたが、こちらでの顔なじみ(?)ができてからは旧twitterにあまり未練はないです。
今はXと名前を変えた旧twitterにログインするのは月1程度。向こうでしかつながっていない方もいるので、生存報告も兼ねてこのサイトの更新を告知するだけになりました。
というわけですっかりMastodon、それを含むFediverseが居場所です。
そのMastodonに彩雲の写真をアップロードしたとき、彩雲って見たことがないという反応がありました。彩雲はそれほど珍しくはない現象なのですが、確かに私もずっと見たことがありませんでした。気づかなかったのです。
初めて彩雲を見て感動したのはいつだったでしょうか。それから空をよく見るようになって、気をつけていれば彩雲って結構見られるんだなとわかった次第です。
この日、何気なくベランダに出ると彩雲が見えていることに気づきました。我が家は2階リビングなので、部屋の中からも空が見え、ベランダにも出やすいのです。見事!というほどではありませんでしたが、十分楽しめました。1月に入って3回目の彩雲でした。
寝室も2階なので、起きてカーテンを開ければすぐ空が見えます。朝は布団から出るのが辛いこの季節、ただ見事な朝焼けが見えていれば話は別です。カメラを手にベランダに出ることになります。下は上の彩雲が見えた翌朝の東の空、ベランダ写真です。
再びベニマシコ
2025年2月13日記
1月下旬の昼過ぎに近所を軽く歩きました。気温は6℃。
眠たげなキジバトを見つけました。
前回、ハイタカが狩りに失敗したところでは再びベニマシコ。オスもいました。ツグミやシメ、アトリは少ない今冬ですが、ベニマシコはいつも通りだと感じます。
全国的に減っているというスズメ、ここではあまりそういう印象はありません。
木立の中のモズ。
その他、カワラヒワ、ムクドリ、ヒヨドリ。ツグミは確認できませんでした。
月齢25
2025年2月12日記
この月齢を撮る機会はなかなかなく、ちょっと新鮮な気持ちでレンズを向けました。
夕暮れ時の野鳥観察
2025年2月12日記
某所で水鳥観察。
少し前にはオカヨシガモがいましたが、ほとんどコガモだけになっていました。カルガモも少し。
西の空が夕焼けできれいだったので写真を撮ると、鳥の群れが写っていました。一定方向に飛ぶのではなくて、このあたりをぐるぐる飛び回っている感じでした。ハシボソガラスっぽいです。塒入り前の飛翔だと思われます。
日が落ちた後、近くの住宅街にいたスズメです。
トモエガモ健在
2025年2月12日記
トモエガモの確認業務。写真にはオス4、メス2が写っています。メスはもう1羽いました。
キツネとルリビとトラツ
2025年2月12日記
夕暮れ近い里山山麓徘徊記録。
キツネがいました。最近ここでのキツネとの遭遇率が高いです。
声を頼りにようやく見つけたルリビタキ。
農耕地でトラツグミ。
今冬はトラツグミを見る機会が多いです。ここではこの冬3回目。寅年なんでしょうか(本当は巳年)。
ミヤマホオジロを見ることはできませんでした。
ハイタカ登場
2025年2月11日記
「冬に咲く花たち」の続きです。1月中旬の畦道。
焼け跡で食べ物を探すセグロセキレイ。
何を食べているんでしょうか。
リンゴ畑で食べ物を探すムクドリ。
落ちたリンゴの実はまだあまり利用されていない感じです。
藪の中でベニマシコを見つけました。
メスもいました。と、ベニマシコやその周辺にいたスズメを見ていたところ、鳥たちがざわっとして一斉に飛び立ちました。
そこへ飛び込んできたのはハイタカです。慌てていたのでぶれています。
狩りは失敗。ハイタカはすぐに飛び立ち、大空に消えていきました。
空にはレンズ雲っぽい雲が出ていて、その一部が彩雲になっていました。
川ではアオジを見つけました。
いつも川沿いの同じ場所で見かけます。
その奥ではヒヨドリ。
この日は文中や画像に出たもの以外では、カシラダカ、ホオジロ、シジュウカラ、ツグミ、モズ、オナガ、トビ、コガモを観察しました。
冬に咲く花たち
2025年2月11日記
1月中旬の畦道、お昼前。晴れ、気温4℃のコンディション。
葉は黄色いながらも花を咲かせるオオイヌノフグリ。
茎を伸ばさずに咲くセイヨウタンポポ。
茎を倒しながら花をつけるホトケノザ。
花ではありませんが、赤いスイバの葉はこの季節の美しいものの一つです。
鳥編はこちら。
戸隠スノーハイク 2
2025年2月1日記
ミズナラの巨木までの道のりはこちら。
さてなんといってもここではこのミズナラを見なければです。行く手にその姿がどーんと見えてきました。
迫力ある姿はいつ見てもかっこいいです。枝にたっぷりと雪を乗せた姿をタイミングよく見ることができて、とても嬉しく思いました。
近づいていろいろな角度から見上げると、さまざまな表情に出会えます。
毎回書くことですが、1本の樹とは思えない凄まじい空間の広がり方です。
結構人が入っていましたが、この日この時間帯は一人でこの場所を独占できてラッキーでした。
存分にこの樹を楽しむことができたので、戻ることにしました。
家を出るのが遅かったので、早くも日は傾きかけ、雪原には長い影ができるようになっていました。
森にできる青い影はスノーシューを始めた頃からの大好物で、ふたたびカメラを取り出す回数が増え、足が進まなくなりました。
やっぱり雪の野は最高に気持ちがいいです。
雪は降って積もれば生活に支障がでますし、除雪の手間も相当のものです。私は平地に住んでいるので、大雪になっても数十cmでしれたものですが、ここ戸隠ではメートル単位の雪なので、この地で暮らすことは簡単なことではありません。雪は厄介者です。
でもこれだけ美しい風景をもたらしてくれるのも雪なわけです。そして、昼前に思い立って家を出れば、こんな眺めに手軽にアクセスできるのは降雪地域に住む幸せの一つだと思います。
戸隠スノーハイク 1
2025年2月1日記
天気予報では晴れる見込みだったのでスノーハイクに行こうと思っていたのですが、朝から山は雪雲に覆われていて、雪の中を歩くのもな…と躊躇していました。
それでも雪の中を歩きたい欲を抑えきれず、少し山が見えるようになったこともあって出かけることにしました。
現地につくと雪は降っていませんでした。スノーシューをつけて曇り空の中を歩き始めます。そして幸運なことに、このあとすぐに晴れてきました。
やっぱり青空の下を歩くのは気持ちがいいです。
幸運なことに枝越しの彩雲を見ることができました。
雪はたっぷり。
この樹は横に大きく伸びた枝が特徴でした。勝手に「剛腕の樹」と名付けていたのですが、いつからか倒木が寄りかかるようになってしまいました。
樹上に雪が乗っている風景はやっぱりいいです。
迫力あります。
魅力的な造形があちこちにありすぎて、少し歩いては立ち止まり写真を撮ることになります。なかなか先に進みません。
戸隠山がすっきり見えるところまで来ました。
スノーシューをつけて雪原に入ってこそ見ることができる絶景です。
少し戻ってミズナラの巨木に会いに行きます。
つづきはこちら。
1月中旬の畦道
2025年1月27日記
午後2時から3時間ほど歩きました。気温は5℃。
荒れ地が広がる休耕地です。
ウメの枝に止まるスズメたち。
なかなか写真を撮らせてくれないオナガ。
枝と地面を行き来しながら食べ物を探していたシジュウカラ。
夕方の光を受けてより赤く見えたスイバの冬の紅葉。
それにしても相変わらず冬なのにツグミをほとんど見ることがありません。
ため池について
2025年1月26日記
このあたりでは最も大きなため池です。
ほぼマガモ。その他コガモ、ホシハジロ、オナガガモ、オオバン、カワウ(↓)、アオサギ、ダイサギ、ハシボソガラス、トビ。
よく行く里山の、山道脇にあるため池が最近廃止されました。堤体が切られて、貯水できないようになっていました。その近くにある比較的大きめのため池も近々廃止工事が始まるようです。
農地の宅地化で農業用水の需要がなくなって、ため池としての役割を終えているということもあるでしょうし、また豪雨によるため池の決壊事例もあることから必要な措置なのだろうと思います。
今回行ったこのため池は、規模が大きいことから決壊時にはかなり広い範囲が浸水することが、公開されているため池ハザードマップから見て取れます。
この池の脇に工事用の建物が建てられていました。もしかしたらこのため池も廃止されてしまうのかもしれません。堤体の強化工事かもしれませんが。 防災上必要ならばため池の廃止に反対するものではありませんが、私にとって身近な水鳥の観察場所が失われてしまうのは少し寂しいです。
この記事を書く前に、NHKの「さわやか自然百景」で山形県の庄内平野のハクチョウの越冬の様子を放送していました。コハクチョウやオオハクチョウなど、越冬水鳥はやはり農業用のため池で過ごしている様子が写っていました。米どころの庄内平野ではため池がどんどん廃止されていくということはないのでしょうけれど、水鳥たちがため池に大きく依存していることは確かでしょう。
ミヤマホ初認なる
2025年1月26日記
この里山は今季2回目。1回目の記録はこちら。
ここではなんといってもミヤマホオジロ狙いなのですが、前回は見つけることができませんでした。今季は冬鳥が少ないし、無理かなと思っていたのですが、最後に見ることができました。
究極の保護色です。この画像には3羽のミヤマホオジロが写っています。
答えはこちら(↓)
実際には動いているので、静止画のほうが難易度が高いですね。
警戒されて地面から枝に上がらせてしまいました。でも私もそっちに歩いていきたいので仕方がありません。
今季は諦めかけていたミヤマホオジロを見ることができてよかったです。
さて、今回特筆すべきはトラツグミです。これで1月に入って3回目。一度も見ることがない年もあるので、今年はかなり遭遇率が高いです。巳年のはずですが、寅年なのかもしれません。
その他の鳥は、シジュウカラ、ヤマガラ、エナガ、コゲラ、キバシリ、ヒヨドリ、キジバト、ジョウビタキ(↓)、ホオジロでした。
キバシリは山道で声を聞きました。ずっと姿を探しましたがどうしても見つけられませんでした。
放置されて荒れ果てた畑でキツネを見ました。
家の近所で見かける個体もそうなんですが、ここのキツネも警戒心が薄めだと感じました。そういう個体なのだろうとこれまでは思っていたのですが、近年の傾向なのかもしれません。
トモエ来ました!
2025年1月26日記
画像にはオス3羽が写っています。メスも3羽いました。
鳥影すくなし
2025年1月26日記
1月4ヶ所目の里山の山麓徘徊記録です。
1月としては暖かな日でした。
鳥影は薄く、歩き始めにエナガが近かったくらい。
鳥は他にヤマガラ(↓)、シジュウカラ、ヒヨドリ、コゲラ、イカル。今季は冬鳥が少ないわけですが、イカルの観察機会は多いです。
雪の林道歩き
2025年1月25日記
少し標高を上げての里山山麓徘徊です。林道歩きです。
林道入口のカラマツ林は皆伐されてしまい、環境が大きく変わったのですが、どうやら植林はされるみたいです。
ノウサギの足跡がたくさんありました。
雪はそこそこ豊富で、冬の森の美しさを感じることができました。
鳥はコガラ、ヤマガラ、エナガ、コゲラ、キバシリ、ルリビタキ(↓)
アトリがたくさんいた
2025年1月25日記
市街地に近い里山山麓徘徊記録です。
これまで歩いたことのない谷沿いの道も歩いてみました。
砂防ダムが連続して設置されている深い沢なのに、その上部はの沢は消えて平坦な住宅地になっていることがわかりました。もしかしてこれは沢を埋め立てて作られた住宅地かと思いました。少し怖い気がしました。
自宅周辺では今季あまり見かけないジョウビタキです。
そしてこれも今季なかなか見ることができなかったアトリ、ここではたくさん見ました。ただ、その後も見る機会は少ないので、この冬の渡来数が少ないことは確かだと思います。
これはアトリとカワラヒワが混じって木に止まっている様子です。
カシラダカも少なめですが、アトリほどではありません。
ホオジロ。
種のようなものをくわえています。
くちばしの中でその種をころころ転がして皮をむく様子が写っていました。
そのほかの記録種は、ヤマガラ、シジュウカラ、エナガ、ウグイス、アオジ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、コゲラ、ハシボソガラスです。
霜写真家の朝は早い
2025年1月25日記
よく晴れて気温が下がった朝、霜の写真を撮りに出かけました。
早起きして寒い外に出かけるだけの価値があります。
このサイトでは何度も使っている言葉のように思いますが、寒さは芸術家だなと思います。そういえば今回の記事のタイトルも何度か使っているかもです。
寒いのは決して好きとは言えませんが、寒いのも悪くないとは思えます。
マイナス数度程度の冷え込みでは、太陽が顔を出すと霜はあっという間に溶けていきます。なので光を受けた霜の写真を撮れるのは、ほんのわずかな時間です。
日が出る前の青白い霜も、太陽に輝く霜もどちらも魅力的です。
特に好きなのはオオイヌノフグリ。これだけ寒くても花を開く元気な花です。さすが外来種。
こちらも同じく外来のタンポポ。茎を伸ばすことなく地面にへばりつくようにして咲いているのですから、本当に強いです。
近くではイカルの群れを見かけました。さえずりも聞きました。
その他、ヒヨドリ(↑)、ツグミ、ムクドリ、キジバト、オナガ、ハシボソガラス(↓)
土星と月と金星
2025年1月12日記
2025年1月4日に土星・月・金星がきれいに並ぶ天体ショーがありました。晴れてよかったです。楽しめました。
下に露出を変えた写真を4枚並べます。左上が土星、真ん中が月(月齢4.4)、右下が金星です。ズームレンズを使用し、撮影時の焦点距離はいずれも65mmですが、トリミングしているのであんまり関係ないですね。
シャッター速度1/30秒 絞り値f/4 ISO800
シャッター速度1/15秒 絞り値f/4 ISO800
シャッター速度1/4秒 絞り値f/4 ISO800
シャッター速度2秒 絞り値f/4 ISO800
やっぱり地球照が写っていたほうがいい感じです。土星も上2枚はちょっと厳しい結果になりました。
夕方のコガモ
2025年1月12日記
「2025初カモ」とは別の場所で水鳥観察です。
シルエットはコガモ。
湿地状になっているところではビチャビチャと音を立てて採食をしていました。
これだけの泥水を被っても顔や体が汚れないのはすごいですね。
再び遠くのコガモシルエットです。
上空をハシボソガラスが飛んでいきます。
数十羽の群れを作って塒に帰っていきます。
太陽が沈むと水面のコガモたちの色もわかるようになりました。
下の「2025初カモ」の場所では姿を消しているオカヨシガモ、こちらにはいます。
最後にセグロセキレイとハクセキレイを見てこの日の探鳥はおしまいです。
2025初カモ
2025年1月12日記
トモエガモを期待して某池へ。でも目的は果たせませんでした。
多かったのはカルガモ。ここではずっとヒドリやオナガガモが多かったのですが、今季は少なめです。餌付けが禁止された影響なのか、暖冬の影響なのか。
これはオオバン。
ハシビロガモの渦巻きを見ることができました。
トモエがいないのは残念ですが、岸辺のヨシに隠れていることも多いので見落としも考えられます。あと気になるのは、この池の常連のオカヨシガモを今季は観察できていないことです。
2025初里山
2025年1月10日記
いつもの近所の森から里山山麓に転進しました。
アトリを見ました(↓右上)。やっと今季の初認です。群れではなく単独でいました。
そしてなんとここでもトラツグミを見ました(↑左下)。午前中見た個体とは違って警戒心が強く、すぐに飛び去ってしまいました。
その他、ヒガラ、シジュウカラ、ヤマガラ、エナガ、コゲラ、ミソサザイ、カケス、ハシボソガラスを観察しました。
雪は少なめで、薄雪を被った森はとても美しく、歩いてよかったと思いました。
下に戻ってきて、ため池で水鳥観察。
ここではホシハジロ、キンクロハジロ、ヒドリガモ、カイツブリ、オオバンを観察しました。
初探鳥でトラツグミ
2025年1月7日記
2025年はスタートから体調を崩し、探鳥に行けたのは1/4になってからでした。いつもの近所の森です。
最初に見たのはシジュウカラでした。
とても幸運なことに、トラツグミを見つけました。地上で採食していたのですが、私を警戒して枝にあがったところです。すまぬすまぬとその場を離れて、5分くらいして戻ってきたらまだ同じ場所に止まっていました。
その他、エナガ、メジロ、ヒヨドリです。
