過去の野外手帳

-2014年10月

霜の畦道散歩

下の「灯台もと暗しの森」に続いて、これも10月中旬の記事です。

霜

霜が降りました。でも全面的に降りたわけではないので、初霜と言っていいのかどうか。霜がつきやすいものとつきにくいものと、植物の種類によって差があります。
太陽の光が当たるとすぐに融けてしまうので、写真を撮るのは時間との勝負です。

ヤマトシジミ

翅が乾くまで飛べないヤマトシジミを見つけました。

ナナホシテントウとアブラムシ

気温が上がるまで、ナナホシテントウとアブラムシの戦いも一時休戦中(戦いと言っても、一方的なものではありますけれど)。

ミゾソバ

大好きなミゾソバの花も終わりです。また来年。

2014年10月おわり記

10月中旬の灯台もと暗しの森でアトリ初認

帰りが遅かったり風邪を引いたりでパソコンを開かずにいて、半月前のことを今頃書いています。10月12日にアトリ初認でした。

アトリなど

チョウに間違われる代表選手のイカリモンガ(上写真左下)もたくさん見かけるようになってきました。

森

緑が鮮やかさを失って、秋色に移りつつある森です。シロハラらしい声が何回か聞こえましたが、視認はできませんでした。

ホトトギスなど

先日購入した速写ストラップを、初めて実戦投入してみました。カメラが腰位置に来るので(上写真右下モノクロ画像)、双眼鏡との併用には大変都合がいいです。これまでは、双眼鏡もカメラも首からかけていたので、どうしてもがちゃがちゃぶつかりましたし、ストラップの上下の重なりも気にしなくてはなりませんでしたから。

巻雲

森を出て帰る頃、夕方の空には天気が下り坂であることを示す巻雲が広がってきていました。この2日後、台風が通過していったのでした。

2014年10月おわり記

ホソバセダカモクメ

こんな幼虫を見つけました。ど派手。でもイモムシハンドブック1・2・3には載っていません。

ホソバセダカモクメ

「イモムシ」「黄色」「黒」「白」で検索したら一発でホソバセダカモクメだとわかりました。ネットってすごい。しかもこのイモムシを食べた記録まで見つかりました。美味しいそうです。アサギマダラやカバマダラのイモムシに似ていて、いかにも毒のありそうな色彩です。

2014年10月なかごろ記

相変わらずの畦道散歩

ノビタキを期待しているんですが、ちょっと無理ですかね。

ミゾソバ

遠目でもアップでも美しいミゾソバの花を愛で。

オンブバッタ

オンブバッタの目線に秋が深いことを感じるこの頃。

2014年10月なかごろ記

辛うじて皆既月食観望(10/8)

朝からわくわくしていました。日中はよく晴れていて、天候の心配は全くないな…と思っていたのですが、帰る頃には曇天に。

それでも、月の出の頃には雲の向こうに月の存在が感じられたのですが、月が欠け始める頃にはもう全く見えなくなっていました。あー残念だな…と、ツイッターで月食の様子を見ていました。

間もなく皆既食が終わる時間帯になって、やっと雲間に月が見え始めました。雲が流れて、見えたり見えなかったりでしたが、なんとか赤い月を見ることができました。皆既食から光を取り戻していく過程は、雲が切れてよく見ることができました。

今回はデジスコで撮影しましたが、月が明るいうちにピントを合わせておくことができませんでした。皆既食中の暗い月に、ゲインの上がりまくったEVFでマニュアルフォーカスをするのはとても難しかったです。

カメラを外してスコープで直接見ると、月食がとても美しく感じられました。双眼鏡では雲の向こうに月がある様子がとても立体的に見えて、感動ものでした。EVFはこういう場面ではまだまだというか、やはり肉眼で見ることが一番自然を美しく感じられることがよくわかりました。

2014年10月なかごろ記

10月上旬の灯台もと暗しの森でゴジュウカラ

ミゾソバ

畦道を歩いて、灯台もと暗しの森へ。里でもミゾソバが盛りの時季になりました。蝶はキタテハ。

秋色

森はほんのり秋色でした。

ゴジュウカラ

ゴジュウカラはこの時季としては珍しい。ここではこれまで冬に記録されている種類です。森の中の小径には、おそらくタカがおそらくドバトを捕食したっぽい跡がありました。鳥はそのほか、エナガ、アカゲラ、カケスなど。カはずいぶん少なくなりました。

アケビ

帰り道は実のウォッチング。ノブドウは茎までこんなに美しかったとは。アケビは食べてもそんなにうまい!って訳じゃないんですが、見つけると嬉しくなります。

アオツヅラフジ

アオツヅラフジはフェンスにセンスよく絡まっていました。ヤブランの実はこれから黒くなります。

2014年10月はじめ記

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