過去の野外手帳

-2011年7月

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ヤブ蚊(たぶんヒトスジシマカ)との闘い

灯台もと暗しの森久しぶりに灯台もと暗しの森へ。

鳥はヒヨドリ、メジロくらいでしたが、この時季にはあまり歩いたことがないので、見慣れない花が咲いていたりして、新鮮な感じがしました。

夏にここを歩かない一番の理由は蚊の多さにあります。以前、ここで息子の自由研究を手伝ったときには、ヤブ蚊にしこたま刺されて、えらい目にあいました。

今日は団扇を持って、常にあおぎながらなるべく立ち止まらないように歩きました。

ぱたぱた歩いている間は無事なのですが、写真を撮ろうとしてカメラを手にして構える数秒間、あっという間に「彼女」たちは手、腕、顔にやってきます。

その反応の早さに驚きますが、こうやって吸血対象の動物が来るまで待っているのも大変なことだと思います。血を吸う動物に出会えなければ、そのままですから。

ただ、刺された方も大変なことになるので、申し訳ないですが、皮膚にとまっている蚊には、発見次第お亡くなりになっていただきました。

森を出た後、「ちゅう-っ!」と吸われてぷっくり腫れたところはなかったものの、ちょっと味見をされたところはいくつかあって、ぽつっと吸われた跡がいくつか。目で見て分かるほどの腫れはないのですが、それでもその後数日、かなりのかゆみに悩まされました。これでこのかゆみですから、思いっきり吸われていたら…。

蚊は人間にとって不快な昆虫ですけど、彼らも生態系の一員。蚊を食べて命をつないでいる動物もたくさんいるでしょう。
蚊はいないほうがいいけど、たくさんの鳥たちが生きていける自然は大事にしたいなんて矛盾を言ってはいけませんね。

それにしてもかゆかったです。

2011年8月はじめ記

心亡くさぬように

まだちょっと痛む膝にはキネシオテープでテーピング。バンテリンのジェルも救急パックの中へ入れてあります。用心しながら、久しぶりの山歩きです。

久しぶりの山頂へ

この山には何回登ったことでしょう。でも何回登っても飽きません。ホトトギスやウグイス、コマドリの声を聞き、夏らしい青空と雲を見上げながら頂上へと向かいました。

久しぶりの山頂へ

7月に頂上を踏めたのはこのひと山だけでした。仕事は嫌いじゃないですが、最近はちょっと忙しすぎます。字面のように、心を亡くしてしまわないようにしなくてはね。

2011年7月おわり記

膝をかばってワタスゲ

ワタスゲ

忙しい6月が終わりましたが、7月も忙しかったです。ようやく半日空いた時間を使って、ワタスゲを見に行きました。体にたまった毒を垂れ流しながら歩きました。

ヒオウギアヤメなど

ヒオウギアヤメも咲いていました。ニッコウキスゲはこれから、という感じでした。トケン4種の声が聞こえてきました。帰りにはカオジロトンボを見ることができました。

カオジロトンボなど

先月自転車で転んで右膝に怪我をしてしまったのですが、それをかばって歩いていたからか、左膝に痛みが出きていて、この日は段差のある場所がつらかったです。
怪我は膝をけっこう削ってしまった形になったので、体液を集めて治すというきずパッドを使ってみました。治りが早いかどうかは比べようがないのでよくわからず、それより膝を覆える大判は3枚で800円といいお値段で高くつきました。

2011年7月おわり記

セピアの夕暮れ

セピアの夕暮れ

台風の後とか、夕立の後に、いつもと違った色の夕暮れになることがあります。超常的で面白いです。大気中の水蒸気の量とかの関係なんでしょうか。

2011年7月おわり記

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