過去の野外手帳

-2020年1月

初詣ポタ

IDIOM2

1月の下旬になって、やっと善光寺に初詣。

善光寺

これを書いている今(2月はじめ)、善光寺では灯明まつりが始まっています。写真を撮りに行きたいですけど、時間が確保できるかどうか。

善光寺

2020年2月はじめ記

冬の赤い草

この時季、畦道に目立つ赤色といえば、まずはスイバの紅葉です。地元名はスイコ。かじると酸っぱいあの草です。霜がつくととても美しいのですが、今季はまだそのチャンスに恵まれていません。

スイバ

あちこちで美しい葉を見かけるので、ついつい写真を撮ってしまいます。

スイバ以外では、田んぼの土手に点々と赤い葉を見せているアメリカフウロ。これはこれまで見かけてもあまりシャッターを切ることはありませんでした。

アメリカフウロ

改めて撮ってみるとなかなか美しいなと思います。今季はまだ根雪にならないので、この赤も簡単に見つけることができます。

そして一番好きなのはヒメオドリコソウの赤です。特に、太陽の光を木の葉が透かして見せる赤が最高にきれいです。

ヒメオドリコソウ

2020年2月はじめ記

ミヤマホとアトリの散歩道

家の近所の畦道散歩で、ミヤマホオジロに会えたのは初めてです。その名のように深い山にいる鳥というわけではありませんが、どこにでもいる鳥でもないので、ここでの出会いはとても意外でした。5羽ほどの小群でした。建物の影の藪で採食していたようでした。

ミヤマホオジロ

暖かすぎるこの冬ですが、徒歩圏内ではアトリの数はかえって多いくらいです。この日も30羽以上はいると思われる群れに2ヶ所で出会いました。地面からわっと飛び立ってから、そこにアトリがいたと気づくのですよね。いつもすまぬ。

アトリ

2020年2月はじめ記

いいものを見ました

畦道

1月最後の畦道散歩。長野市は1月の平均気温が2.8℃で観測史上最高だったとかで、この日も春のような日でした。

ホトケノザ

雪がないので鳥たちには楽な冬。でも、畦道沿いのカキの実はもうほとんど残っていません。これから雪が来たらどうするのさ…と思ってしまいます。

オオイヌノフグリ

用水沿いでアトリの群れとカシラダカの小群に出会いました。暖冬ですけど、アトリは平年より多い感じがします。

ここからは青空に映える鳥たちです。

セグロセキレイ

まずは電線上のセグロセキレイ。

スズメ

スズメチュン。

カワラヒワ

鮮やかカワラヒワ。

ハシボソガラス

趣のある枝に止まるハシボソガラス。

ノスリ

そして2羽で鳴き交わしながら悠然と飛翔するノスリ。いいものを見ました。

2020年2月はじめ記

すき間の鳥見

ちょっと空いた時間に某雨水調整池へ。目当てはクイナですけど、もちろんそんなにうまくいくわけがありません。

雨水調整池

でもタシギが見られたからいいんです。

タシギ

前回たくさんいたカルガモはほとんどいなくて、コガモは変わらずにいてくれました。

コガモ

最後に近くに現れたのはモズ。

モズ

2020年1月おわり記

朝と昼と

窓の外を見るといい感じの朝焼け。

朝焼け

ごみ出しついでに、いつもの畦道で朝日を拝んでみました。イカルが歌い、まだ暗さの残る空にはチョウゲンボウの姿がありました。気温は0℃。

日の出

昼近くなって再び畦道へ。

畦道

天気は晴れたり曇ったりでしたが、しっかりオオイヌノフグリは咲いていました。

オオイヌノフグリ

その他の花々も点々と見られて、まるで春の雰囲気です。

ノボロギク

この時季目を引くのはスイバの赤い葉です。

スイバ

枯葉色の畦にひときわ目立つ赤。例年なら霜とのコンビネーションを撮影するところですが、今季はまだその機会に恵まれません。ちなみに最近やっとギシギシとの葉の見分け方を覚えました。これまではたぶん混同していました。

スイバ

歩き始めてすぐにカワラヒワ。

カワラヒワ

ベニマシコポイントでは♂1と♀2。

ベニマシコ

用水沿いにアトリとカシラダカ。

アトリ

最後は凛々しいモズ。

モズ

2020年1月おわり記

春のような1月の午後

今季は暖冬傾向、この日もまるで春のような日差しでした。

畦道

オオイヌノフグリの花が見られたのもこの暖かさゆえですね。

オオイヌノフグリ

見られた鳥たち。

ハクセキレイ

写真以外ではセグロセキレイ、アオジなど。

2020年1月なかごろ記

コハクチョウもう1か所

前回の続きです。せっかくなのですぐ近くのもう1か所。

犀川

こちらも給餌は行われていないので、コハクチョウは遠く、自然な雰囲気で個人的には好ましいです。

コハクチョウ

鳥インフルエンザの関係で給餌を中止しているということですが、その問題の解消は見通せないので、これから先も給餌は行わないということになりそうです。

コハクチョウ

コハクチョウを観光資源にしていた面があったここの渡来地、大型の観光バスが来ていた時代もありました。これからどうなっていくでしょう。

2020年1月なかごろ記

コハクチョウを見に行く

年に一度のコハクチョウ渡来地詣で。

遊水池

積極的な給餌は行われていないようですが、カモは近く足元まで寄ってきます。近くのカモはとりあえず置いておいて双眼鏡でぐるっと見渡すと、やや遠くにミコアイサを見つけました。

ミコアイサ

メスもいました。確認できたのはオスメス1羽ずつです。

ミコアイサ

その他、オスメスセットで撮ってきたのは以下の面々。

カモ

コガモがこんなに近くで撮れる場所は、自宅の近くではありません。セットで撮ってない面々は以下。

カモ

コハクチョウは、カモたちからは少し離れた別の場所にいました。心から美しい鳥だなあと改めて感じ入ってしまいます。

コハクチョウ

いろいろな表情や仕草を見ているだけで、あっという間に時間が経ってしまいました。

コハクチョウ

2020年1月なかごろ記

ようやく里に雪

1月初旬の畦道散歩です。

ホオジロ

暖冬と言われるこの冬、この日は初めてのまともな積雪になりました。

畦道

雪の影響で、カキノキレスランは盛況。これまで雪が少なかったのに在庫は少なめで、これから先が心配です。

カキノキ

リンゴはムクドリに人気でした。

ムクドリ

時々白い太陽が見えたりして、雪はだんだん小ぶりに。

畦道

最近新たに見つけたベニマシコポイントで、この日もオスとメスを確認しました。

ベニマシコ

逆光になる場所なので写真は厳しいです。

ベニマシコ

明るくなってきた地上で採食するツグミ。

ツグミ

私の接近でとりあえずリンゴの枝に退避するスズメたち。すまぬすまぬ。

スズメ

カキだけでは栄養が偏りますよね。青物も食べちゃうヒヨドリを見て、この日の畦道はおしまいです。

ヒヨドリ

2020年1月なかごろ記

年賀状ポタ

年賀状は来た分だけ返事を出すようにして数年、だいぶ枚数を減らすことに成功しました。
そうはいっても年賀状を出さなくてならないことにまだ変わりはないわけで、この日は1月3日に届いた10枚ちょっと分の返信をポストに投函するためにミニベロにまたがりました。

IDIOM2

ポストに年賀状を投函したあと、つい出来心で千曲川を渡ってしまい…

IDIOM2

気持ちよく堤防道路を走ってしまいました。千曲川の水面にカモが浮いているのが見えましたが、双眼鏡を忘れてしまいました。

IDIOM2

ただ年賀状を出しに行っただけなのに2時間30kmも自転車に乗ってしまいました。
それにしても1月3日に出した年賀状は一体いつ着くのでしょうね。

2020年1月はじめ記

至福の森

1月3日の畦道散歩です。家を出てすぐにクルミをくわえるハシボソガラスを見ました。この道路で上空からクルミを落とす行動を観察したことがあります。

クルミをくわえるハシボソガラス

雪はなく穏やかな日でした。気温は4℃でしたが、体感は10℃以上という感じで、とても暖かな日でした。小さな虫も飛んでいました。

スズメ

写真にはありませんが、冬鳥としてはシメ、ツグミ、アトリ、カシラダカを観察しましたが、ホオジロとシジュウカラのさえずりを聞きまして、ちょっと春めいた印象の畦道でした。

畦道

上写真右の環境ではキツネをまたしても観察。今季3回目。

いつもの森

ついでに灯台もと暗しの森まで。

エナガ

入ってすぐにエナガの群れに囲まれました。すごく幸せな気持ちになれます。

シジュウカラ

この日は全体的に鳥が近くて、森の中ではなかなか写真を撮らせてもらえないヒヨドリがすぐそこの枝に止まってくれたり、シジュウカラが手が届きそうなところまでやってきたりと、かなり楽しめました。

シジュウカラ

糸が張られた枯れ葉の中を捜索するシジュウカラ。糸を見てここに虫がいるのかもと推測しているのでしょうか。

シジュウカラ

地上採食する群れにも行き会えました。しゃがみこんでその姿を眺め、素敵な時間を過ごすことができました。

2020年1月はじめ記

久しぶりに千曲川

2020年1月1日3つ目の活動は、雪が積もっていなくて暖かい元旦だからできるミニベロ初ライドです。

昨年10月の台風19号による水害後、初めて千曲川にかかる橋を渡りました。橋から見る中洲の様子は、ずいぶん変わってしまっていました。

IDIOM2

水害以降ポタリングにでかけるときは、ずっと千曲川を避けていました。ポタリングのその半分くらいは千曲川周辺に走り込んでいたのですが、洪水被害からの復興がまだまだ見通せない中、遊び気分で被災地域に出かけるのはさすがに気が引けました(肩が痛くてボランティアにも参加できませんでしたし)。

今回も浸水した住宅地に行くのはやめて、被害がなかった方面の堤防道路を淡々と走ることにしました。

IDIOM2

堤防からは広い河川敷が見渡せますが、千曲川の本流は見えません。地図上で測ってみると、堤防から本流までは600mくらいあります。

河川敷はリンゴなど果樹の畑として利用されていますが、一面に土砂が堆積しているのがわかります。水はけが悪くなっているのか、大きな水たまりがあちこちに見られました。

IDIOM2

重機が入った跡があちこちにあり、土砂の搬出が行われているようでしたが、この規模では重機を持ってしても相当の時間がかかることが見て取れました。

2020年1月はじめ記

新年のため池

2010年1月1日の探鳥その2はため池へ。

前回はヨシガモ、オシドリ、ハシビロガモがいて、ここもなかなかやるな!と思った場所でしたが、今回はマガモを中心としてカルガモ、ヒドリガモがほとんどで、やや期待値を下回ってしまいました。ヒドリの中にはかなりアメリカンな感じが強い個体が1羽いましたが、なにしろ全体的に遠くて遠くて、双眼鏡だけでは力不足でした。

2020年1月はじめ記

まんまるハクセキレイ

2020年1月1日、初めての探鳥は近所の畦道散歩。初見はヒヨドリ、初撮りはハクセキレイでした。

ハクセキレイ

前夜の雪がうっすら残る用水沿いの道に、2020年初めての朝日が差し込み始めます。

畦道

用水沿いの木にイカルの群れを発見。

イカル

人にとって年は改まりましたけど、野の鳥たちにとってはもちろんそんな区切りなんて何の関係もないわけで、いつものメンバーに次々に出会いました。

田んぼ

この日はいつもよりカシラダカが多かったかなと思います。

カシラダカ

再びハクセキレイ。まだ解けずにいた薄い雪の上で、思い切り丸い姿を見せてくれました。

ハクセキレイ

新年早々いいものを見ました。

ハクセキレイ2020年1月はじめ記

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