過去の野外手帳

〜2013年3月

初鹿

野生のニホンジカを初めて見ました。2頭で歩いていました。
奈良公園では見たことがありますが、あれは野生とはちょっと違いますよね?

哺乳類で、山で一番多く出会っているのはおそらくニホンカモシカ。次いでニホンザルやタヌキ、キツネ、ニホンリスといったところでしょうか。

見た回数が少ないものや、家の周りでも見られるものを思いつくまま挙げてみると、ヒミズ、アブラコウモリ、ノウサギ、ムササビ、ツキノワグマ、テン、オコジョ、アナグマなどなど。ネズミ系は見分けられないのですが、ときどき目にします。でもこれまでシカは見たことがありませんでした。

最近、シカが増えて問題になっているというニュースに何度か触れましたが、増加を実感してはいませんでした。シカは積雪には弱いと聞いたこともあったので、なんだかんだ言って長野県の北部にはあまり進出していないのかも…とも思っていました。

-----以下引用(信毎Web)2013年1月28日
北アルプス爺ケ岳(2669メートル)に近い中部山岳国立公園内の標高2245メートル地点で、高山植物のタテヤマアザミのつぼみが大量に食べられた痕跡が見つかっていたことが分かった。専門家は、1カ所で集中的に食べられている状況などから、ニホンジカの可能性が高いと指摘。環境省松本自然環境事務所(松本市)によると、同国立公園内でシカが草花を食べたとみられる例は初めてという。北アではシカが分布を広げているとされ、研究者らが危機感を強めている。
-----引用ここまで

でもこんな記事も出るくらいですから、これから、出会う機会が増えそうな動物です。
やっぱりかなり大きい動物なので、近いとびびりそう。

2013年4月はじめ記

散歩でまたも、またしてもまさかのヒレンジャク

ウメ

庭のウメが咲いた(↑)ので、近所のウメがどうなっているか気になって出かけてみました。気温5℃、北の風6mで手袋がほしい寒さでした。ちなみに、ウメの花はこのくらいの開きかけが一番かわいくて好きです。

散歩コースのお気に入りのウメの木も、自宅と同じくらいの咲き具合(↓)でした。柔らかな色にほれぼれします。匂いは花粉症のためよくわかりませんでした。

ウメとサクラ

ついでに桜の木のある場所に行ってみましたが(↑)、まだまだつぼみは堅く、この日の寒さに似合う姿でした。

寒風に(とはいってもだいぶ暖かくなったのですが)背中を丸め、畦道の花をぱちりぱちり。前回はまだ小さかったナズナがぐんぐんと伸びていました。

ナズナ

夕日を浴びて光るトウダイグサと、数を増したように感じるヒメオドリコソウ。あちこちからツグミの声がしていました。

トウダイグサなど

この間はツクシ(スギナ)を見なかった気がします。もう夕方なのでオオイヌノフグリは閉じてしまっていました。

突然、散歩中の方に話しかけられました(下写真右下)。

畦道

「写真にかなりの経験をお持ちのようですが…」
(ローアングルでマクロレンズを構えていたのがそう見えた理由かもしれません)
「私は実は新聞社で記者をしていまして、写真を撮るのが仕事だったんですよ。だからつい話しかけてしまって…」
ということでした。話の内容は花ではなくてカメラのこと。ライカは高くて手が出ませんでしたとか。
「ほお、ニコンですか。やっぱりカメラはニコンかキヤノンですね
報道関係となるとやっぱり今も昔もその2社がメインなのでしょう。もう50年も前のこと…というお話でしたから、記者をしていたのは若い頃だと仮定して、風貌からしてもお年は80歳くらいでしょうか。

最後に、これからもいい写真を撮って下さい!と肩をぽんと叩かれて、去って行かれたのですが、その前に言われた一言がちょっと衝撃的でした。

「失礼ですが、学生さん?」
「いやいや、違います」
「あ、じゃサラリーマンでいらして。あ、今日は土曜日でお休みなんですね」

当方、四捨五入すれば50のオジサンであります。いくらなんでも学生はないでしょ。

ヒレンジャクそして今日最大の衝撃はその方と別れて数分後のことでした。標題の通りであります。怪しげな声が上から聞こえてきたのです。

梢にヒレンジャクがとまっていました。今季5度目です。情報をもって見に行ったのはうち1回のみ。あとは今回を含めて偶然の遭遇でした。

双眼鏡も望遠レンズもなかったので(ウメを見に行っただけなので油断してました…)、とりあえず換算90oのマクロレンズで撮ってみました。大トリミングした画像が左。

ロールオーバーで表示される黄緑の円内に、ヒレンジャク8羽が確認できます。ちなみに少し大きいシルエットはヒヨドリです。

見たい見たいと思っていても、なかなか情報をもらわなくては(そして、情報をもらっていても)出会えなかったレンジャクに、今季はこんなに簡単に会えるということは、来年以降は当分見られないということだと思います。肉眼ではゴマ粒のようにしか見えませんでしたが、しっかり眼に焼き付けました。

2013年3月おわり記

春色里山

先月登った山に今月も登ります。

フキノトウ

2月は「雪の里山」で、この日も山頂付近には雪が残っていましたが、登山道の脇にはあちこちでフキノトウが顔を出していました。その柔らかい色はまさに春でした。

フキノトウもよかったのですが、何といっても山を春めかせていたのはダンコウバイの黄色です。ショウジョウバカマの葉も見つけました。ピンクの花が咲く頃(昨年は4月下旬)、また歩きに来ようと思います。

ダンコウバイ

上の写真、左下(↑)は、わかりにくいですけど掘り返された登山道の様子です。おそらくイノシシの仕業。かなり広い範囲にわたってこのような状態でした。

昨季に登ったときはこのような光景はほとんど見られなかったと思います。イノシシが増えたのか、行動範囲が変わったのかわかりませんが、木々の根っこがあらわになっていて、植物にはかなりのダメージです。このままでは、この山で見られる道ばたの花も危ないでしょうか。心配です。

蝶はテングチョウとクジャクチョウを見ました。写真はテングチョウです。

鳥は登りでトラツグミ。かなり近かったのですが、今日は望遠レンズを持ってきていなかったので撮れませんでした。またノスリが盛んに鳴き交わしていました。繁殖に伴う行動でしょうか。

下山時にはコガラとヒガラ、エナガ、キクイタダキ、コゲラの混群に囲まれて幸せなひとときが過ごせました。冬鳥はシメくらい。その他、ホオジロ、カケス、カワラヒワなど。

登山口に戻ると、駐車場で県外ナンバーの車のドアが開き、小さな犬が3匹飛び出してきて、こちらに走り寄ってきました。足元にまとわりついてきましたが、飼い主は「そっちいっちゃだめでしょ!」とは言ったものの、すみませんの一言はなし。

これ、犬が苦手な人だったら恐怖です。かわいい犬でしたけど(たぶんミニチュア・シュナイザー)、いい山歩きのおしまいは少し興ざめでした。

2013年3月おわり記

軽井沢でイワツバメ初認

帰省中の大学生の息子と高校生の息子と妻と4人で外出するのはどのくらいぶりでしょう。

行き先は軽井沢。彼らが小さい頃だったら、親の自分は野鳥の森あたりを選んでいたのでしょうが(実際連れて行ったこともありました)、今回は彼らのリクエストでアウトレットでショッピングでした。トーサンはアウトドアブランドの店をちょっとのぞいたくらいで、特にこれといってほしいものはなく、慣れない人混みを歩くのに疲れて、店と店との間の木立や芝生広場に安らぎを感じていたのでした。

6時頃、買い物に満足した彼らと車に戻る途中、夕暮れの空にイワツバメが舞っていました。その数15。

2013年3月おわり記

ローカットシューズの鳥見

3月下旬の灯台もと暗しの森です。1ヶ月ぶり。
2月下旬は「防寒長靴の鳥見」で、まだ白い世界でしたが、もう雪はほとんど残っていません。

この日は、「キツツキデー」でした。アオゲラのドラミング、アカゲラ、コゲラ(写真は全く撮れませんでした)。

タラララララーというドラミングに負けじと、ホオジロが囀りを始めていましたが、まだ途中まででした。ただ、途中までとはいえ、この本気ポーズはどうですか!鳥という生き物の囀りにかけるパワーを感じました。

ホオジロの隣はタチツボスミレの葉っぱです。ツイッターを見ると、各地ではもう咲いているようです。早く春の花が見たいと思います。

ホオジロなど

この森で、久しぶりに鳥見の人に会いました(鳥見の人の定義≠ヘ双眼鏡かスコープを持っていること)。野帳で調べてみたら、2011年1月以来、約2年ぶりでした。ここにはよく来ているとおっしゃっていたので、たまたま会わなかっただけかもしれません。

野鳥の会に入っておられますか?と聞かれたので「はい」。
探鳥会に行ってます?と聞かれたので「全然行っていません」と答えました。
どおりで知らない顔だ〜と言われてしまいました。ネット上の鳥仲間はいるけれど、オフラインでは寂しいワタクシです。

レンジャク情報をお持ちでした。この森周辺でもレンジャクは見られているようです。

2013年3月おわり記

散歩でまたもまさかのヒレンジャク

休日はなぜか早く目が覚めてしまいます。いつもならいつまでも布団の中にいたいのに。

今日は車が不調(エンジン警告灯が消えません)につき、遠出はなし。花粉症の症状がひどくなったので、あまり外には行きたくない。でも、家にいるのも何なので、散歩に出かけました。

ウメのつぼみはまだ堅いけれど、畦道の花は増えてきました。

ウメ

歩き始めた時間帯、オオイヌノフグリはまだ閉じていました。

オオイヌノフグリ

エナガが巣材を集めているのを見ました。地面に下りて鳥の羽を集めていました。なるべくたくさんくわえてから巣に運ぼうという魂胆のようです。

エナガ

さて、本日のサプライズはまたしてもヒレンジャクでした。前回とは違う場所、数も20+くらい。でも意外だったことには変わりなく、この前と同じく「びっくり」しました。今季はこれで4回目。どうなっちゃっているんでしょう。

ヒレンジャク

近くの畑ではキジがほろうち、日が昇って開きはじめたオオイヌノフグリに、キタテハが止まっていました。

2013年3月おわり記

散歩でまさかのヒレンジャク

散歩に出かけたら、前方の木の梢になにやら怪しいたくさんの鳥影が見えました。そっと近づいてみると、なんとヒレンジャクの群れでした。双眼鏡とカメラを取りにあわてて家に戻りました。

今季、これで3回目のレンジャクです。情報をもらって見たのが1回、残り2回は偶然の出会いです。今回は、鳥見の気持ちがゼロだったので特にびっくりしました。数年分のレンジャク運を使い果たしてしまった気分です。

動きが活発だったのでなかなか数えられなかったのですが、ふと群れの動きが止まってカウントに成功。65羽のヒレンジャクでした。

ヒレンジャク

いつまでも見ていたかったのですが、一応散歩が目的だったので、散歩継続。ヒレンジャクに別れを告げて、リンゴ畑を経由して雑木林へ向かいました。

雑木林

シジュウカラがさえずっていました。エナガが追いかけ合い、アオゲラが深い穴を掘っていました。

2時間後、気になってもう一度ヒレンジャクのいたところに戻ってみました。まだ群れはいました。夕日を浴びて、彼らの色がより鮮やかに見えました。

ヒレンジャク

家に戻って、1時間後、日没の直後に妻を誘ってもう一度見に行きました。ところが群れは姿を消していました。でもシルエットになった家並みのどこかから、レンジャクの声が聞こえてきていました。

2013年3月なかごろ記

3月青空色の畦道

フクジュソウなど

庭のチューリップ、スイセンが顔を出していました。畦道を歩いてみれば、オオイヌノフグリが青空の色。ヨモギの若芽の色も春らしく好ましい。

畦道

まださえずってはいませんでしたが、この畦道でヒバリを見ました。

2013年3月なかごろ記

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