過去の野外手帳

-2019年4月

4月最終ポタリングは坂を登って

少し山手の道をポタリング。

ヤマブキ

ヤマブキ前で。そしてまだ咲いていたサクラの木の下で。

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地元の人でさえなかなか通らないような小径にも、ミニベロなら入り込めます。

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味のある波トタンの前でも1枚。

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でもやっぱり写真を撮るために出かけているような気がしてきてしまう今日このごろのポタリング。これがミニベロなのでしょうかね。

2019年5月はじめ記

小布施花見ポタ

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とりあえずセイヨウタンポポの中の小径をゆきます。

リンゴ

リンゴの花見をしたり

ナシ

ナシの花見をしたりするうち、あそこのサクラが見頃ではないか?と思い出し、千曲川を渡ることにしました。

千曲川

堤防に出ると河川敷にはモモの花のピンク色が見えました。というかこれこそ桃色か。

千曲川

橋を渡ってたどり着いたのは千曲川河川公園(小布施町)。

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たくさんの観光客で賑わっていました。

ヤエザクラ

ここのヤエザクラは「一葉」という品種で、遅咲きなのだそうです。

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飯綱、高妻、黒姫、妙高の眺めも見事でした。

2019年5月はじめ記

ベニシジミ日光浴

まだ朝は冷え込みます。ごみ出しの時、日差しで体を温めているらしい微動だにしないベニシジミを見つけて、スマホで撮りました。

ベニシジミ

普通種ですが大変美麗な蝶だと思います。他のシジミチョウとはかなり違うし。

2019年5月はじめ記

まさかの環天頂アークと幻日環(4/28)

カタクリを愛でれば」の続きです。「カタクリを愛でれば環天頂アークと幻日環」だったのでした。

インカメラでカタクリを撮っていたので、スマホの画面には上空の様子が写ります。何枚か撮っているうちに、ふと虹のようなものが見えることに気づきました。

実はこの日(2019年4月28日)、長野県各地で環水平アークが観測されました。かなり鮮やかに見えたようで、翌日は新聞にも載ったほどです。ツイッターで環水平アークが見えていたことを後で知り、たぶんこちらでも見えただろうな…と残念に思っていました。

そんな気持ちを抱えたままの夕方の林道歩きでした。そうしたらまさかの環天頂アークの出現だったのです。環水平アークは何度か見たことがありましたが、環天頂アークは初めてでした。

急いで空が開けた場所まで戻ることにしました。

すると、幻日もはっきり見えました。一眼レフに広角レンズをつけていたのは幸運でした。なんとか環天頂アークと幻日とを1枚の画面に入れることができました。よく見ると、幻日環らしい白い筋も見えます(下写真)。興奮してしまいました。

幻日環?

スマホの縦パノラマで撮ったのが次の1枚。壮大な眺めでした。

幻日はよく見えたり見えなくなったりを繰り返していました。下の写真は、たぶん一番くっきりと幻日が見えていた時間帯のものです。

帰り道、車に乗っている間も環天頂アークはよく見えていました。

ただ、太陽からかなり離れた位置に見えていたせいか、気づきにくい現象だったかもしれません。見つけた直後、妻にLINEで連絡しましたが、太陽よりかなり上だよと言わなければすぐにはわからなかったようでした。

そのせいなのか、環水平アークについては、ツイッターでもかなり多くの投稿がありましたが、環天頂アークのツイートは自分のTLに流れてきませんでした。先に書いた新聞報道も、環天頂アークには触れていませんでした。

家に帰って、もちろん祝杯を上げました。

2019年5月はじめ記

カタクリを愛でれば

先日カタクリを見に出かけたものの、小雨模様で花が閉じてしまっていたため、再チャレンジです。その場所は花期に遅れてしまってもいたので、この日は別の場所に行ってみました。

こちらはぴったり。規模は小さいものの、素敵な姿を見ることができました。

スマホのインカメラを使うと、ローアングルからのこんな写真も案外簡単に撮ることができます。最近このやり方をいろいろな被写体で試してみています。

鳥はホオジロとアカハラを視認。アカハラは初認。ヤブサメが鳴き、コガラの透明なさえずりも聞くことができました。

続きはこちら。(明日アップします)

2019年5月はじめ記

サクラ2本

オオヤマザクラ

隣町でお花見。オオヤマザクラ(↑)とシダレザクラ(↓)です。ちょうどよい時期に行くのが難しいのですが、今季は大型連休とばっちり重なりました。

オオヤマザクラは樹勢の衰えのせいか枝がかなり落とされてしまって、見た目的に以前ほどの雄大さを感じにくくなっているのが残念です。

シダレザクラ

2019年5月はじめ記

コサメビタキ初認と吸蜜メジロ

灯台下暗しの森では芽吹きが始まりました。

勢いを増したタチツボスミレの株。

そしてなお盛んなウグイスカグラ。

キビタキがぶんぶんと追いかけ合いを繰り広げ、センダイムシクイがしきりに鳴いていました。コサメビタキは今季初認でした。個体数はかなり多く、森のあちこちを飛び回っていました。

サンショウクイは、ふだん飛んでいる姿ばかりを目にするのですが、この日は枝止まりするシーンが多かったです。でも遠くばかりでした。

ヤマザクラ系のサクラはまだ花をつけていて、メジロが夢中で吸蜜をしていました。

そのほか、水浴び直後なのか、羽繕いに余念がないエナガを観察できました。

そして初ルリタテハ。

冬鳥では、シロハラとツグミが残っていました。

2019年5月はじめ記

花見の里山歩き

4月下旬の里山歩き。

モモ

山麓に広がるモモの畑の中を行きます。

モモ

山道に入るとキブシの花。

キブシ

派手さはありませんが、春の山を飾る美しい花です。

キブシ

チョウジザクラも咲いていました。ヤブサメのさえずりを聞きながら頂上へ向かいます。ヤブサメは今季初認でした。

チョウジザクラ

目当てのカタクリは小雨模様の天気のためか、閉じてしまっていました。

カタクリ

花期にも少し遅れてしまった感じで、先週はやっぱりサクラの花見などしていないで、こちらに来るべきでした。

カタクリ

それでもこの美しい花を今年もこの山で見られたことを幸せに思いました。

カタクリ

雨脚が少し強くなったので、頂上を踏み早々に下山します。山頂ではサンショウクイを初認しました。

カタクリ

ヤマブキが咲き始めでした。

ヤマブキ

暗い林床に浮かび上がってまるで星空のように見えるこの時季のヤマブキがとても好きです。

ヤマブキ

山麓につく頃、雨は雪に変わっていました。

2019年5月はじめ記

リンゴにアケビにウグイスカグラ

10連休の初日です。先週は満開だったサクラ(ソメイヨシノ)はこの通り。

ソメイヨシノの終わり

代わってリンゴが咲き始め、これはこれでやっぱりいいものです。

リンゴ

かなり開花が進んでいる木もありました。

リンゴ

そしてこの時季の楽しみはアケビの花です。

アケビ

雄花もかわいいけど…

アケビ

やっぱり雌花がすごい。

アケビ

すごすぎる。

アケビ

灯台もと暗しの森に行きました。キビタキ、センダイムシクイを初認して、気分が上がりました。夏鳥の到来はほんとに嬉しいです。

灯台下暗しの森

ここではウグイスカグラがやっぱりすてきです。

ウグイスカグラ

まだ花が少ない森の中では目を引きます。

ウグイスカグラ

帰りは別の道を通ってまたしてもリンゴの花の鑑賞。ずいぶん色が違う木もあるのですね。

リンゴ

2019年4月おわり記

ウグイス初めて

朝、自宅でウグイスのさえずりを聞きました。たぶん初めて。

昔、自宅の周りは田んぼだらけで、いる鳥といえば留鳥ではスズメ、ムクドリ、ホオジロ、モズ、キジバトやオナガ、ハシボソガラスくらいで、例えばカラ類を観察することはほぼありませんでした。

空中写真

上の写真は当時の自宅周辺環境イメージです(出典:国土地理院の空中写真)。

ところが家が増え環境が住宅地に変わるにつれて、観察できる鳥の種類がだんだん変わってきました。シジュウカラを見ることは今では珍しくないです。田んぼで山から分断されていた環境から、庭木などを伝って森林を好む鳥たちが移動できるようになってきたのだと思います。

ウグイスが好むような低木や藪の環境も宅地化によって増えてきたということでしょうか。そういえば4月上旬に庭にあるウメの花にメジロが来ていました。これもたぶん初めてのことでした。

2019年4月おわり記

今春一番のサクラ

長野のソメイヨシノはあっという間に散ってしまいました。というわけで、これは先週の記事になります。

サクラ

前から写真に撮りたいと思っていてなかなか機会がなかった場所に、カメラを持っていってみました。穴場的な場所なんですけど、同じように撮影を目的に来ている方は結構いました。

サクラ

川沿いに木が立ち並び、下へ流れる枝が見事な花のトンネルを作っていました。

サクラ

サクラのシーズンが終わると長野はリンゴの花のシーズンです。

サクラ

帰る時、見事なハロが出ていることに気づきました。

ハロ

2019年4月おわり記

ウグイスカグラの星空

灯台もと暗しの森ではタチツボスミレが咲き始めていました。

タチツボスミレ

そして大好きなウグイスカグラも。

ウグイスカグラ

寝っ転がって仰向けになって写真を撮りました。ほとんど人に会わない道だからできることです。花の形が星型なのも相まって、青空に散りばめた星座のような眺めでした。

ウグイスカグラ

期待していた夏鳥の声や姿はツバメ以外まだなく、時折ツグミやシメの鋭い声が響いていました。

雑木林

森もサクラの彩り。ソメイヨシノではないと思います。長野ではヤマザクラではなくカスミザクラが自生しているということですが、ここは人為的な植生もありうる場所なので、よくわかりません。

雑木林

2019年4月おわり記

桜前線到達

4月中旬、いよいよ長野市にもサクラの季節がやってきました。

サクラ

青空に咲くサクラはほんとうにいいです。ヒヨドリがたくさんやってきていましたが、望遠レンズではなく広角レンズを持ってサクラの下を歩きます。

サクラ

サクラが咲くと次はアケビ。畦道散歩のアケビポイントに行ってみました。

アケビ

もうすぐって感じで、これも楽しみです。アケビコノハの幼虫がついていた少し離れた場所のアケビは切られてしまったので、代わりにこの場所で観察できることを期待しているのですが、フェンスにつるを絡ませている状態は天敵から身を隠すには不都合なのでしょうか、未だにここで観察できたことがありません。

アケビ

サクラが散れば次はリンゴです。まだまだつぼみは固い感じでしたが、花びらの色は見えてきていました。開くとこの赤い色はほとんど感じられなくなるのですけどね。

リンゴ

2019年4月おわり記

ウメにさよならサクラようこそ

サクラ

サクラのつぼみが膨らんできた4月の第2週です。

サクラ

花びらの色が遠目からもわかるようになってきました。

サクラ

ウメもまだまだ頑張っていて、ウメとサクラの花見が連続してできる長野の春は、ちょっと豪華です。

ウメ

ウメ

夕方の光を浴びて光るウメの花よ、また来年。

ウメ

ふと見ると、ハロが出ていました。

ハロ

2019年4月おわり記

4月上旬畦道散歩

ウメ

畦道沿いのウメは満開状態でした。

ウメ

ソメイヨシノのつぼみはかなり膨らんできていました。

サクラ

畦道のスミレ。ノジスミレでよいのかな。

ノジスミレ

越冬直後の姿は好きなんですが、こうなっちゃうと少し不気味に感じてしまうヒメオドリコソウ。なのでレンズを向ける機会はホトケノザのほうが圧倒的に多いです。

ヒメオドリコソウ

そのホトケノザ。

ホトケノザ

ツバメは2羽を観察。まだ市街地・農耕地には本格的に飛来はしていないようでした。

2019年4月なかごろ記

自宅庭のウメ開花記録

庭のウメ

そして

庭のウメ

2019年4月なかごろ記

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