過去の野外手帳
-2020年9月
葉めくりハバチ探し
9月下旬の畦道散歩です。雨上がりの青空が広がっていました。
ヒガンバナシーズンです。
さて、この時季の楽しみといえば、ギシギシやスイバの葉をめくって、このかわいいイモムシを見つけることです。例年より数が少なく感じましたが、何匹かを見つけました。
ハグロハバチのイモムシが、葉を食べているところを見たことがありません。たいがいこうして丸まっています。もっとも葉をめくった時点でこのような警戒態勢に移行してしまうのだと思いますが。
里にもミゾソバのシーズンがやってきました。そしてこちらはシロバナサクラタデでいいのでしょうか。タデ科の花にはなぜか惹かれます。見た目はすごく地味なのに、拡大してみるとはっとする美しさがあります。
夕方の光に光るキンノエノコロとそろそろおしまいのガガイモ。
ヤマトシジミとツマグロヒョウモン。
初めて見たウズラカメムシ。図鑑では知っていたので、実物を見られると嬉しいです。模様と体型がウズラっぽいのでこの和名ということなのですが、素直に納得はできないです。
そろそろ冬眠について考えているかのようなニホンアマガエル。実際には考えていないと思います。
2020年10月はじめ記
ステキ蛾
勤務先で見つけたツバメエダシャクの仲間。ウスキツバメエダシャクでしょうか。美しいです。休日自主出勤の際に見つけました。休みの日にも仕事をしなければ間に合わないということは大変よくないことですけれど、この出会いは嬉しかったです。
2020年10月はじめ記
雨の日の庭と畑で
コスモスの茎に連なる水滴の美しさにレンズを向けてみました。
ヤマトシジミが雨上がりを待っていました。
ニンジンの葉のキアゲハ幼虫は、水にコーティングされてツヤツヤ。
もう少し大きいやつ。
さらにもうちょっと大きいやつ。
2020年10月はじめ記
ウラギンシジミ
普通種なんですけど、いつも見られるわけではなくて、しかも自宅の庭に来てくれるとやっぱり嬉しいです。
2020年10月はじめ記
鷹見2回目
前回と同じ場所へ。この日も結構人がいるのかなと思いましたが、到着したときは誰もいませんでした。
でもプロミナーを立ててスタンバイしていると、だんだん人が増えてきました。すぐ近くにいたグループはどうやら県外から来ていたようでした。
この日もタカは遠く高いところを飛ぶケースがほとんどでしたが、何度かタカ柱を見ることができてなかなか壮観でした。
上空にやってきたサシバ。
諸事情により限られた時間しか観察ができませんでしたが、それでもそんな生活の中でも、タカの渡りを観察できることを幸せだと感じるべきなのでしょう。
2020年10月はじめ記
堤防ポタ
鷹見の日の午後、4時過ぎからの自転車遊び。玄関を出たら上空にチョウゲンボウが飛んでいました。
のんびりペダルを回して、爽やかな風を感じて進みます。
久しぶりにトンネル通過。
千曲川堤防道路に出ました。時刻は午後5時。秋の日は落ちるのが早いのでそろそろ帰りますかね。
堤防道路を上って、昨年の台風19号で決壊して大きな被害が出たところまで行ってみました。
堤防自体はきれいに復旧していました。しかし周辺の建物にはまだ洪水の爪痕が残っていました。また更地になってしまっているところもあって、あの日の被害の大きさを改めて感じました。
2020年10月はじめ記
鷹見1回目
9月の下旬、近くの鷹見スポットでタカの渡りを観察しました。現地に到着すると、すでにCBPさんがおられました。久しぶりにお行き合いできました。
ほとんどのタカは遠く高く、でもとても楽しめました。観察種はハチクマが最多、そしてサシバ、ノスリ、ツミ、ハイタカ、ミサゴなど。
1時間半ほどしか観察できませんでしたが、とても充実したひとときを過ごせました。
2020年10月はじめ記
気温20℃
9月下旬の畦道散歩です。昼でも過ごしやすい季節になってきました。カナヘビも気持ちよく日向ぼっこをしているかのようでした。
この時季になると一気に増えて目につくようになるウラナミシジミ。
この赤トンボは同定できていません。
よく見ると胸にほとんど黒い模様がないので、赤トンボではなく、ウスバキトンボかも。
追記:twitterでウスバキトンボと教えていただきました!
鳥はいつものメンバーです。冬鳥が現れるまでもう少し。
川沿いの車道にアメリカザリガニのはさみと脚が落ちていました。捕食者はサギか何かでしょうか。このあたりではあまりサギ類は見かけないのですが。
2020年10月はじめ記
秋の夜ポタ
夜ポタから帰ってきたらちょうどオドメーターが西暦を示していました。
この夜は、アオマツムシの声が衰え始めていると感じましたが、今のほうがかえって盛んなところもあるので、たまたまだったようです。
2020年10月はじめ記
3ヶ月ぶりの灯台下暗しの森
久しぶりに灯台下暗しの森を歩きました。
久しぶりの理由は、ただ単にヤブ蚊がひどくて避けていたというだけのことです。夏はとてもではないですが、歩ける環境ではありません。この日は蚊はあまり気にならなかったものの、メマトイがかなりしつこくて、結局足早に歩くことになってしまいました。
花はオケラとシンミズヒキ、実はヤブランとウバユリです。鳥的にはほとんど収穫がありませんでした。冬鳥の季節が楽しみです。
2020年9月おわり記
やっと2000km
ミニベロ夜ライド。ここは新しく公園として整備された場所ですけれど、前の駐車場のほうがよかったです。車で市の中心街に出かけるときには便利に使っていた場所だったので。
ミニベロに乗って2年半、ようやく2000kmに到達しました。週に1,2度程度、1回1時間弱しか乗らないので、距離は伸びません。また、そんなに乗る時間が作れませんので、こんなものでしょう。
自転車も鳥も虫もとなると、時間がないのは当然なのですが、山に登っていないだけまだましなのだとも言えます。
2020年9月おわり記
ムシスナップ
庭でのスナップ写真。クルマバッタモドキ、イチモンジセセリ。
ツマグロヒョウモン。そしてハエトリ。ハエトリグモハンドブックを買ったきり、全然活用していなかったので調べてみると、ネコハエトリっぽいですけど、難しいです。
2020年9月おわり記
畦道散歩 昼と夜
「ケイトウアマガエル」の続き、9月中旬の畦道散歩です。
ミゾソバかなと思いましたが、葉の形からママコノシリヌグイだと思われます。
この時期の楽しみの一つ、ガガイモの花です。
もうこの花のシーズンはおしまいかと思っていたキカラスウリ。開いているところが見たくて、夜にも行ってみました。ついでに見つけたクスサン。
そして数は減ったものの、ケイトウには夜になってもまだアマガエルが乗っていたのでした。
2020年9月おわり記
ケイトウアマガエル
久々の畦道歩きです。この風景に思わずレンズを向けてしまいました。外来種として問題になっているオオキンケイギクではないっぽいですけど。
実りの秋が近づいてきている畦道です。
イチモンジセセリとアゲハ。
ヤイトバナにいた謎芋虫。
ヤイトバナを食草とするものは少ないらしいので、そのホウジャクかホシホウジャクかと推測しましたが、ネットで画像を見る限り変異が大きい感じで、詳しくはわからずじまいです。
今回の畦道散歩での最大のヒットは、このケイトウに乗っかるニホンアマガエルです。よほど狩りの確率が高いのか、この道ばたに立ち並ぶケイトウのほとんどにアマガエルが乗っかっていました。
ただ色彩的には補色対比で大変目立つので、捕食される危険は高いのではと思いました。。
2020年9月おわり記
トンボ
「アケボノソウに再会」の続きです。何気なく撮った赤トンボですが、マユタテアカネなのでしょうか。
こちらはいつものアキアカネっぽいです。
この森の常連、アオイトトンボです。
もともと人が歩くことは少なかった道でした。昨年の大規模な倒木で、道が塞がれ、ますます歩く人は減ると思われます。どんどん藪っぽくなっていくこの道を、いつまで歩くことができるでしょうか。
ズボンと靴紐には草の種がびっしりついていました。
2020年9月おわり記
アケボノソウに再会
9月中旬の道ばたの森です。
秋の花々がいろいろ咲いていましたが、シラヒゲソウは意外な出会いでした。まさかここで。これまでここで見たことはなかったのです。
オオバセンキュウなのかどうかのセリ科の、そしてサラシナショウマの白い花が点々と咲く林床は、この季節のこの森のとても美しい眺めです。
ミドリヒョウモンの吸蜜。
そしてウラギンヒョウモン。
この日の目当てはアケボノソウでした。倒木による環境の変化で、アケボノソウがどうなるのか、ちょっと心配でした。
薄暗い森の中の湿地に咲くイメージだったのですが、倒木で日当たりが良くなってしまった場所でも大きな株が見られました。でも来季がどうなるかはわかりません。
でもとりあえず、アケボノソウに会える場所を失わなくてよかったです。
アリが写るのは想定内でしたが、最後の一枚にはアカアシカスミカメが潜んでいたのには、家に帰って画像を確認するまで気づきませんでした。
2020年9月おわり記
夜の畦道
夜に1時間弱、自転車で走りに行くことが多くなっています。
ぐるっと回ってきて、最後はいつも散歩で歩いている畦道に走り込みました。見慣れた風景も夜になるとやっぱり一味違います。
2020年9月おわり記
久しぶりの昼ポタ
昼ポタは半月ぶりです。この日は残暑が多少ましでした。
少し坂上り。雷が鳴ってきたので、そこで引き返しました。1時間弱のポタリング。
2020年9月なかごろ記
9月も夜ポタ
ここから9月の記事です。9月に入っても暑さは衰えず、凄まじい残暑です。どうしても夜の自転車以外に外遊びができにくくなっています。
8月でさえ熱帯夜はほとんどないのが例年の長野ですが、今年は9月に入っても熱帯夜続き。本当に参ってしまいそうです。
2020年9月なかごろ記
