自由研究
ホシホウジャクとクロホウジャクの識別
2023年10月29日記
庭に勝手に生えてくる(いつか植えたものなんでしょうけど)ハナトラノオにホウジャク系の蛾がブンブン吸蜜に訪れています。自由自在に飛び回るさまはまるでハチドリのよう(見たことありませんが)。
飛んでいる姿を見ればホウジャク系ということはとりあえずわかるものの、翅の模様が見えないと識別できないので写真撮影を試みました。夕方ですでに薄暗かったので、内蔵ストロボを使用しています。
かなり難易度が高くて、まともに写っている駒はわずかでした。
この画像から、このホウジャクはホシホウジャクだとわかります。
ホシホウジャクと特に似ているのはクロホウジャクで、その識別には前翅の模様がポイントになると以前ネットで学習した覚えがあります。ところがその識別点を解説してくれていたサイトが検索してもヒットしません。とてもわかりやすかったのに、これは大きな損失だと思いました。
野帳にその識別点はメモしてあったのでとりあえずそれをここにも載せて、web上の知識の補完にしたいと思います。
昨年クロホウジャクを撮ったときに書いた記録はこちら。
そこからとりあえず転記します。
クロホウジャクは前翅先端部に横長の階段状の淡色部があるのがポイントだそうです。ホシホウジャクの場合は、同じく前翅先端部に濃色部があり、それはクロホウジャクも似ているのですが、その濃い部分が長方形に見えるのがホシホウジャク、そうは見えないのがクロホウジャクとのこと。
上の文章を画像で示すと以下のようになります。
↑これがクロホウジャク(淡色部が階段状)
↑こちらが今回の訪花者のホシホウジャク(濃色部が長方形)