過去の野外手帳

-2017年11月

霜の朝は早起き

霜で飾られたホトケノザが朝日を浴び始める瞬間の美しさ。

きらめくナズナ。

リンゴはそろそろおしまいです。

太陽が昇ったら家に帰りましょう。

帰り道に1つ発見したのは、霜がびっしり降りた朝はウメの落葉が目立つことです。太陽が昇るにつれ、つぎつぎに音を立てて葉が落ちます。霜が降りることが落葉を促進しているのではないか?と思い、少し検索してみましたがよくわかりませんでした。

2017年12月なかごろ記

寒い朝は早起き

11月下旬、マイナスの朝、霜の美しい畦道を歩きました。

畦道

ホトケノザが密集している休耕地はとてもフォトジェニックでした。

ホトケノザ

全体を撮っても美しいし(こちらはスマホで撮影)、アップでとっても美しい(こちらは一眼レフにマクロレンズで撮影)。

ホトケノザ

太陽が昇ると霜はどんどん解けてしまうので、写真を撮るのは時間との勝負ですが、土手の向きなどで日が当たるのが遅れる場所を探して歩けば、結構長い時間、霜写真撮影を楽しむことができました。

オオイヌノフグリ

オオイヌノフグリも引きと寄りで。

オオイヌノフグリ

寒い朝は、ファインダーをのぞいていると時間が経つのが惜しく感じられます。

2017年12月なかごろ記

近くて遠い山

岩菅

岩菅が白く見える夕。岩菅はいつしか遠い山になってしまいました。

四阿根子

四阿根子にも登りたいです。山に行けないという現実に、気持ちが下がる毎日です。山は逃げないという言葉がありますが、自分は山も逃げると思うのですよね。正確に言うと届かなくなる。1泊2泊の山はもちろん、いつでも登れると思っていた山さえ。

2017年12月なかごろ記

つかの間の山

里山山麓徘徊を目論み、11時から歩き始めた11月の下旬でありました。登り始めてすぐに、アトリが飛び回り、、アカゲラはばっちり見ることができて、いい感じのスタートでした。

里山徘徊

今の自分にはあの山頂まで行く時間がないけれど、でもまあそれでもいいかと思い始めた今日この頃です。どうせてっぺんにまで行かないとなれば、鳥をていねいに見ることにもなって、それはそれでいいのかもしれません。遠く根子が白く見える季節になりました。

この里山山麓には農業用の溜池が点在。それぞれ表情が違うので、写真写りは今ひとつながらも巡り歩きは楽しいです。その中でも一番大きな池には、オオバンやヒドリガモ、カイツブリが確認できました。

里山徘徊

先日の台風の影響か、倒木が目立ち水路が埋まってしまったようで道が川になっていたりしました。2時間で下山し、それなりに満ち足りた気分で家に戻りました。

2017年12月なかごろ記

ツグミとシメがやってきた

落ち葉

先週末は3連休だったのがいけなくて、「もう今日は日曜日、休みが終わってしまう…」と朝からつらい気持ちになってしまっていましたが、窓の外から聞こえてくるジョウビタキの声に誘われて、とりあえず外に出ました。

畦道

11月中旬の畦道散歩は7時、曇り気温2℃のコンディション。

山

上信国境方面の東山は雪化粧。里山は色づき、遠く北アルプスは真っ白なお姿。

ヒヨドリ

カキノキにヒヨドリ、遠くからジョウビタキ(メスは今シーズン初めて見ました)。

ツグミ

この日はツグミとシメの初認となりました。やったー!という気分になりました。単純なもので、シュッとしたツグミを見たら憂鬱な気分がどこかにいってしまって、午後はタイヤ交換を2台分もしてしまいました。

2017年11月おわり記

11月中旬の灯台下暗しの森

14時20分、11℃のコンディション。風が冷たく感じました。色づきがさらに進み、秋色の濃い灯台もと暗しの森です。

灯台下暗しの森

エナガ、シジュウカラ、ヤマガラの混群を見上げながら歩きます。

灯台下暗しの森

実は蛍光管を買ってきて!と言われて家を出たはずだったのですが、気がついたら(?)この森を歩いていました。

灯台下暗しの森

2017年11月なかごろ記

よく晴れた秋の里山で世間の狭さを知る

色づきの進んだ里山に行きました。よく晴れた日で、秋の山の美しさをのんびり楽しむことができました。

秋の里山

普段は出会うことのないハイカーがたくさん歩いていました。みんなそれぞれ秋の山を楽しんでいるなあ…なんて思っていたら、ばったりと仕事上の知人に会ってしまいました。さわやかな青空のもと、したくもない仕事の話をする羽目になってしまったのは誤算でした。休日にこうして里山をふらふら歩いていることは知られていないことだったので、なんだか隠していたことの一部を知られてしまったような、変な気恥ずかしさを覚えてしまいました。

山頂を踏み、そそくさと下山開始。下りは人の少なそうな別ルートを選択。ここも木々がとても美しかったです。

秋の里山

ルート途中にあるビューポイントで市街地を見下ろします。びっしりと並んだ家並みを見ていると、これってつかの間の現実逃避なんだよな…なんて思ってしまうのでした。

秋の里山

鳥的には少し寂しくて、カラ類を中心とした観察にとどまりました。せっかく双眼鏡を持っていきましたが、ほとんど使いませんでした。

秋の里山

2017年11月なかごろ記

11月初旬の灯台もと暗しの森

時間を見つけての灯台もと暗しの森です。午後3時、快晴、18℃のコンディション。気持ちのいい秋の日でした。

灯台下暗しの森

シジュウカラやヤマガラ、エナガ、コゲラを見ました。森の木々の色付きが始まっていて、とてもいい感じです。

灯台下暗しの森

クモ2種。うーんハエトリグモハンドブックを買わなければ。美しいハエトリ(左)。右はワカバグモ?

クモ2種

こんな写真を撮っているうちに太陽はどんどんと落ちていったのでした。

灯台下暗しの森

2017年11月なかごろ記

ジョウビタキがやってきた

11月3日文化の日の畦道散歩。この時季の田んぼの色はかなり好きです。

田んぼ

朝の光を浴びるいつもの小径とイヌタデ。

畦道

そしてこの日はジョウビタキ初認となりまして、とてもハッピーでした。

ジョウビタキ初認

遠く北アルプスは少し霞んで見えていましたけど、雪がついているのははっきりわかりました。季節がどんどん進んでいきます。里山と里の色付きも始まりました。

田んぼ

虫たちの姿はあまり見かけなくなりました。朝日に体を温めるヤマトシジミとツマグロヒョウモンです。

ヤマトシジミ

2017年11月なかごろ記

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