過去の野外手帳

〜2009年5月

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魔女(夜ジョグ)

新型レガシィが発表されたので、車の雑誌を買ってきました。今はミニバンですが、初代、2代目とツーリングワゴンを乗り継いだので、新型にも関心あります。
いつかはレガシィに戻ろうかなと思っていたのですが、かなり大きくなってしまい、デザインもレガシィじゃないなあという感じでビミョーです。

と雑誌をぱらぱらめくっていたノンアルコールの夜、ホトトギスの声が聞こえてきました。
私の住んでいるところでは、カッコウは里で繁殖しますが、ホトトギスは山に行ってしまいます。なので、これは通過個体なんだと思いますが、やっぱり夏らしさを感じる声で、なんだかとても嬉しくなってしまったのでした。

急にやる気になってしまって、もう真夜中だけどちょっと走ってこよう!と外に出ました。空気はひんやり、Tシャツとハーフパンツではちょっと寒いくらいです。
走り始めてすぐ、上空から「キキキ」と尻下がりではあるけれど鋭い声が聞こえてきました。不気味な魔女の笑い声を早口にしたような感じ。

声の主は、すぐ近くを飛び回りながら鳴いているようでした。でも月のない夜で、見上げてもシルエットさえ判別できず。
声質、状況からはホトトギスだと思ったんですが、ホトトギスの地鳴きってこんな声だっけ?と思いながら走っていたのでした。

次の日、テスト勉強をしていた息子が夜、不気味な声を聞いたというので、「キキキ」じゃなかった?と言うと、そうそう!との答えでした。

図鑑などを見ても、ホトトギスの地鳴きは「ピピピ」なんですが、これってどうなんでしょう。もしかして違う鳥でしょうか。
いや、鳥じゃなかったりして。魔女がほうきに乗って飛んでいたのかもしれません。

2009年5月おわり記

野遊び的に不調の今日この頃(5月下旬のメモ)

鳥見、山歩きできてません。この間、海の近くに行く機会はありましたが、仕事でありました。もちろん?小さな双眼鏡をバッグに忍ばせていきました…。

◆イソヒヨドリがたくさんいて、とっても新鮮でした。オスの青はなかなか渋くていいですね。窓を開ければ、彼らの囀りも聞こえてきました。「所変われば鳥変わる」だなあと思った次第です。

◆港にはウミネコがたくさんいました。強い風を巧みにとらえて、空をつーっと切りながら舞っていました。昔ちょっと興味を持っていた(結局やらなかったですけど)スポーツカイトを連想しました。こういうのも、海無し県の住人には珍しく嬉しい風景であります。

◆そういえば、先週木曜日にカッコウ初認しました(これも仕事中でしたが長野の話です)。この声を聞くとこれから暑い季節が来るんだなあと思います。その後、声を聞いてないので、通過個体だったのかな。

2009年5月おわり記

ジテツー鳥風景(最近のメモ)

花粉の散布濃度がそろそろ下がってきた感じなので、ジテツー復活しています。

◆水の入った田圃にきれいに色づいたアマサギがいました。

◆川沿いでオオヨシキリ初認です。

◆スズメの巣立ちビナを見ました。

◆天気のいい朝のイカルの声は最高です。

2009年5月なかごろ記

5月9日の戸隠森林植物園(赤い彗星)

アオジキビタキセンダイコルリ車のドアを開けた瞬間にアオジ、キビタキ、コルリの声。
ひんやりした空気と夏鳥の濃さを感じるこの瞬間は、戸隠の醍醐味だと思います。5時半のスタート、気温は6℃。

今日はやっぱりコルリでしょう!ということで、私が勝手に名付けたコルリポイントを順々に回ることにします。

第一ポイントはかなり近くで鳴いていたのですが、結局分からずじまい、根負け。第二ポイントも声だけ。ほかに人もいなくて、目玉2つだけで探すのはやっぱり難しいな…と思いつつ第三ポイントへ。

そこでは先着コーワプロミナー夫婦様が、すでにコルリ発見済みのご様子。そーっと近寄ってそーっと聞くと、「あそこに白いお腹が見えるでしょ?」と教えてくださいました。
昨日から探していてやっと見られたのだそうです。
「二日目にしてやっと見つけたね」と、さらりと笑顔で話されていたのが素敵なお二人。おかげさまで、今季初コルリを拝むことが出来ました。たなぼたでいい思いさせてもらっちゃって、申し訳なかったです。ありがとうー。やっぱりスコープを買うとしたら次はコーワにします。

もう今日はこれでいいかなと思いながら、それでもと思って第四ポイントへ。
ここはコルリ待ちの人だかりができがちなのですが、この日もすでにそれは形成されていました。ちょっと敬遠したいなと思ってしまったのですが、レンズやスコープの動きを見ていると、「見える、見えるぞ!私にもコルリが見える!」とシャアの気分です(すみません、ガンダムネタです)。

ミズバショウなどかなりすばしっこかったここのコルリですが、おかげで枝とまりの囀る姿を、素早く視野にとらえて見ることができました。
またゴマ粒のようにしか写ってはいませんが、お手軽ズームレンズでもミズバショウの間を歩く写真まで撮れてしまいました(上の写真右下)。

これからは人だかりにも嫌がらず寄っていくことにします。ギャラリーの皆様、ありがとうー。

あと、ノジコがよかったです。第一ノジコポイントでは、声はすれども発見できませんでしたが(やたらに大きい声でセンセイが構図指導をしているミズバショウ撮影グループがいたのも痛かった)、別の場所で枝で囀るノジコを見ることができたので幸せでした。

また、第2コルリポイントでクロジの囀りを聞けたことも嬉しかったです。

カメラを構えたオジサンに、「クロジ、ちょっと遠いですね」と言ったら、「今はなっ!」と怒られてしまいました。もう少しクロジを待ってみようかと思っていたのですが、ちょっと居づらくなってしまって…。
あの後、オジサンはクロジに会えたのか、ほんの少しだけ気がかりです。

キビタキはとても多かったです。あちこちで激しい争いをブンブン繰り広げていました。その分、前回全開だった(ここは笑ってもいいところです)コサメビタキはややおとなしめでした。

昼前に家に帰りたかったので、10時には戸隠を後にしましたが、4時間半で確認種は30種。クロツグミを視認できなかったこと、常連さんのキバシリに会えなかったことは残念でしたが、たっぷり楽しめました。ミズバショウ見頃、カタクリ満開。本当に気持ちのよいすばらしい5月の戸隠です。

2009年5月なかごろ記

ご近所徘徊(脇道探検とお祭り・ポタリング)

下の記事のように、連休中の鳥見・野遊びは近場に終始。というか、手近でのんびり遊ぶのが気持ちよく楽しい分、遠くに行く気力がわかず、意味もあまり見いだせずにいるというところです。これは加齢現象かもしれません。
高速道路の休日1000円は、今のところ我が家に直接メリットなしです。

◆ご近所お出かけその1(脇道探検)

ヒトリシズカとニリンソウ

入り込んでみた脇道で、ヒトリシズカとニリンソウの群生を見つけたヨロコビ。
また道端には結実したカタクリがたくさん見られました。もう少し早い時期だったら薄紫の花びらが道端に風に揺れる見事な眺めも期待できそうです。来春の楽しみができました。

◆ご近所お出かけその2(お祭り)

近くのお祭りに、帰省中の姉・弟家族とで出かけました。息子は友達と早々に繰り出していて、現地で顔を合わせたくらい。

石段から参道

ヤマガラが鳴く急な石段を上りきると涼風が吹き、見上げれば高曇りの空にノスリが輪を描いていました。この瞬間の気持ちよさ。ちょっと寒かったので飲んだ甘酒がこれまたしみました。

◆ご近所お出かけその3(ポタリング)

連休中の善光寺御開帳がどのくらいの人出なのか、怖いもの見たさで、これまた帰省中の姉と弟と3人で自転車に乗って出かけてみました。
善光寺裏手の住宅街ではウグイスが鳴いていました。大変爽やかでありました。

善光寺御開帳

回向柱には長い列ができていました(写真左上)。山門はもちろん、仁王門まで列は続いているようでした(写真右上)。境内に流れていたアナウンスによると、待ち時間は2時間以上だそうです。大変だー。
参道をちょっと外れれば静かな境内です。メジロの声が聞こえてきました。
本堂西側にある前回の回向柱(写真左下)に触ってきました。御利益は全くないでしょう。
宿坊街(写真右下)をシャーと下り、門前のあちこちに寄り道して帰ってきました。

2009年5月はじめ記

エナガなのに目白押しとはこれ如何に(かわいすぎ)

「灯台もと暗しの森」についてはこちら。前回の森はこちら

家族の送迎の空き時間を使って、小一時間歩いてみた灯台もと暗しの森。
花盛り。ホタルカズラがその名の通り、はっとするような青さで林床に輝いていました。

灯台もと暗しの森の花々

今日もキビタキとセンダイムシクイが盛んに鳴いていました。特にセンダイムシクイは多い感じがしました。双眼鏡で姿を追いますが、動きが早く、見上げる体勢にも無理があってなかなかじっくり見るという訳にはいきません。鳴いてくれるから識別できますが…。

サンショウクイがキビタキのメスと盛んにポジション争いをしていました。下の写真左上はいいかげんにしろー!と怒れる(推測)サンショウクイです。

エナガの巣立ちビナが、枝で押し合いへし合いをしてる様子を見ることができました(下の写真右上オレンジ円内)。上空から列の真ん中に割り込むやつもいて、本当に愛らしかったです。かわいすぎて、思わず表情が緩むのが自分でも分かりました。
端から見ると双眼鏡をのぞきながらニヤニヤしている怪しく気持ち悪いオジサンだったと思いますが、周囲には誰もいなかったので問題ありません。
ずっと見ていたかったのですが、時間は限られていますしエナガ一家にも悪いので足を進めます。

サンショウクイとエナガとヒヨドリ

沢状の暗い場所でアカハラが無言で走り回っていました。囀りを聞きたかったのですが、それどころではないみたいでした。ちょっと残念。これから標高の高い場所へ移っていくのでしょう。

ヒヨドリがあちこちにいたので、緑バックで撮ってみました。とっても絵になる気がしました。
やがて、迎えに来て〜と携帯が鳴り、森を後にしました。

2009年5月はじめ記

タラの芽採り(やっぱり天ぷらが一番)

タラノメとニリンソウ

5月連休恒例タラの芽採り。ミニバンフル乗車で出かけました。
ニリンソウが美しく咲いていました。タラの芽は期待していなかったのですが、まあまあの量を採ることができました。
帰ってから、釜揚げうどんと一緒に美味しく山の恵みをいただきました。

2009年5月はじめ記

夏鳥到来で一句(お粗末)

「灯台もと暗しの森」についてはこちら。前回の森はこちら

ちょっと空いた時間に、気軽に森歩きと鳥見が出来るのは幸せなことです。
「やきそばの材料買ってきて!」と言われたので、「はいっ!」と返事をし、双眼鏡とカメラを持って出かけました(文脈が変ですが、そういうことです)。

灯台もと暗しの森

「灯台もと暗しの森」は、葉が茂りまとわりつく虫も多くなってきて、鳥見には向かなくなってきましたが、夏鳥が増えていて楽しかったです。
前回はまだシメやツグミがいましたが、今回は歩き始めからキビタキとセンダイムシクイ!
ここで一句。

囀りや見えるは青葉青葉かな(by シュー)

でも、キビタキもセンダイムシクイもなんとか姿を見ることができました。
キビタキはブンブンとかなり活発でした。じっくり待ってみたのがよかったです。
続いて聞こえてきたのはサンショウクイの声。
ここで一句。

山椒食たまにはじっくり見たいなあ(by シュー)

願いは通じるもので、待っていると近くの枝にサンショウクイがやってきて、写真も撮れちゃいました。

鳥たち

次に聞こえてきたのはエゾムシクイ。

蝦夷虫食ヒーツーキーとペダル踏む(by シュー)

エゾムシクイはずいぶん見ていなくて、確か前回は、林道をマウンテンバイクで分け入った時のこと。
土砂崩落で車が進めない箇所を担いでクリア。その先で見たエゾムシクイの、逆光に透けるくちばしの色が美しかったことを覚えています。
それ以来なかなか姿を見る機会がなかったのですが、今回ばっちり見ることができました。

葉っぱが茂って条件はよくなかったのに、ほとんどの鳥を視認できて、大変幸せでありました。確認種はアオゲラ、コゲラ、ツバメ、キセキレイ、ヒヨドリ、サンショウクイ、ウグイス、エゾムシクイ、センダイムシクイ、キビタキ、エナガ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カワラヒワ、イカル、スズメ。

大変気分良く、スーパーで豚肉、もやし、ピーマンなどを買って帰りました。

2009年5月はじめ記

ラーメンが食べたかった(忘れ物が多いのは昔から)

尾根歩き標高を上げていくと季節を巻き戻すような感覚が面白いと思います。山登りの醍醐味の一つはこれかも。夏に雪見て喜ぶのも同じですよね。

こんなに人気(ひとけ)のない山で、知り合いに会ってしまいました。
下山してくる3人パーティーとのすれ違いで、「あれ、シューさん?」と声をかけられました。私はゼイゼイ下向いて登っていたので、声かけられなければ気づかなかったのですが。

その方は山岳会に入ってばりばり登っている方で、「へぇ、山登りするんだー」というニュアンスをばしばし 感じながらしばし 歓談(ここの「ばしばし」と「しばし」の掛け合いは本記事の中で一番気に入っている部分です)
ええ、しますとも。簡単な山ばかりですけどね。

この山には見晴らしのいい場所にベンチがあって、そこでラーメンを食べてのんびり過ごそうと、そればかりを楽しみに登ってきたのですが、いざザックをおろして中を確かめると、なんということでしょう (ここは「劇的ビフォーアフター」風に読んでください。あの番組大好きです)。コッヘルを忘れてしまいました。どうしようもありません。

忘れ物自分の愚かさを嘆きつつ、非常食のクッキーのうち2枚をお昼に充てました。情けなくひもじく虚しい気持ちでストーブとラーメンの写真を撮ってみました(左)。

空腹感を抱えつつ、双眼鏡で麓の景色を眺めながら小一時間過ごしました。上空にはノスリが輪を描いていました。
シラカバの梢に焦点を合わせてみると、やたらに黄色いマヒワが1羽とまっていました。まだいたんですか。

よろよろ下山し、すき家のねぎ玉牛丼でエネルギーを補給してから家に帰りました。
ラーメンやさんを探せばよかったのですが、時間が中途半端で準備中のお店ばかり。
そしてやっぱり、山でラーメンが食べたかった。

2009年5月はじめ記

5月1日の戸隠森林植物園(寂しき父さん)

戸隠最近何故か体温が下がり気味で、暑がりが一転、寒がりになった私です。お風呂も熱くないとしっくりきません(そんなことはこれまでなかった)。
でも、さすがにフリースジャケットは暑すぎでした。木々の芽吹きはまだまだですが、雪はほんのちょっと残っているだけです。

いつものコースを行くと、くまたかさんに会いました。今日は土日に出勤した代休その1なのですが、くまたかさんも代休とのこと。
明日からは混みそうなので、静かなうちに戸隠を…という目論見?も同じだったようです。

午前中は静かで人に会うことも少なかったのですが、2時過ぎに駐車場に戻る頃にはだいぶ人が増えてきていました。これから鳥見や撮影に向かう方々にたくさんすれ違いました。帰る頃には駐車場が9割方埋まっていました。狙っていたお蕎麦やさんも、こんな時間になっても待ちが出ていてあきらめました。

リュウキンカとミズバショウ

とても鳥が少ないように感じたのですが、それは暖かさの割には…という感覚のずれみたいで、例年の野帳を見ても、5月最初は夏鳥の入り始め、こんなものでしょう。

湿地で餌をとるクロツグミを見ました。体力の回復に努めているのかなという感じでしたが、1時過ぎには遠くで囀りを聞きました。それだけの元気が出てきたというところなんでしょうか。それにしてもそのクロツグミ、一瞬お腹まで黒く見えて、あれ?クロウタドリ?と思ってしまいました。その後ずっと背中だけ向けられてしっかり確認できなかったのですが、もちろん何かの錯覚です。
アカハラは1羽だけ見ました。本格的な渡来はこれからみたいです。

ニュウナイスズメとキビタキ

キビタキは2個体の囀りを聞きました。コサメビタキとニュウナイスズメはたくさんいました。
その他の夏鳥はツツドリが1(声だけ)、サンショウクイが5(飛んでた)、ヤブサメが1(声だけ)、センダイムシクイが1(声だけ)。
全部で33種類を確認。少ないなあと思っていた割にはたくさんでありました。

キクザキイチゲ

大好きなキクザキイチゲとアズマイチゲが花盛りで、たくさん写真を撮ってしまいました。カタクリはぽつぽつ、ミズバショウもまだ小さくて、これらはこれからが本番です。

明日からはいよいよ5月大型連休の始まり始まり。5連休だし、高速道路は1000円乗り放題になっているし、相当に混みそうです。
それでもやっぱり行きたいこの時期の戸隠。

我が家では、4月か5月に親子戸隠探鳥会を行うのが恒例で、戸隠の春を家族で楽しんできたのですが、この4月に長男次男が進学、ともに1年生として部活部活の連休予定です。
長男は一昨年から参加できてないのですが、昨年までは小学生でOKだった次男もだめそう。1999年からなので10年目の節目の年なんですが、ついに不成立になってしまいそうです。
今年はちょっと寂しいトーサンです。

2009年5月はじめ記

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