野外手帳
-2019年10月
ジョウビタキ初認は蝶の道

前回の畦道散歩から1週間後の畦道です。多分もう少し前から来ていたのでしょうけど、気づかずにいたジョウビタキ。2個体を確認しました。

なかなか写真を撮らせてくれないオナガ。最近RAWで撮って現像することを始めました。このオナガの写真はJEPG撮って出しではそうでもなかったのですが、現像のときに少し調整したら暗い藪の中にオナガが浮き上がって、見たときの印象に近づけることができました。
この日は蝶をたくさん見ました。

少し痛みかけのベニシジミ。

ヤマトシジミ。普段は翅を閉じて止まるのですが、この日は開いている個体ばかりでした。太陽の光を浴びたかったのでしょうか。翅の表は普通種とは思えないほどのハッとする美しさです。

セイタカアワダチソウで吸蜜するウラナミシジミ(上)とキタキチョウ(下)。

秋になると俄然増えてくるツマグロヒョウモン。

そしてモンキチョウ。

翅がひどい状態のヒメアカタテハを見つけました。先週見た場所と全く同じ場所でです。

あまりにもぴったり同じ場所で見られたので、同一個体かもしれないと思ってしまいました。飛翔力の強い蝶なので別の個体と考えるべきだと思いますが、前回はピカピカのヒメアカタテハだったのに(写真下)1週間でこんなにも…自然は厳しい…と勝手にストーリーが頭の中に組み上がってしまい困ります。

蛾ではミノウスバを確認。自宅の庭でも毎年見られるはずですが、今年は行き会えていません。

灯台もと暗しの森では2週連続カケスを確認しました。通年観察できるわけではないので、通過していく個体なのかもしれません。写真に撮れたのはヒヨドリでした。

2019年11月なかごろ記
水害後の畦道散歩
この記事が台風19号による千曲川堤防の決壊後、初めての野遊びです。
山に囲まれた長野は台風に強いという変な思い込みがあって、私自身、台風の接近について楽観視していた部分がありました。そして実際、あの日の長野市はものすごく風雨が強かったわけではなかったので、あのような大規模な水害が起きてしまったことに正直言って驚き、ショックも受けました。
被害のあまりの大きさとボランティア参加ができないでいることに、散歩に行くことを後ろめたく感じていましたが、1週間後の夕方、やっと出歩く気分になりました。

あんなに風が強かったと思ったのに、ここらのリンゴはほぼ無傷でした。少しほっとしました。

おそらく霜が来るまでの命のウラナミシジミが陽の光に輝いていました。

逆光のヤマトシジミもまた美しからずや。

斜光線に影を落とすヒメアカタテハ。

ノブドウにいたのはセグロアシナガバチでしょうか。

畦で見つけたのはたぶんコバネササキリ。

灯台もと暗しの森にも行ってみました。倒木はなく、台風の影響は感じられませんでした。

見かけた鳥は畦道でムクドリ、ヒヨドリ、スズメ、モズ、セグロセキレイ、ハシボソガラス。森ではシジュウカラ、エナガ、カケス、アカゲラです。

2019年11月なかごろ記
2夜連続
夜ポタはどうしても街方面になります。

2夜連続の夜ポタ、1日目は善光寺方面へ、2日目は長野駅方面へ。

2019年11月なかごろ記
若穂方面
10月初旬のポタリングです。

廃線になった鉄道駅です。駅舎はバスの待合室になっていました。

気になる看板を見つけて行ってみると「枕状溶岩」とのこと。そういえばこの近くを登山口にする山を歩いたことがあると思い出しました。

その山を背景に1枚。

帰り道、稲刈りが終わった田んぼを背景にしてもう1枚。
2019年11月なかごろ記
