過去の野外手帳
-2023年11月

月の出
2023年12月4日記
11月26日(日)月齢12の月の出です。
アプリ上では月の出は15:30でしたが、東の山が高いので実際に出てきたのは30分ほど遅れてのことでした。
カモ続々
2023年12月3日記
中学生の頃から通っている池。
オカヨシガモ。この人は前回もいました。前回は1ヶ月前。
ハシビロガモ。前回はいませんでした。ハシビロガモは長野ではあまり見る機会がないカモでした。この池ではここ数年定着しています。
オナガガモ。この人も前回はいませんでした。
ヒドリガモ。前回より数を増やしていました。最も渡来が早い種類の一つだと思います。
アオサギの若いの。ダイサギもいました。そのほかコガモ、カルガモ、オオバン、カワウ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、ジョウビタキ、アオジ、オナガ。
1ヶ月後は毎年渡来が確認されている巴様を期待しています。
小春日和
2023年12月3日記
快晴8℃午後の畦道。
例年だと霜が降りたり雪が降ったりの時期です。今年はやっぱり暖かいです。
フレームアウトするくらい近くをノスリが飛びました。ベニマシコもいました。
月と木星の接近
2023年12月2日記
11月25日は月齢12の月と木星の接近が見られました。
雲が多くなかなか見られなかったのですが、19時前には雲に見え隠れしながらもその光景を見ることができました。
少し露出を落として撮ったカット。月の表面はこちらのほうがよくわかります。写真の限界と肉眼の優秀さを改めて感じます。
シャッタースピードを遅くすると、月は露出オーバーになってしまう代わりに木星のガレリオ衛星が写りました。
それぞれの衛星の名前と位置がわかるサイトで、調べてみました。エウロパは木星と重なってしまっていて、この画像ではわかりません。
虹色の山とシメ初認
2023年12月2日記
11月下旬の畦道。ややしぐれ模様で、里山には太い虹がかかっていました。
終わりかかっている秋の山は虹色に霞んで見えました。
そこを飛ぶトビ。
畦道脇の雑木は落葉が進んでいました。
梢から鋭い声が聞こえてきて、姿を探すとシメがいました。初認です。
オナガの小群に出会いました。
そのすぐ近くでジョウビタキ。
さらにメジロ。
いつもの近所の森へ接続しました。かなり冬の景色になっていました。今年の秋は特に短かったと感じます。
ヤブランの実が緑色の時期を逃してしまいました。もう黒光りする実ばかり。
森の中。
鳥的にはあまり成果がなく、森を後にして帰路につきます。
カキノキにヒヨドリ。
ツグミの今季の渡来状況は順調のようです。
生け垣のスズメ。
電線のハシボソガラス。
山には本格的な冬が来ています。
畑で彩雲
2023年11月26日記
朝、ごみ出しに行くと雲がとってもいい感じでした。壮大なスケール感があるというか、空の高さを感じさせる雲でした。
太陽の近くは色づいていて彩雲になっていました。スマホ撮影だとこのくらいが限度。
しばらく経って畑仕事に出ると、彩雲はさらにいい感じになっていました。一眼レフを持ち出して写真を撮りました。
いつも彩雲を撮ると目で見たのとはずいぶん違う色になってしまうのですが、この日撮れた写真はまあまあいい色になったと思います。
畑仕事はブルーベリーの植え替えでした。ちょっと頑張りすぎてめまいが悪化。午後は臥せっていました。
再び畦道
2023年11月25日記
前日に続いて夕方の畦道歩き。歩いた時間帯は同じでしたが気温は一転して13℃と高め。体調管理が難しい11月です。
まだ残っていた陽の光にツグミが照らされていました。いつもの渡来直後より警戒心が弱い感じがします。気のせいでしょうか。
こちら里山バックのヒヨドリ。
スズメ、カワラヒワ、ツグミ、ヒヨドリ、ムクドリ、オナガ、ハシボソガラス、キジ。
この日の月は月齢5.7。
長野市の東方の山には冬がやってきています。
夕方畦道
2023年11月26日記
前回の畦道はとても暑くて汗ばむくらい、対してこの日はとても寒くて雪霰が降りました。その後は冷たい雨になりました。午後は晴れてきて、畦道を歩く気になりました。午後4時頃にスタート、気温5℃。
月齢4.7の月が南の空に見えました。
鳥はスズメ、ツグミ、ムクドリ、ヒヨドリ、コゲラ、ハシボソガラス。今季はツグミの渡来は順調のようです。
太陽はぐんぐんと沈んで辺りから光が失われていきました。
歩いている間に月も西に動いて高度を落としていきました。
11月の暑い日
2023年11月19日記
11月上旬の畦道です。
晴れていい天気、気温が上がりました。気温は17℃程度でも寒さに慣れた体にはかなり暑く感じました。これを書いている11月19日は雪が積もりまして大変寒くなりました。今年の11月は特に気温が乱高下という感じです。
セイタカアワダチソウエリアでは秋の終わりを惜しむ蝶の姿がありました。↑はモンシロチョウ、↓はウラナミシジミです。
寒い日もあったせいか、ウラナミシジミはかなり数を減らしている印象でした。
木立のある場所ではイカルが囀っていました。大型ツグミっぽい声もしたので、姿を探しましたが発見できず。このあと、マミチャジナイを過去に観察したことがある場所にも行ってみましたが、もちろん空振りでした。
オナガの群れを発見。オナガはなかなかまともに写真を撮らせてくれません。くつろいでいるように見えて、微妙に枝の影へ後ろへと回り込まれてしまいます。
住宅街を通過。ここではジョウビタキを見ました。
いつもの近所の森へ到達。ここでは特に収穫なし。
復路でのモズ。
最後はキタキチョウでした。
病み上がりの錦の山
2023年11月12日記
最近悩まされているめまいがこの日は軽かったので、久しぶりに頂上を目指す里山歩きをしてみました。
紅葉・黄葉まっさかりの里山のやわらか道を行きます。この日も古いデジタル一眼レフに35mm単焦点をつけていきました。
周囲の景色が美しくて写真ばかり撮ってしまうので、ペースが上がりません。でもめまいからの病み上がり登山なのでそれでよいのであります。
古いデジタル一眼レフで撮った紅葉紅葉写真は、ホワイトバランスが晴天だと黄色みが強すぎ、オートだと寒色系に転びすぎでした。秋の山なので黄色くてもいいかと、基本晴天設定で撮ってます。なのでこれらの写真はやや盛りすぎです。
赤と黄色と茶色こってりの風景の中で、さわやかに見えたのはこのコシアブラの葉でした。
登山道はとてもうまいコース取りで、たいした急登がないまま標高を稼いでいきます。
稜線が近くなると空が近くなってきました。この画像はスマホです。
この山唯一の展望ポイント。ここまで来ると山頂はもうすぐです。
ここから頂上まではちいさなアップダウンはあるものの平坦な道。
三角点で小休止。消音機能付きの熊鈴を買って初使用でした。行動食だけ取って下山します。
来た道を少し戻り、別ルートで降りることにしました。
こちらはやや急なところもあるのでストックを出しました。
ケヤキの森を過ぎてスギの植林地を過ぎれば登山口です。
行動時間は5時間くらいでした。登山口には何台か車が止まっていたのですが、誰にも会わない山でした。静かな山が好きなのでそれはそれでいいのですが、今季はクマの事故が多いので、やっぱりその点は心配になります。
とりあえずクマには遭わず、そしてめまいからなんとか復活しての山歩きが無事できたので何よりでした。
古い一眼レフを持って森を歩く
2023年11月8日記
いつもの近所の森です。
夕方の光が美しい森でした。
ここでも前の記録で触れたのと同じ古いデジタル一眼レフで写真を撮ってみました。このカメラは露出補正に癖があります。これをメインで使っていた頃はなんとなく感覚で撮ることができましたが、今となってはなかなか難しく感じます。
35mm単焦点の描写も新鮮に感じました。普段はマイクロレンズか望遠レンズで撮ることがほとんどで、それに比べるとパキッとしない柔らかい写りです。自分は記録のために撮ることが多いので、このレンズを持ち出すことは少ないのですが、たまにはいいですね。
こちら上下の2枚はスマホの描写。必要以上に描き出そうとする傾向を、比べてみるとより強く感じます。
古い一眼レフを持って畦道を歩く
2023年11月7日記
11月最初の野外活動はいつもの近所の畦道です。10月中旬からのめまいはだいぶよくなってきています。近くを歩いて様子見としました。
11月といえば霜が降りてもおかしくないのに、この文化の日の気温の高さはまさに異常。歩き始めた11時すぎで22℃もありました。最高気温は24℃超えでした。
こんなに暑い日だったのにセイタカアワダチソウとススキが混在するエリアでベニマシコの声を聞きました。今季初認です。ベニマシコの画像はなくて写真はススキだけです。
気温は高くなりましたが最低気温は7℃まで下がりました。最低気温は一桁が続いているせいか、ウラナミシジミはかなり減ってしまいました。この日見た個体はかなり傷んでいて、ちょっと切なくなりました。
この日は15年前に初めて買ったデジタル一眼レフに単焦点レンズ(35mm)をつけて持ち出してみました。画素数は600万画素しかありません。センサーはもう使われなくなったCCD.。シャッターを切るととてもきびきびとは言えない動作で、カシャコンというのんびりした音がします。
でもなかなかよく写ると思いました。
ミラーレス機にはもちろん興味はあって、お金があれば手に入れて使ってみたいですけど、おそらく撮れる写真にそれほど変わりはないでしょう。レンズもニコンの場合はFマウントからZマウントになって相当高性能化しているようですが、結局写真をwebにしか上げていない私にはそれほどの性能はいらないはずです。
なので、この古い一眼レフもときどき持ち出して使ってみようと思いました。ビューワーで画像を開くと、さすが600万画素しかないので「ちっさ!」って思ってしまいますけどね。
鳥は、最初に書いたベニマシコ以外ではスズメ、ジョウビタキ、ヒヨドリ、モズ、シジュウカラ(↑)、ホオジロ、オナガ、ハシボソガラス、トビ、チョウゲンボウ(↓)を観察しました。
鳥の写真はもう少し新しい一眼レフです。