過去の野外手帳
-2018年10月
季節は巡っていく
10月下旬の畦道です。アキアカネを見なくなったと思っていたら、草地に止まるシオカラトンボを見つけました。トンボのシーズンはそろそろおしまいです。
先週はメスを初認したジョウビタキ、この週はオスを初認。何個体も見かけましたが、真冬にはこれほど多くは見られないので、まだ渡りの通過中なのかもしれません。
渡りと言えば、ヒヨドリがものすごく増えた感じがします。そしてこの日はムクドリを全く見ませんでした。ヒヨドリは渡りをすることがよく知られてますけど、ムクドリも渡りをするとどこかで読んだ記憶があります。ムクドリを見かけなくなったのはそういう影響なのかもしれません(もちろん、たまたまなのかもしれません)。
身近な自然、地域のことでもわからないことはたくさんあるのだと改めて感じます。
スズメの行動範囲はあまり広くないそうですが、中には長い距離を移動をしている個体があるそうです。この画像のスズメはどうなんでしょうか。
灯台もと暗しの森まで足を延ばしてみました。色づきが始まっていました。
2018年11月おわり記
セイタカアワダチソウ
10月下旬の畦道です。
すっかり秋の花としてのイメージが定着した感のあるセイタカアワダチソウ。要注意外来生物であり侵略的外来種ワースト100にも選定されているこの花ですが、当地では、秋の風景の中でこの黄色はいいアクセントだと感じられる程度です。もっとも休耕田が増えているので、その面積は拡大傾向にはあります。
養蜂業者には有益な花らしく、確かに訪れる虫の数を見れば、虫たちにとってはこの時季の貴重な蜜源のようです。
アキアカネの姿はめっきり減り、見かける個体はほとんどタンデム飛行でした。ミヤマアカネがちらほら。
2018年11月おわり記
ジョウビタキ初認日
10月下旬の畦道散歩です。
自宅を出てすぐにチョウゲンボウが上空を飛翔。住宅地なのでバッグの中にしまってあったカメラを慌てて取り出して、シャッターを何枚か切ることができました。
いつもの畦道。自宅すぐ近くの畦道は失われてしまったので、ここは貴重な道です。
人一人が歩ける細い道に、スズメガ系のイモムシが這っていたので、記念撮影。蛹になりたかったのね。
ヒメアカタテハ。
そしてジョウビタキ初認の日となりました。感激です。
いつもの方々も紹介。
写真には撮れませんでしたが、キセキレイをたくさん見ました。これまであまりこの畦道では観察する機会がなかったので、興味深く思っています。
2018年11月おわり記
ミニベロで夜遊び
小布施へGO。
でも写真としては夜の小布施はさびしいかな。
往路とは違う橋を渡って帰ってきました。
2018年11月おわり記
マミチャ登場
10月中旬の道ばたの森です。
前回はツロツグミが盛んに飛び回る森でした。そしてその騒ぎはまだ続いていました。
加えてこんな方の姿も。左は辛うじて写っているマミチャジナイ。前回もいたのかもしれませんが、目視できませんでした。右はこの森初記録のビンズイです。下は期待していたエゾビタキ。見られて嬉しかったです。
そのほか、コガラ、シジュウカラ、ヤマガラ、エナガ、ゴジュウカラ、キバシリ、コゲラ、アカゲラ、ウグイス、イカル、アトリ、ヒヨドリ、カケスを観察。
こんなのも見つけました。誰の食事痕。被害者はアカゲラでしょうか。
あんなにいたトンボたちを全く見かけなくなったなと思った途端に現れたアオイトトンボ。秋深まる森で生きていました。
2018年11月おわり記
夜の善光寺ポタリング
仲見世がなぜか照明されていて、いつもとちがう雰囲気でした。なかなかよい感じでした。
ちなみにこの写真は仲見世と交わる車道に自転車を止めて撮ったものです。ついでにプチ夜景。
2018年11月おわり記
夏と冬の間
10月上旬の道ばたの森です。1時間半だけ秋色めいてきた森を歩きました。
あたりを盛んに飛び回るクロツグミの群れを観察できました。オスだけで5個体くらいはいたと思います。クロツグミのオスの群れ(群れというほどまとまっていたわけではなく、追いかけ合いに近いものでしたが)を観察できることは夏ではあり得ませんから、なかなかおもしろい経験でした。
冬鳥ではアトリを初認。夏鳥と冬鳥が同時に存在するという秋ならではの森でした。その他には、キバシリ、ウグイス、アオゲラ、アカゲラ、シジュウカラ、エナガを観察しました。
2018年11月おわり記
タツネ
前から気になっていた「タツネ」という坂道に入ってみました。もちろん乗って上がれる斜度ではなく押して歩き。
ちょっとわくわくしてスタートしましたが、あ、ここに出るのねという感じですぐにお楽しみは終わってしまいました。
2018年11月おわり記
ハグロハバチイモ探し
「ネギオオアラメハムシでよいのかしら」の続き、10月初旬の畦道散歩です。
そう言えば、例年ハグロハバチのイモムシをこの時季に探して楽しんでいたよなと思い出し、カメラ片手にスイバの葉っぱをめくってみました。
見つけた愛らしい姿にニヤニヤしてしまいます。通りがかった人に、この人は何をしているんだ的な怪訝な顔をされてしまいましたけど、もうそういうことはどうでもよくなってきているお年頃です。
先月(9月のことです)高原で見たミゾソバの花は平地に降りてきていて、その花見も楽しみました。
灯台もと暗しの森にも行ってみました。木々とノブドウの色づきが始まっていました。
2018年11月なかごろ記
ネギオオアラメハムシでよいのかしら
すでに11月も半ばですが、記事は10月上旬のいつもの畦道散歩です。気温は20℃を超え、暖かい日でした。
アキアカネがこの頃はまだたくさん飛んでいました。面白かったのはネギの葉先に列をなしてとまっていたことです。望遠レンズだと画角の中に2頭しか入らず、その雰囲気が伝わらず残念です。
さて本題は畦で見つけたこの虫です。
文一のポケット図鑑「日本の昆虫1400」によるとネギオオアラメハムシでよさそう。でも図鑑の記述には、「局地的で数も少ない」とあって、「えっ?」と思いました。そんなハムシがここにいていいのかと。
そう言えばハムシの図鑑を持っていたんだと、同じく文一の「ハムシハンドブック」を取り出してきましたが、ハムシについてはより詳しいはずのこの図鑑には、ネギオオアラメハムシが載っていません。
というわけで、結局ネットで検索してみますと、それほど珍しいということでもなさそうで、我が?畦道で見られても特に不思議ではないだろうと自分なりに納得できました。でも調べる「ずく」がなかなか出てこなかったり忙しがっていたりして、この記事と写真のアップまでにずいぶん時間がかかってしまいました。
2018年11月なかごろ記
ミニベロで飯山ポタ
ちょいとそこら辺を乗ってこようと、サンダル履きで出かけたはずのポタリングでしたが、追い風を楽しんでいるうちに飯山まで来てしまいました。
ここまで来ると高社山が大きいです。
帰りは向かい風に苦しみました。楽しかった往路の代償です。でも、旧豊田村の飯山線沿いの風景を楽しむだけの余裕は残っていました。
4月にこのミニベロを買ってからの最長距離になりましたので、家の近くまで戻ってきたときにはちょっとほっとしました。帰り道の途中でオドメーターが600kmを超えました。
以上10月初旬の記事です。この日は30℃を超えまして、10月とは思えない日でした。
2018年11月はじめ記
10月は夜ポタでスタート
11月になりましたが、野外手帳の記事のアップはちょうど1ヶ月遅れ。これが10月最初の記事です。相変わらずの善光寺への夜ポタです。火星がだいぶ遠くに行ってしまったなと感じました。
2018年11月はじめ記
