過去の野外手帳
-2022年6月
ワタスゲを見に行く
2022年7月18日記
某湿原歩き。目当てはワタスゲです。今回はちゃんと開花(開花じゃないんですけど)時期を当てました。でもここの最盛期はもっとすごかったような。
こちらはスマホの超広角。カメラとレンズを持ち歩かなくても超広角の画角を得られるのはとても便利で面白いです。HDRが強めにかかっている感じで、それはちょっと違和感あります。
こちらは一眼レフの望遠で。ちなみに一番最初の画像は換算90mmマクロです。
ヒメシャクナゲを見られたのもよかったです。
トンボは3種。カオジロトンボを期待していたのですがそれはかないませんでした。
サナエトンボの仲間。コサナエあたりと考えてますが、難しいです。
ヨツボシトンボ。
ミヤマアカネ。
鳥はオオルリ、エゾムシクイ、ホオジロ、カッコウくらいでした。
池巡り
2022年7月18日記
ヒオウギアヤメ咲く高原の池巡りです。
下界の猛暑を忘れさせてくれる爽やかな風景です。
クロベの枝が張り出すこの池の畔は、かなりフォトジェニックです。
ここは少し大きな池。
鳥はルリビタキ、ウグイス、ヤブサメ、クロジ、コゲラ、ヒガラ、コガラで声のみの確認です。メボソムシクイを聞けなかったのは少々意外というか残念でした。
花の記録です。湿原のワタスゲを期待していたのですが、早かったのか遅かったのか、外してしまいました。ここで言うワタスゲは花ではありませんけど。それ以外の花。
一番目にしたのはツマトリソウ。
あまり多くはありませんでしたが、あっちでもこっちでも咲いていた印象のゴゼンタチバナ。
見事な群落を作っていたマイヅルソウ。
変な体勢でマイヅルソウのアップの写真を撮っていたら、自然観察ガイドツアーっぽい方たちにちょうど行き会ってしまい、少々恥ずかしかったです。こんなマイナーなルートにも団体が来るとはと、ちょっとびっくりしてしまいました。他に会った人はいませんでしたから。
その団体が一番見入っていたのはギンリョウソウでした。まだ出始めという感じで、しっかりと花を見ることはできませんでした。
ベニバナイチヤクソウ。
コケモモでしょうか。
虫の記録です。写真は2枚だけ。
敏感で撮るのが難しいシロオビクロナミシャク。マクロレンズでは無理です。
昆虫ではありませんが、枯れたササの葉の上できらりと光っていたウロコアシナガグモまたはエゾアシナガグモです。
ここでもササが花をつけていました。今年はあちこちでササの開花を観察しています。
ゲレンデで赤物と銀一文字
2022年7月17日記
夏のスキー場を歩きます。
目当ては毎年ここにびっしりと咲くアカモノ。
こちらはスマホを株の下に差し入れて撮った一枚。
それからギンイチモンジセセリ。なかなか止まってくれなくて、ようやく撮影できました。
このコメツキムシはよくわかりませんが、シモフリコメツキの仲間でしょうか。
イタドリハムシ。
青いきれいな甲虫がいる!と思って撮ってきたこれは、都市近郊にも多い普通種のモモブトカミキリモドキのメスっぽいです。モモブトなのはオスだけなのだとか。
この頃はまだニッコウキスゲはつぼみでした。一部開花している株もありましたので、これを書いている今頃はちょうど満開なのではと想像します。
ミヤマニガイチゴでいいと思います。
というわけで楽しいゲレンデ歩きでした。ギンイチモンジセセリは各地でかなり減ってきて見ることが難しくなってきているという話をTwitterで読んだばかりだったので、この場所がこれからも安泰でありますようにと願うばかりです。
畦道にて(6月)
2022年7月16日記
6月の畦道です。
田んぼにて、オタマジャクシ状況の視察。水の入った田んぼが年々少なくなって、今年もまた耕作放棄地が増えました。
こちらは用水にいたトウキョウダルマガエル。
この記録を書いている7月中旬はヤブカンゾウの盛りですが、この頃はまだつぼみでした。
リンゴ。
クワの実。
これは食べられません(虫こぶ)。
ムクドリの若い個体です。
庭にて(6月)
2022年7月10日記
今年もドクダミの白い花が咲きました。
6月だったのでウメの実はこんな感じでした。
カキの実も育っていました。
カキの葉についていたこれがわかりません。
ベランダにて(6月)
2022年7月10日記
通りの向こうで鳴くカッコウ。
生きてはいるけど丸一日動かないキベリネズミホソバ。
緑深まるいつもの近所の森
2022年7月3日記
いつもの近所の森、6月の記録です。この時はまだあまり蚊は気になりませんでした。今はもう無理だと思います。
キビタキ、クロツグミ、サンショウクイ、シジュウカラ、ホオジロなどが鳴いていましたが、写真はなし。
左は昨年覚えたヒモワタカイガラムシ、そしてイチモンジチョウです。
主に虫見の6月山歩き
2022年7月3日記
ここから6月の記録です。
小さな里山を歩きました。アプローチではノスリが飛び、登山道に入ってからはクロツグミの声が聞こえてきていました。
しかし緑が濃い季節で鳥の姿を見ることは難しく、虫見中心の山歩きです。
鱗翅について言えば、一番見かける回数が多かったのはウスバシロチョウです。ハルジオン大好きですね。
近所の森に比べて遅くまで見られる印象です。標高が少し高いせいでしょうか。
山頂近くに多かったのはコジャノメです。
左のセセリはこの1枚しか撮れなかったのでよくわからないのですが、ミヤマチャバネあたり?右はダイミョウセセリです。
林道では、個体数は少ないものの見られる種類は決まっている感じです。ヒメウラナミジャノメとコミスジ、そして下のトラガ。
前にもここでトラガを見たことが印象的だったので、今回またタイミングよく観察できたことは嬉しいです。
最近見ることが多いフタホシシロエダシャク。
ちょっとよくわからない人たち。
