過去の野外手帳

-2018年8月

彩雲

彩雲

見事な彩雲が8月下旬の夕方に現れました。

彩雲

自宅での撮影です。

2018年10月はじめ記

メマトイの森

8月下旬の灯台もと暗しの森です。いつもの夏ならば蚊がひどくて歩かないのですが、この日は8月とは思えない22℃という涼しさだったので歩いてみました。

写真はありませんが、ヤブランとミズヒキが咲き始めていました。ツクツクボウシが鳴いていました。確認できた鳥はヒヨドリだけで、蚊はいなかったもののメマトイがひどく、早々に退散しました。

灯台もと暗しの森

ちょっとおもしろかったのは、メマトイの挙動です。森の中にいるときはこれでもか!というくらいに顔面にまとわりついてきたメマトイ。車に乗り込むときに、1匹が車内に入り込んでしまいました。するとそれまでの執着はどこへやらで、メマトイはサイドガラスに止まったのです。窓を開けると自分で出ていきました。これはまずいことになったというのが、メマトイとしてもわかるようです。

2018年10月はじめ記

幻日ポタ

山のお寺に上ってみたその日の午後、今度は千曲川方面に行ってみることにしました。橋を渡っていると、サンショウクイの声がしました。ここは5月にクロツグミの声を聞いた場所です。河川敷は渡る鳥たちが立ち寄る場所になっているようです。

千曲川

この日は終日、ハロと幻日が見えていました。

幻日

再び橋を渡って自宅に戻りました。途中、歩道橋からの北アルプスがきれいでした。

北アルプス

以上、8月中旬の記事です。

2018年10月はじめ記

山寺ポタ

暑さを避けて夜に乗ってばかりでしたが、久しぶりに昼間にペダルを回すことにしました。山のお寺を目指して坂道を上ります。

IDIOM

ミニベロに乗り始めた頃にも一度チャレンジした坂道。その時はここまでたどり着けなかったので、少し体力がついたようです。ちなみにクロスバイクに乗っていた頃にはここまで来たことがありました(2009年の記事)

山のお寺

お堂の上から市街地を見下ろして一息ついたあと、知らない道を適当に下ってみました。小さな冒険をしているような気分を味わえました。自転車ならではの楽しみです。

IDIOM

以上、8月中旬の記事です。

2018年10月はじめ記

自宅庭にてマクロレンズ遊び

ヤマトシジミ

センニチコウにヤマトシジミ。

カニグモの仲間

ヒマワリの裏側では生と死のドラマが繰り広げられていました。

幻日

日が落ちる頃、幻日を観測。これは8月中旬の記事です。

2018年10月はじめ記

秋の気配の戸隠森林植物園

8月中旬の戸隠森林植物園です。

戸隠

咲いている花に秋を少し感じる道でした。

ツリフネソウ

ツリフネソウは晩夏のイメージ。トリカブトは咲き始め。7月には白い花を咲かせていたノブキは種をつけていました。ピンクの花はジャコウソウでしょうか。

ミゾソバ

大好きなミゾソバが咲き始め。高原の秋はやっぱり平地より少し早いです。

オオシラヒゲソウ

戸隠の秋を告げる花として、やっぱり外せないオオシラヒゲソウ。

サカハチチョウ

チョウは多くはなかったものの、ミドリヒョウモン、サカハチチョウ、スジボソヤマキチョウ、ミヤマカラスアゲハを観察。

シロツバメエダシャク

ガではシロツバメエダシャクのかっこよさに目を奪われました。

ウスイロカギバ

てかって見えるウスイロカギバの交尾を観察。

クヌギカメムシの幼虫ってこんなに美しかったのですね。

2018年10月はじめ記

8月中旬畦道散歩

すでに10月ですけど、8月中旬の畦道散歩です。明日は10月というのに夏日の予報です。そしてこの日は8月というのに気温14℃と涼しい朝でした。

ノブドウ

ノブドウの色づきが始まっていました。田んぼにはオモダカの透明な花。

オモダカ

畦にはガガイモがぷっくりとした花をつけていました。こういう小さな花探しは畦道散歩の大きな楽しみです。

ガガイモ

7月にハゴロモの幼虫がたくさんいた場所には成虫がたくさんいました。スケバハゴロモです。

スケバハゴロモ

別の場所にはベッコウハゴロモもいました。

ベッコウハゴロモ

この日、ツバメは2羽しか見ませんでした。ぼぉっとしていると季節はどんどんと過ぎていってしまいます。

2018年10月はじめ記

楽しきは夜ポタ

IDIOM

新幹線高架下の道をたどって、駅前へ自転車を走らせました。酔っ払いがたくさんいました。世の中は平和だなと安心できる光景でした。火星がまだまだ明るかった8月中旬の話です。でも気温は15℃と、8月とは思えない涼しさでした。どうも今年の気象はおかしすぎます。

2018年10月はじめ記

真夏の森の生き物たちその2(アオバセセリ)

8月上旬の道ばたの森です。その1はこちら

大変多かったのはキンモンガです(↓写真左上)。歩いても歩いても辺りを飛びかうキンモンガに驚きました。一体どれだけの数になるのでしょう。こんなにたくさん見たのは初めてです。

上右の美しい蛾はキベリシロナミシャクと考えました。
下はまだ新鮮なシータテハとだいぶ傷んできているミヤマカラスアゲハ。

初めて見たアオバセセリ。図鑑で知っていた虫に実際に会えることは嬉しいことです。次は幼虫が見たいです。

ツバメエダシャクの仲間。とても美しい。シロツバメエダシャクと考えました。

枯れ葉が張り付いているかのようにも見えるカギバの仲間。でもオジサンは気づいてしまいました。調べてみるとウスイロカギバっぽいです。ウルシやヤマウルシが食草なんだそうです。

なんだこの黒の中に潜む渋い青の色の美しさは。未同定です。

波紋が広がっていく感じ。シャクガっぽいことはわかるのですが、これも未同定。

久しぶりに見たアゲハモドキ。惚れ惚れするフォルムと色の配置。

2018年8月おわり記

真夏の森の生き物たちその1(アオイトトンボ)

8月上旬の道ばたの森です。毎日35℃前後の厳しい暑さが続いていましたが、ここは28℃と多少人間らしい生活のできそうな気温でした。ただ日差しは強烈で、森のなかに入ってやっと一息つける感じです。

足元にはマルバフユイチゴの赤い実がたくさんありました。そのイチゴの葉が、私が歩くと波打つように揺れ動くのです。よく見ると小さなカエルがぴょんぴょん逃げることによって生まれた波でした。ちょうどマルバフユイチゴの葉の上に乗ったところが撮れました。ヤマアカガエルのようです。

とりあえず見かけた虫。ヤマトシリアゲ、ウンモンヒロバカゲロウ、そしてこの森のこの時季の主役のカワトンボとアオイトトンボの仲間。

特にアオイトトンボ(オオアオイトトンボ?)のファインダー越しの美しさにはちょっとやられてしまいました。

蝶と蛾についてはその2で。

2018年8月おわり記

スローパンク

ほとんど夜ポタばかりなので、安全を考えテールライトを購入しました。早速取り付けて走ってみました。まだまだ火星は明るく見えていて、上の写真では右端に土星も写っています。

まだ乗り始めて400kmほどなのですが、後輪がスローパンクしていることが判明しました。夜ポタ程度の時間で抜けてしまうことはないのですが、丸1日くらいで明らかに空気は減り、2日経つともう乗れる状態ではなくなってしまいます。

しばらくだましだまし乗ることにしました。でもチューブの交換は近々必要だということで、ネットで検索してみました。そしてわかったことはGIANTのIDIOMシリーズの落とし穴です。とっても楽しく乗れるIDIOMなのですが、チューブがない!

続きは、こちら「自由研究IDIOMの落とし穴は替えチューブ」で。

2018年8月なかごろ記

高原探蝶その2

蝶を目当てに歩きはじめたものの、全く蝶の姿がなかったその1はこちらです。

私と同じ方向に歩いていた5人ほどのグループがいました。家族連れのように見えました。自然観察のガイドの方も同行していて、花や樹の解説をされていました。

そのグループが休憩している横を通り過ぎようとしたときに、ガイドさんから「アサギマダラねらいですか?」と声をかけられました。ガイドさんはアサギマダラを見てもらいたいという願いを持って案内をしていたようです。いつもならたくさん見られるのに全然いないですよね…という認識は私と同じでした。

ルートも後半に差し掛かったとき、そのガイドさんが50mくらい先で手招きをしてくれました。いたよいたよと。やっとアサギマダラ登場です。

アサギマダラ

ただこの日出会えたのはこのとき限りで、数も写真に撮ったこの3頭のみでした。

アサギマダラ

ただ、アサギマダラの出現をきっかけにいろいろな蝶が出始めました。墨のような翅裏とは対照的な赤い表が印象的なクジャクチョウ、カラスアゲハもリョウブの花で吸蜜していました。

クジャクチョウ

クロヒカゲ、下に来てこのヒョウモンはよくわからないですけど、ギンボシあたりでしょうか。そしてキマダラヒカゲ、蛾ですけど見た目は蝶のキンモンガ。

キンモンガ以外の蛾では、ベニシタバの仲間がいました(↓)。後翅をほとんど見せてくれなかったのですが、連写した中で1枚だけ写っていました。図鑑と合わせてみて、オニベニシタバと考えました。どうでしょう。

オニベニシタバ

2018年8月なかごろ記

高原探蝶その1

その2はこちら。

某高原へ「探蝶」に行きました。

ところが蝶がいません。前来た時にはアサギマダラが乱舞していたヨツバヒヨドリの群生地にも、アサギマダラはもちろん、他の蝶も全くいませんでした。7月の戸隠でも蝶が少ないと感じました。ここでも同じ印象を受けました。

ヨツバヒヨドリに来ていたのはこの方たちくらい(複眼が美しいツマグロキンバエ)。

アキアカネはたくさんいました。

地面を歩いていた幼虫は何ゼミかしらん。

その2に続きます。

2018年8月なかごろ記

夕方のスカイライン

日が落ちて少し気温が下がってからではないと自転車には乗れません。

夕方ポタ

でも、山々のスカイラインの美しい眺めは夕方ならではです。左から飯綱、高妻、黒姫です。

イディオム

千曲川堤防を走れば、西山の向こうに左から蓮華、爺、鹿島槍が頭を出していました。

夕方ポタ

橋を渡り、金星に向かって走って帰りました。

2018年8月なかごろ記

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