過去の野外手帳

-2020年4月

意外性のハシビロガモ

えっと思うような場所で見かけたハシビロガモのペア。長野では普通にその他のカモがいるような池で観察できることはほとんどないので、とっても意外でした。

ハシビロガモ

水面には舞い散ったサクラの花びらが浮いています。

ハシビロガモ

2020年5月なかごろ記

シダレザクラとヤマガラ

4月最終の灯台下暗しの森です。リョウブの緑色が美しく光っていました。

リョウブ

ウグイスカグラはそろそろおしまいでしょうか。

ウグイスカグラ

林縁にまだ咲いていたシダレザクラとヤマガラとの組み合わせが撮れました。個人的には気に入っている写真です。じっくり待つことをしないで常に歩き回って鳥を見たり写真を撮ったりしているので、なかなかこうして花と組み合わせた写真は撮れていないのです。

ヤマガラ

一瞬、ヤマガラも蜜を吸うのか?と思ってしまいましたが、よく見るとイモムシをくわえています。枝や花に潜む虫を探しているようです。
シジュウカラもイモムシをとらえていました。

シジュウカラ

こちらは花粉で口元をほんのり黄色く染めていたヒヨドリ。サクラはサクラでもこれはソメイヨシノでもシダレでもなくオオヤマザクラ系でしょうか。メジロやヒヨドリも、シダレザクラで見かけることはあまりありません。蜜が少ないのかなと思います。

ヒヨドリ

森の中にはツグミたくさん。シメとアトリも残っていて、まだまだ冬鳥優勢です。写真にはありませんが、最後にマヒワの群れも見ました。

アトリ

この森での夏鳥ではセンダイムシクイをようやく初認。例年よりやや遅いように感じていますが、毎日観察しているわけではないので単なる印象にしか過ぎません。

ウバユリ

2020年5月はじめ記

ノヂシャとキュウリグサ

新緑

4月最終の畦道です。

畦道

いつものように畦道を歩きます。3密を避け、外出自粛が要請されている世の中で、鳥を見ることなんて不要不急だと批判されかねないのですが、事故を起こすリスクが低い活動で3密に気をつければ外出も批判されるほどの行動ではないでしょう。というわけで畦道散歩です。ここを歩く限り、遭難の心配も交通事故に遭う心配もありません。用水に落ちないようにだけ気をつけます。

リンゴ

リンゴもきれいなんですけど、ノヂシャとキュウリグサが共演する道端がすばらしかったです。見てくださいこの美しさを。歩かなければ気づかない小さな小さな世界です。

ノヂシャ

雑草の代表格みたいなナズナも、風に揺れていい感じです。

ナズナ

畑で採食するアトリを見つけました。カシラダカは去ったようですが、まだまだ冬鳥が残っています。

アトリ

こちらも採食中の夕日を浴びるキジバトのペア。

2020年5月はじめ記

たぶんカシラダカ終認

5月の大型連休が終わってしまう本日ですが、まだ4月の記事です。畦道散歩1時間。オドリコソウを見つけました。下の写真右上です。

リンゴ

4月に入ってから寒い日が続いていたのでサクラは結構長持ちした感じがしました。でもさすがにおしまいです。かわりにリンゴが咲き始めました。このまわりに赤いつぼみを従えて真ん中が白く開くコントラストがすばらしいと思います。満開のときよりこの時季が好きです。

ツグミ

鳥的にはいつものメンバー。ツグミはまだまだたくさんいます。カシラダカはいよいよ見られなくなったか…と思っていたら、遠くの枝に夏羽になった小群を見つけました。5月に入ってからは見ていないので、この日が終認になったと思われます。

カシラダカ

高曇りの空にノスリ。

ノスリ

電線以外に止まるツバメを久しぶりに見ました。空が背景だと色がよくわからないのですが、こうしてみるとなかなかきれいです。

ツバメ

2020年5月はじめ記

吸蜜納め

コサメビタキ初認の森」の続きです。林縁のサクラはかなり散り方が激しくて、見頃はとうに過ぎてしまった感じでした。それでもまだ花はそこそこ残っていて、メジロとヒヨドリが吸蜜納めに来ていました。

メジロ

なぜかメジロばっかり撮ってしまいました。

メジロ

見ているとサクラの蜜がとても美味しそうに感じてきますが、試したことはありません。

メジロ

ヒヨドリは頬に「お弁当をつけて」いました。

ヒヨドリ

2020年5月はじめ記

コサメビタキ初認の森

4月下旬、午後から灯台下暗しの森へ。新緑が美しい季節になってきました。

灯台下暗しの森

ムラサキケマンの季節にもなってきました。

ムラサキケマン

あちこちで見かける花なのですけど、ついついレンズを向けたくなる花です。ただ手持ちのカメラでは色がいつもうまく出ません。不安定。

ムラサキケマン

タチツボスミレはそろそろおしまいのようです。きれいな株はもう残り少なくなってきました。

タチツボスミレ

このあいだはほとんどがつぼみだったマサキはほぼ満開状態。この花を見るとなぜか宇宙人を連想してしまいます。理由は自分でもよくわかりません。

アオキ

さてこの日のメインは、なんと言ってもタイトルのようにコサメビタキの初認でした。

コサメビタキ

夏鳥の渡来は本当に嬉しく感じます。この森ではサンショウクイとこのコサメビタキが夏鳥の先陣を切ってやってきました(サンショウクイの写真はありません)。

コサメビタキ

一方まだツグミやアトリなどは残っていて、まさに季節の入れ替わり中という感じです。ツグミはぐぜっていました。ぐぜっているときは警戒心が弱いというか、その場所から簡単に移動しない印象があります。

メジロ

そのほか、シジュウカラ、エナガ、コゲラ、ヒヨドリ、メジロ、ウグイス、カワラヒワ、スズメ、ツバメ。

ルリタテハ

チョウはルリタテハ。

2020年5月はじめ記

新緑アトリ

4月下旬の灯台下暗しの森です。入口でテングチョウ。

テングチョウ

ここが森の入口。新緑が柔らかく美しい感じでした。

森

今年は花粉が少なく、新型コロナさえなければ本当にいい春です。

新緑

夏鳥の到着を期待したのですが、現れたのはアトリでした。

アトリ

緑色を背景に目に入ってきたオレンジ色に、一瞬キビタキか?と思ってしまいました。

アトリ

2020年4月おわり記

畦道ノビタキ初記録

畦道

いつもの畦道、4月下旬です。

畦道

リンゴのつぼみがかなりふくらんできていました。

リンゴ

毎年思うことですが、これだけつぼみは赤いのに、開くとさっと色が抜けてしまうのが面白いと思います。ゆえに咲きかけが一番きれい。

ノヂシャ

春の雑草の新顔はノヂシャ。これは手持ちの図鑑には載っていなくて同定に苦労したので、しっかり覚えました。そして予想通りカキドオシが咲き始めました。

カキドオシ

一時期この畦道でたくさん見られたナガミヒナゲシは、今回一株だけ。あっちにもこっちにも咲いていたときには、これから先どうなってしまうのか…と心配しましたが杞憂に終わったようです。

ナガミヒナゲシ

ちなみに上の写真の右はオランダミミナグサ。さて前回の畦道散歩で初認したものの、望遠レンズをつけていかなかったので撮影できなかったコムクドリ、今回は遠かったけれど撮ることができました。

コムクドリ

そして驚いたのはノビタキです。この畦道では初記録です。

ノビタキ

オスメス合わせて4,5羽の小群でした。

ノビタキ

それから空を群れ飛ぶアマツバメの群れ。これは畦道初記録かどうか記憶が定かでありませんが、普段見られない種類であることは確かです。それからいつもはここにはいないイワツバメも交じっていました。

アマツバメ

足元にはナナホシテントウ。

ナナホシテントウ

帰り道、再びノビタキを見ました。そしてこれはこの翌日の話になるのですが、同じ場所に行ってみてノビタキの姿はゼロでした。なので、この日のノビタキとの遭遇はとてもラッキーでした。

ノビタキ

2020年4月おわり記

最近のお花見(ご近所アケビ編)

個人的に、サクラが終わりとなればアケビです。今回はただ単に画像を貼るだけの手抜きですみません。

アケビ

やっぱり雌花がなんだか存在感たっぷりですてきです。

アケビ

まあ雄花もかわいいんですけど。

アケビ

つぼみもすごくかわいい。

アケビ

白っぽい花もありました。

アケビ

2020年4月おわり記

最近のお花見(不要不急編)

新型コロナ感染拡大防止のために外出自粛が叫ばれているわけですが、これまでは人との接触を8割減らすことが目的だったように思います。
3密を避けましょうと、だから外での一人遊びがメインだった私なんかは、3密とは無縁だよねと、これまでと同じように週末を過ごしていました。

シダレザクラ

ところが登山の自粛要請も始まって、登山道や山小屋での密集による感染防止だけではなく、遭難した場合の救助隊への感染を防ぐためであるとか、医療機関へこれ以上余計な負担をかけないことも大事だからという理由からでした。それは確かにその通りだと思ったわけです。

シダレザクラ

でも、近所の里山と北アルプスを同列に「登山」とみなして、一律に自粛の対象とするのは思考停止だなと感じていました。リスクの大きさは様々。ゼロリスク論に乗っかってしまうと、何もかもが自粛対象になってしまいます。

オキナグサ

ただ、だんだんと世の中の雰囲気が「自粛警察」化して、例えば特に用事もないのにバイクを乗り出して、事故を起こせばバッシングです。
自転車でのポタリング、このポタリングという和製英語は“あてもなくうろつく”という意味の“potter”が語源らしいですから、名前からしてまさに不要不急の外出です。もし事故を起こすことがあれば、非難を受けることは免れない状況になってきてしまいました。 もちろんその非難は妥当なもので、実際に救助者や医療関係者に負担をかけ、また危険をもたらす可能性があります。
個人的には健康維持のための運動を兼ねているので、許してもらいたいですけど、事故ったらそんな言い訳はふっとんでしまうでしょう。

オキナグサ

この「野外手帳」的な野外徘徊活動は、ここ何年もその多くが自宅周辺の徒歩圏内の話なので許容範囲だと思うのですが、不要不急という言葉の前では後ろめたさを感じはじめています。

サクラ

畦道散歩と灯台下暗しの森は、車もまず通らない農道を歩いてのアプローチなので、事故の可能性はゼロに近いのですが、それでもゼロではありませんからね。
それに2週間前、1週間前と比べてもどんどん世の中の雰囲気が変わってきています。だってつい1ヶ月前までは、もしかしたらオリンピックできるかもって言っていたんですよ。

サクラ

畦道散歩の途中で出会うこのマイ標準木のサクラもそろそろ見納めです。4月に入ってから寒かったせいか、4月下旬までよく持ちました。楽しませてもらいました。

今回の記事で登場させた画像について。

1枚めと2枚めは隣町の有名なシダレザクラです。平日に半休を取って出かけたので濃厚接触はなし。車で15分ほどなのですが、不要不急の外出であることは確かです。

3枚めと4枚めはオキナグサです。初めて見ました。上のシダレザクラから車で数分の場所で栽培されているものです。これも同様に不要不急の外出でありました。

5枚め、6枚めは畦道散歩ルート上にあるサクラ、たぶんソメイヨシノです。画像は4/25(土)のもの。

2020年4月おわり記

ジテツー桜

サクラ

自転車通勤の帰り道、マイ標準木のある公園に寄りました。ここのところ寒い日が続いていて、サクラも思ったより長持ちをしている感じです。この日も大変寒い帰り道でした。

自転車を乗り入れるとこのあたりのサクラの木々からヒヨドリが20羽くらい飛び立ちました。そんなにたくさんのヒヨドリの皆さまが食事をしていたとは気づかず、大変失礼をいたしました。

IDIOM2

この日は定時で上がれたので、サクラの花の向こうにまだ青い空の色が残っていました。

2020年4月おわり記

写真を撮るために自転車に乗っている疑い

4月中旬の千曲川堤防道路があまりにも華やかでよかったので、下旬になってもう一度行ってみました。まだあちこちに昨年の台風19号による水害の爪痕を感じますが、春の華やかさにそれを忘れてしまいそうです。

IDIOM2

前回よりやや下流を走ります。見てくださいこの菜の花とモモの花の色。もうすばらしいじゃありませんか。

菜の花と桃

まずは菜の花バックにIDIOM2の記念撮影。

IDIOM2

続いてモモの花を背景に。走りに行ったというより、こういう写真を撮りに行ったようなものです。

IDIOM2

まさに桃色。

IDIOM2

堤防から降りて、畑の近くまで行ってみます。

桃

この辺りだと飯綱町の丹霞郷(たんかきょう)のモモ畑が有名ですけど、ここも十分きれいです。

桃

ちょっと乗っては降りて写真を撮り、またちょっと乗ってはの繰り返しで、不審な動きをしていることは間違いありませんが、幸いここも人の姿はありません。

IDIOM2

再び堤防に戻り、上流に向かって走っていくとシダレザクラを見つけました。

IDIOM2

シダレザクラをバックにローアングルからIDIOM2の写真を撮ってみました。一応弁解しておきますが、スマホを持った手だけを地面すれすれに下げて構えて撮っているのであって、変なアクロバティックな姿勢で撮影しているわけではありません。

IDIOM2

帰り道に見つけた用水沿いの柔らかい道。これもかなり好みの場所です。ここのサクラはすでにほとんど散ってしまっていたので、来年いいシーズンに寄ってみようと思います。

IDIOM2

2020年4月おわり記

ぼっち飯からのアケビと枝垂

最近10年ぶりくらいにジテツー(自転車通勤)をしています。新型コロナ対策も兼ねて外でのぼっち飯にしてみました。昼休みに自転車で一走りして、だれも来ないベンチで、鳥の声を聞きながらごはんです。

IDIOM2

ついでにそろそろシーズンだと思ってアケビポイントまで行ってみました。

アケビ

サクラが終わる頃、ここのアケビの花が咲き始めます。来週あたりかな。

アケビ

近所のシダレザクラも見てきました。次々にいろいろな花が咲く長野の濃密な春です。

シダレザクラ

2020年4月おわり記

勝手に気まずいカモ見の池

所用の待ち時間に今季もトモエガモが入った池に行ってみました。もうカモはカルガモだけだろうと思っていたのですが、ヒドリガモがまだ結構残っていて驚きました。コガモも少々。

溜池

池の周りのサクラはそろそろおしまいという感じでした。ひとりでござを敷いて酒を飲んでいるおっちゃんもいました。

サクラ

カモを見たりサクラの写真を撮ったりしていると、近くのベンチに座っていた女子2人組の話し声が聞こえてきてしまいました。恋愛の悩み相談って感じで、どうも彼とうまく行っていないらしい、ため息交じりの会話でした。本当はもう少しゆっくり鳥や花を見ていたかったのですが、盗み聞きをしているような気がしてきて勝手に気まずくなり、5分ほどで引き上げました。

2020年4月おわり記

カタクリ再びとサシバ出現

珍しく代休がもらえたので(普段はなかったことになるブラックなお仕事)、先週末に登った里山へカタクリのその後を確かめに行きました。

サシバ

車を置いて歩き始めたら、いきなりサシバ3羽がピックィー!と鳴きながら上空を飛ぶではありませんか。望遠レンズを持っていないときに限ってこうです。

カタクリ

さてカタクリ。登山口で早速一輪がきれいに咲いているのを見つけました。期待が高まります。

カタクリ

前回は葉っぱだけが目立った場所の株の多くは、茎を伸ばしてつぼみをつけていました。

カタクリ

期待がさらにどんどん高まります。

カタクリ

そして前回つぼみだった群生地ではこのような見事な光景が広がっていました。思わず、うひょーと声が出てしまいました。

カタクリ

もちろん平日なので誰もいません。

カタクリ

ひとりでこの花々を見る贅沢な時間。今日は時間的にもたっぷりあるので、ゆっくりこの光景を楽しみます。天国です。

カタクリ

寝転がって写真を撮るのも楽しい。

カタクリ

それにしてもなんと美しい花でしょうか。

カタクリ

前回半開きだった西斜面、この日はまさに見頃を迎えていていました。

カタクリ

カタクリが脇を飾る登山道を下ります。

カタクリ

他の花も。アズマイチゲ、キブシ、ダンコウバイ、チョウジザクラ。鳥も結構いて、コガラ、ヒガラ、ウグイスのさえずり。コゲラ、アオゲラの声。林道でイカルの群れ。草地ではベニマシコ。山麓近くでアトリの群れなど。

アズマイチゲ

さて山麓に降りてくると再びサシバ登場。そして結構近くで枝止まりです。ああやっぱり望遠レンズがほしかったです。マクロレンズで撮った2羽のサシバです。

サシバ

2020年4月おわり記

千曲川を渡って花見ポタ

千曲川渡る

日曜日は天気が崩れるという天気予報だったので、土曜日にあわててカタクリを見に行ったのですが、天気の崩れとその回復が思ったより早くて、日曜日はそこそこいい天気になりました。とはいってもカタクリの開花は昨日今日ではそんなに進まないので、この日は山はやめて自転車にしました。

堤防道路

ヒバリの声がする堤防道路を気持ちよく走ります。世の中は新型コロナの感染拡大で重苦しい雰囲気ですけど、なんだかそれが別の世界のことのように感じてしまう風景でした。

堤防道路

もしかしたら、私たちは何か悪い夢でも見ているんじゃないだろうかと錯覚してしまうような春の日。

サクラ

4月中旬、いよいよ長野市でもサクラが満開です。

サクラ

このサクラの木にはたくさんのメジロが吸蜜に訪れていて、それはそれはにぎやかでした。

サクラ

誰もいないサクラの木の下に自転車を止めて、のんびり花見と鳥見を楽しみました。ノンアルコールビールでも持ってくればよかったです。

サクラ

都会だったら誰にも会わずに花見を楽しむことは難しいでしょうから、恵まれています。

千曲川渡る

さて帰らなくては。滔々と流れる千曲川もどこか春色に見えました。

千曲川渡る

2020年4月おわり記

カタクリを見に行く

4月中旬、土曜日の里山です。この日はなかなか外出する時間がとれず、夕方になってから山に入りました。本当はよくないことなんですけど、今年はカタクリが早いのでは?と開花状況がとても気になっていたのです。

カタクリ

登山口では葉だけの株が目立ちました。

カタクリ

まだだったかと、ちょっと安堵しつつも、わざわざ夕方になってから登るんじゃなかったという気持ちになりました。

カタクリ

それでももう少し歩いてみるかと道を進んでいくと、つぼみをつけた株が目立ち始めました。

カタクリ

ここは北斜面。来週あたりが見頃かなという感じです。日当たりのいい場所ではもう開花しているかもしれないと、更に進みます。やや遠くからミソサザイのさえずりが聞こえてきました。

カタクリ

群生が見られる場所ではこんな感じ。

カタクリ

そしてやはり頂上直下では一部開花していました。今年もこの花に出会えて感激です。

カタクリ

のんびり見ていたいところですが、日が落ちる前には下山を完了しなくてはならないので先を急ぎます。

カタクリ

夕日を浴びる西斜面のカタクリ。しっかり開花すればかなり見事な眺めになりそうです。来週また来なくてはと思いました。

キブシ

カタクリ以外ではキブシが見頃。夕日に照らされ、美しかったです。その他、アズマイチゲ、チョウジザクラ。

アズマイチゲ

このあと急激に天候が悪くなり、薄暗くなってきた道を急いで歩いて車に戻りました。コガラのさえずりを聞き、エナガヒガラコゲラの混群に出会い、山麓ではアトリとサシバの声を聞きました。

2020年4月おわり記

広角マクロ的畦道

いったいこのコロナ禍による自粛生活はいつまで続くのか、もしかしたら年単位…?とか考えると気持ちが滅入ってくる4月2回めの週末ですが、空はきれいに晴れていました。

青空

庭仕事をしていた妻がヒーホヒーヒーホーと鳴いている鳥がいると言っていたので、急いで外に出てみたのですが聞き逃してしまいました。まさかのコガラ?って一瞬思いましたが、環境的にはイカルと予想しました。

畦道散歩に出てみると、家のすぐ近くでイカルを視認しました。なので先ほどの妻が聞いた鳥の声はやはりイカルと断定です。そして空にはオオタカの若いのが飛んでいて、幸先の良いスタートになりました。

さてマイ標準木も開花です。五分咲きって感じです。

サクラ

ウメも木によってはまだ咲いているので、長野の春は花的には豪華絢爛です。

ウメ

いつの間にかツバメが当たり前のように飛び交い、すっかり春本番になりました。ツグミのぐぜりを聞きました。いつか彼らの本気の歌声を聞いてみたいものだと思います。

そしてコムクドリを初認しました。ペアで木に止まっていました。この畦道ではあまり見かけることがないので嬉しい出会いでした。望遠レンズをつけてこないときに限って鳥がよく出る法則が発動したとも言えます。

そのコムクがいた木を遠くバックにしてタネツケバナを広角マクロ的に撮ってみました。

タネツケバナ

スイバが青空に向かって伸びていました。

スイバ

道端のトウダイグサも広角マクロっぽく撮ってみました。コムクドリを撮ることはできませんでしたが、広角レンズをつけてきてよかったなあという感じがしました。

トウダイグサ

土手のナズナがびっしりです。

ナズナ

踊り子が本番に向けて準備していました。

オドリコソウ

2020年4月おわり記

3密無縁のミニベロ遊び

IDIOM2

4月2発目の外遊びはミニベロ乗りです。

IDIOM2

よせばいいのに、なんとなく坂を登ってしまいました。

IDIOM2

でも特に目指す場所があるわけではなく、少し見晴らしのいい場所で一息ついた後、そのまま降りてきてしまいました。

IDIOM2

こんな小路にも入り込めるのはミニベロ遊びの楽しさの一つです。

灯台下暗しの森に寄って、サクラの開花を確認してきました。

サクラ

新型コロナの感染予防で3つの密(密閉密集密接)を避けなさいということなのですが、もともとひとりでずっと遊んできたので、特にこれまでと週末の過ごし方が変わるわけではありません。

2020年4月なかごろ記

4月最初の畦道

ここからようやく4月の野外手帳です。新年度のスタートで何かと疲れが溜まってしまい、天気がいいのにぼーっとテレビを眺めてしまっていました。4月初の週末は外に出たのが夕方になってからでした。サクラの開花状況が気になって、近所の「マイ標準木」を見に行ってきました。

サクラ

長野市ではこの2日前の4/2にサクラの開花が宣言されていました。ここのサクラももうすぐです。

ハコベ

畦道をフルに歩けば2時間コース(鳥や虫、花を探しながらなのでゆっくりペースで)。でもこの日は最短の30分コース。ハコベがぐんぐんと生長してきていて、リンゴ畑の地面はハコベが波打っていました。

ハコベ

このあとはきっとカキドオシが出てくるはずです。こうした変化を予想したり見つけたりするのは、畦道散歩の楽しみの一つです。

畦道

気に入っていたリンゴの木が切れられてしまった場所で1枚。やっぱり物足りなく寂しいです。

2020年4月なかごろ記

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