過去の野外手帳
-2020年6月
高原池巡り
6月下旬の某高原です。
水面に映る緑の美しさに、歩き始め早々心を奪われます。晴れていればもっと美しかったかもしれませんが、曇りならではの美しさを見ることができたとも言えます。
池の周りにはクロベが立ち並んでいました。
小さな湿原を通過。
湿原の脇でオオルリがさえずっていました。ほかにはキビタキ、ルリビタキ、ミソサザイ、ウグイス、キバシリ、コガラ、ヒガラ、ホトトギス、カッコウを確認です。
ギンリョウソウがあちこちに生えていました。
結構な数がまとまって生えている株も。
時間切れで往路をそのまま戻ることにしました。ほとんど人には会わないルートで、静かな森歩きを楽しむことができました。
2020年7月なかごろ記
ギンイチモンジセセリをワタスゲ揺れる湿原で
6月下旬の某湿原歩きです。ワタスゲが見事でした。
一番嬉しかったのは、ギンイチモンジセセリを初めて見たことです。珍しい種類ではないのですが、これまでは図鑑の中でしか知らないセセリでした。
調べてみると分布はやや局地的みたいです。個体数は多く、あちこちで見られました。
その他の鱗翅。よく見かけるシラフシロオビナミシャクだと思ったのですが、サカハチクロナミシャクのようです(下写真左上)。右上はヒメハマキの仲間で、銀色の斑紋が美しいです。
下の毛虫は色が違いますがどうやら両方ともヨシカレハでいいと思います。「ヨシ」ですがササも食うのね。
何気なく撮ったクモはスジシャコグモっぽくて、北海道や本州の寒冷地などで見られる種類だとのこと。どこにでも入るクモではなさそうです。
花いろいろ。ワタスゲ以外ではレンゲツツジがたくさん咲いていました。ニッコウキスゲやシャクナゲはこれからが本番という感じでした。
ここではモウセンゴケを見るのも楽しみです。
最後に見つけた白い花を集めてみました。アカモノ、ツマトリソウ、ゴゼンタチバナ、マイヅルソウです。
2020年7月なかごろ記
ゲンジボタル夜ライド
6月下旬、ゲンジボタルが見られる場所に行ってきました。自宅から自転車で20分ほどです。
自宅に比べていい環境なので北斗七星もきれいに見えていました。
以前、夕暮れ時だったか、自転車でここを通過するとき、舞い光るホタルの中を走り抜けるという贅沢な経験をしてしまって、なんとかそれを映像化したいという思いが膨らんでいます。
でもこの日は真夜中に近い時間帯だったせいか、飛び回る様子はあまり観察機会がありませんでした。それでもあちこちで明滅するホタルの光を眺めているうちに、時間がどんどん過ぎていきました。
思ったよりもずっと長居をしてしまい、帰宅は12時を回ってしまいました。いくらなんでも遅すぎるんじゃないのと妻に叱られてしまいました。心配をかけたのですから文句を言われるのは当然だと思いますが、でも本当に楽しかったのです。
2020年7月はじめ記
探蝶ついでにサンコウチョウ
ハルゼミが鳴く某林道を行きます。目的はチョウとケムシ。
ところが鳥がなかなかよくてですね、キビタキを視認。メジロ、イカル、ホオジロ、シジュウカラ、ヤマガラ、ウグイス。そしてなんとサンコウチョウまで!ここでの月日星ホイホイホイは予想外でした。
そしてついにサンコウチョウを視認。姿を見たのはいつ以来だろう…ってくらい久しぶりでした。写真は一応撮りましたが、webに上げるほどのものではありません。
今年は灯台下暗しの森でもサンコウチョウを確認できましたし、もしかして渡来数が多い?なんてことも思ってしまいました。たぶん偶然なんでしょうけどね。
その後、サンショウクイ、キセキレイ、ホトトギス、キバシリ、ヤブサメ、ヒガラ、クロツグミまで追加確認して、大満足の林道探鳥になりました。
まともに撮れた写真は昆虫だけなので、それを以下紹介していきます。
たくさいたのはフクラスズメのケムシです。ちょっと配色が違うタイプもいました(↓)。
チョウでは、イチモンジチョウの個体数が多かったです。翅裏がすてきですよね。
これはコミスジ。
よく似ているけどこっちはミスジチョウ。
カラスシジミです。
正面顔。
そしてこちらはヒメシジミ。
オオチャバネセセリでいいのかしらん。
ぼろぼろのカラスアゲハもいました。
引き返し地点で見たスジボソヤマキチョウ。
林道の入口付近まで戻ったあたりでのシータテハ(にしては翅裏の色が明るすぎる気がするのでキタテハかも?)
というわけで、サンコウチョウはもちろん嬉しかったですし、チョウを見るという当初の目的も達成できたすてきな林道歩きでした。
ケムシはもう少しいろいろな種類を見たかったところです。ガもあまりいませんでした。これはウスウラナミヒメナミシャクかなぁ。
2020年7月はじめ記
虫見の森でゼルフィス
6月下旬の灯台下暗しの森です。
キビタキ、サンショウクイ、ヒヨドリ、ツバメ、ホオジロ、シジュウカラ、エナガ、スズメ、オオタカ、キジバトなどを確認しました。なお鳥の写真は1枚も撮れませんでした。チュ、チュ、チュ、チュと一定間隔で鳴き続ける鳥がいましたが、正体不明。アオジよりもその一声が少し長く伸びる感じでした。
今回のメインはアカシジミ。普通種とはいえゼルフィスですから、なんか嬉しいですよね。なぜゼルフィスを見ると嬉しくなるのかは、自分でもよくわかりません。もしかして横文字に弱いのか?(スプリング・エフェメラルにも感激してしまうし)
出始めのミドリヒョウモン。まだピカピカ。
つづいてガたち。ホソオビヒゲナガ。きちんと触覚が撮れて満足です。
最近良く見かけるカノコガ。
同定に時間がかかりましたが、たぶんゴマフシロキバガ。
キバガ続きでこっちはムモンヒロバキバガだと思いますが、紋があるのが納得いかない。
この手のシャクガはもう全然よくわからないですけど、ウスウラナミヒメナミシャクとしておきます。今「未来少年コナン」の再放送をしているので、翅を広げて止まるガは、ギガント型に見えてきます。
初めて見たカメムシ。カスミカメっぽいと見当をつけられた自分をほめたいです(モンキクロカスミカメ)。
いろいろ。プライアシリアゲ、アシナガグモの仲間、シマサシガメ、脱皮直後の謎バッタ。
イチモンジジンガサハムシと思われます。
そしてこれはその幼虫なのかな?
なかなか楽しい虫見の森歩きでした。
2020年7月はじめ記
未同定ばかりの畦道
6月中旬の畦道散歩です。雨上がりの夕方から歩きました。
鳥はスズメ、カワラヒワ、ヒヨドリ、ツバメ、キジバト、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ハシボソガラス、カルガモなど。
主には虫見の散歩となりました。コミスジかと思ったのですがあとで写真をよく見てみればホシミスジ。
ヒロオビトンボエダシャク。
よく見かけるけど、相変わらず名前を覚えられないキシタホソバ。
こんなきれいなアブがいたんだ!とちょっと感動したハラキンミズアブ。
クモは未同定。
カメムシも未同定。左はハラビロヘリカメムシの仲間っぽいです。
カマキリとバッタも未同定です。
カタツムリもわかんない。ハンドブック持っているのですが…
同定作業は基本的には楽しいのですけれど、わからないものが多いとなんとなくすっきりしませんし、時間もかかってアップがこのように遅くなります(言い訳)。
2020年7月はじめ記
ナガメとシロオビアワフキ
庭木の葉にカメムシの卵と孵化した幼虫を見つけました。ナガメの卵っぽいです。なんてかわいらしいデザインなのでしょう。どんなデザイナーさえかなわない自然の素晴らしい造形に、改めて感じる入るわけです。
部屋の中で見つけたのはシロオビアワフキ。逆スラントした顔つきのかっこよさにシビレます。体のテクスチャもとてもすてき。
2020年6月おわり記
この日もサンコウチョウ
前日のサンコウチョウに気をよくして、2日連続で灯台下暗しの森に行ってみました。そしてこの日もサンコウチョウを確認できたのです。幸せです。もちろん、姿を見られればもっと幸せになれるんですが、それは望みが高すぎるって感じです。
あくまでも緑爽やかな森でしたけど、葉が茂っていて見通しはきかず、この日も鳥を撮る機会には恵まれませんでした。出現種数はまあまあで、前日確認した種に、さらにヤブサメ、ミソサザイ、メジロを追加です。
この森ではおなじみになったコジャノメ(↑)、そしてとてもシックなガを見つけました。(↓)肉眼ではあまりわからなかったのですが、こうして画像で見ると渋い美しさにうなります。調べてみるとウスグロアツバらしいです。
楽しい森歩きを終えて、なんだかとてもうれしくなってこの日の夜はジンをしこたま飲んでしまいました。
2020年6月おわり記
灯台下暗しの森でサンコウチョウ
6月初旬の灯台下暗しの森です。
この日はなんと、この森でサンコウチョウの声を聞くことができました。ここでは初記録です。まさに「灯台下暗し」。自宅から簡単にアプローチできるこの場所にサンコウチョウがいるとは思わなかったので、驚きというか感激でした。さすがに姿を見ることはかないませんでしたが、もうこれだけでビールを1リットルくらい飲めます。
画像は幼鳥っぽいコゲラ。その他、サンショウクイ、ヤマガラ、シジュウカラ、エナガ、キビタキ、ヒヨドリ、カワラヒワ、イカル、スズメ、ホオジロなど。
続いて鱗翅。初めて見るガ。鮮烈なデザイン。すごい。調べてみるとクロフシヒトリ。
下の画像、シャクガの仲間だと思ったら、どうやらアカジママドガらしいです。まだまだ修行が足りません。たぶんこの科のガだよねってわかるようになれば、もっと同定の時間が短縮できるのですが。
これはヒメシャクの仲間らしいってことまでしかわかりません。
これもハマキガの仲間とまでしか言えません。ミダレカクモンハマキが近いように思います。
鱗翅の最後は、この森でおなじみ、ユウマダラエダシャクです。5月に比べてずいぶん減りました。
セアオツノカメムシでいいと思います。腹側のバラ色が鮮やか。
ハチまで手を出すと同定が大変すぎるので、あまり撮らないようにしています。キボシアシナガバチでいいと思います。
シリアゲ2種。左はマルバネシリアゲ、右はヤマトシリアゲっぽい翅の模様ですけど、それだけで決めてはいけないようです。
鳥が撮れない季節になっているので、虫を片っ端から撮ってしまっています。その分、同定作業に大変苦労します。楽しいって言えば楽しいのですけど、時間がなかなか取れません。
この日の事件は速写ストラップの破損でした。カメラとレンズが落下。土の上だったのでフードが傷んだ程度で済みましたが、コンクリの上だったらレンズ破損は免れなかったので不幸中の幸いでした。三脚穴に取り付けるストラップなので、ネジの緩みには気をつけていましたが、まさか金具が壊れてしまうとは。
速写ストラップは自分の観察スタイルに必須アイテムなので、違うメーカーのものに買い替えます。
2020年6月おわり記
オルレア訪問客
庭のオルレアにハチ。ハナバチの仲間だと思いますが未同定。
ホソヒラタアブもやってきていました。
そして上の2枚にもちゃっかり写り込んでいるヒメマルカツオブシムシ。オルレアといえばこの人です。
2020年6月おわり記
