過去の野外手帳

-2014年3月

田圃にシギがいた

鳥見歴は長いものの干潟に行ったことは過去2回ほどしかなく(しかも20年以上前)、川にもあまり近づかないため、シギチには本当に疎いです。

たぶんクサシギ

田圃にこんなのがいました。車の中からカメラを構えて撮りましたが、家に帰って図鑑を見るまで同定できず。図鑑を見ても自信なしですが、クサシギでいいんですよね?

2014年4月はじめ記

戸隠山を背景に飛ぶノスリ

戸隠山を背景に飛ぶノスリ

下の記事の帰り道。いい光景でした。

2014年4月はじめ記

巨樹を見ながらおにぎりブランチ

戸隠雪原

野外活動場所を明確にしない方針の本サイトですが、戸隠だけは別です。

ここでのスノーシュー(またはXCスキー)は今季5回目(4回目のレポはアップしてません)。まだ積雪は1mほどあると思われます。春の小川はさらさらと流れていましたが、カワガラスには会えませんでした。

ミズナラの巨樹

ミズナラの巨樹にも会ってきました。今季は最終かな。日焼け止めを忘れたので、モミの木の日陰に入り、少し離れたミズナラを眺めながらブランチ。とはいってもコンビニおにぎりで、ツナマヨと昆布と明太子でしたが、限りなく贅沢な気分でした。もぐもぐと食べながら、遠くから見た方がこの木の巨大さがより引き立つと思いました。

随神門と杉並木

随神門でスギの巨木に圧倒され。ブナを見上げてその美しさに心奪われ。

ブナ

見つけたのが獣の巣穴らしい場所。近くに糞がありました。まるで標本のようにいろいろなタイプが並んでいました。

獣の糞

糞の主は同じ種類(個体)で、食べ物によってこれだけの違いが出るのか。それともいろいろな動物が同じ場所をトイレとして使っているのか。特に後者だとしたら興味深いです。これだけ糞の大きさが違うと後者だと思うんですが、なぜここにまとめて?と大変疑問です。

鏡池に向かってスキーのトレースが伸びていましたが、偶然にも森の中で人には会いませんでした。ここでミソサザイのさえずりを聞きました。春です。

XCスキートレース

ところどころ、流れや湿地が顔を出していました。思いがけない出会いがあるかもしれないので、双眼鏡で確かめていきます(3年前、このあたりでアオシギと目が合いました)。

湿地

鏡池も水面が出ていました。危険表示が出ていました。氷に乗るのはまた来年。

鏡池

1250m等高線付近をトレースしている林道を経由して帰ります。雪が腐ってきていて、パウダーの頃の滑らかな青い縞の美しさはありませんが、それでも十分楽しめます。

青い縞

背後から、戸隠山・西岳方面からの雪崩音が時折響いてきます。そのたびに振り返りますが、実際に雪崩れている箇所は目視できませんでした。ジェット機と同じで、音が聞こえてきた時点で見ても遅いのでしょうか。

途中から林道を外れて下ります。今回は思っていた地点にぴたりと出られて気持ちがよかったです。

下り

かさばるズームレンズもザックに入れていったのですが、まともに写真が撮れた野鳥はゴジュウカラくらいでした。戸隠で一番好きな鳥です。彼らはいろんな声を出します。
コガラも図鑑にはない変わった声を出してました。ビーという感じの鼻にかかったような濁った声なのですが、戸隠以外で聞いたことがありません。方言か?

ゴジュウカラ

前述のミソサザイ以外では、コガラ、ヒガラ、シジュウカラ、キクイタダキのさえずりを聞きました。春です。

コガラなど

そのほか、コゲラ、アカゲラ、エナガ、ヤマガラ、キバシリ、ルリビタキ、ツグミ、カケス。

2014年3月おわり記

3月末に「節分」草とはこれ如何に

セツブンソウ

スプリングエフェメラルに心惹かれる花粉症の今日この頃。びっしり咲いていました。同じような写真が続きますが、ご勘弁を。

セツブンソウ

上の写真右下と、下の写真の左上と右下はGRDUの広角マクロです。センサーにごみがついてしまって半分退役している状態ですが、こういう絵が撮れるだけでも価値があると思って手元に残しています。ちょっと露出オーバーでしたが…。

セツブンソウ

他はマイクロニッコール60mmが中心です。地面すれすれにレンズを向けてシャッターを切りまくるカメラ親父と化していました。それにしても美しい花だと思います。アップばかり撮ってしまいましたが、本当は少しひいて見た方がこの花は魅力的だと今になって思います。

セツブンソウ

鳥はカワラヒワ、エナガ、ホオジロ、シジュウカラ。囀っていたのはカワラヒワとシジュウカラでした。暖かい日でした。おかげで花粉もよく飛んでいたようです。

セツブンソウ

アズマイチゲも出ていました。これからが見頃のようです。カタクリも葉っぱを出し始めていました。スプリングエフェメラルのシーズンが続きます。

イチゲ

雨が心配な空模様でしたが、帰る頃になって青空がのぞき始めました。まだところどころに雪が残っていました。

長靴

2014年3月おわり記

庭のウメ

3月27日の撮影。少し柔らかさが出てきた感じ。ムシムシの姿も。25日に初認したツバメ、その後は見かけませんが、虫が飛び始めているので食べるものには困らなくなりますね。。

ウメのつぼみ

2014年3月おわり記

3月25日(ツバメ初認)

よく晴れた暖かい朝、出勤中にツバメ初認1羽です!

画像はその3日前の里の雪。警報まで出たのですが、里では大したことがありませんでした。夏鳥が来てからの雪はやめておいてください。

田圃

畦道から戻ると、さっきまで真っ白だった畑は、早くも土が出ていました。太陽の力が偉大な春。

雪の畑

2014年3月おわり記

3連休もインドア

3連休の中日、ちょこっとだけ時間が空いたので灯台もと暗しの森へ。

灯台もと暗しの森1日目

ミソサザイがヒット(まだ地鳴きでした。この森でさえずりは聞いたことがありませんけど)。次の日もちょっと時間が空いたので、午後から再び同じ森歩きです。

灯台もと暗しの森2日目

卵塊はヤマアカガエルでしょうか。ヤブランの実はまだたくさん残っていました。あまり鳥たちには人気がないのかな。

2014年3月おわり記

3月はインドア

もう春分の日ですが、今月はちょこっとスノーシューで歩いたくらいで…。

スノーシュー

帰る頃には雨がぽつりぽつり。雪はぐしゃぐしゃでした。

2014年3月おわり記

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