過去の野外手帳
-2018年3月
ウメ咲く頃の畦道散歩
3月最終日、庭のウメはほぼ満開でした。
朝はマイナス1℃と冷え込みましたが、歩き始める頃には9℃まで気温が上がってきました。先日初認したツバメも飛び交う青い空にウメが映えます。
サクラ(下写真左上)はまだまだでした(でもこの後わずかな期間で一気に咲くことになります)。右上はリンゴのつぼみ。左下はアケビです。
上写真右下はテングチョウ。この日はモンシロチョウとモンキチョウも見ました。
先日までレンジャクを連続して観察した場所に行ってみましたが、さすがにもう会うことはありませんでした。冬鳥ではツグミはまだまだよく見かけるものの、数はだいぶ減った印象を持ちました。あと、アトリとシメを観察しました。
2018年4月おわり記
平日休みはスプリング・エフェメラル
「平日休みはスノーシュー」のつづき、3月おわりの外遊びです。午前中は戸隠でのスノーシュー。午後は花見の計画でした。デイサービスのお迎えは4時半なので、それまでに戻る必要がありました。結構ぎりぎりの計画です。
花見と言ってもサクラではなく、セツブンソウです。今年は見頃が早いという話でしたので、だめもとでした。群生地につくとまだ咲いている花はまばらでしたが、今年もなんとかセツブンソウを見ることができました。
代わりに、いつもセツブンソウが見頃の頃はまだ出始めのアズマイチゲが、とてもいい感じで咲いていました。アズマイチゲは大好きな花です。
アズマイチゲと同じくらい好きなヤマエンゴサクもたくさん咲いていて、この時季もいいなと思いました。
そしてカタクリも。スプリング・エフェメラル万歳。
2018年4月おわり記
平日休みはスノーシュー
庭のウメが咲き始めた3月おわり、年度末の仕事の山を何とかやっつけて、平日の休みが取れました。
普段の土日休みでは、介護のため連続して長い時間行動することが難しいのですが、平日休みならデイサービスの恩恵で半日くらいは大丈夫です。どこに行こうか迷ったのですが、戸隠のミズナラの巨木に会いに行くことにしました。
スノーシューをはいて出発。戸隠山がどーんと見えて、控えめに言っても最高の気分です。
積雪は1mくらい。渡らなくてもいい川を渡ってみたりしました。
下はゴアテックスのアウターをはきましたが、長袖Tにシャツで行動できるくらいの気温で、手袋もいりません。日差しが暑くて、木の陰に入って一息つきました。
巨樹のエリアに入ってきました。ミズナラの巨木はすぐ近く。
最近樹勢が衰えているという話を聞くこともあるので心配でしたが、堂々たるミズナラに会うことができました。ほんとは雪をかぶっている2月に来たかったけれど贅沢は言うまいて。
どの角度から見てもかっこよすぎます。
この樹を撮るためだけに超広角レンズがほしいと思っています。
「ミズナラ大王」に別れを告げて、いつものお蕎麦屋さんで腹ごしらえ。この日の午後は花見に行くと決めていたのでした。平日休みは忙しい。つづく。
2018年4月おわり記
ヒレンジャクを見すぎたかも
朝露の美しい朝の畦道散歩です。ピカピカの野の花たちを撮りながら歩く道の楽しさよ。遠くに出かけることが叶わない身ですけど、この道とマクロレンズがあるからこそ、やっていけると言えるのです。もう私にとってレンズ、カメラは生存意義なのかもしれないです。
でも望遠レンズも持ち歩きたいので、ただの畦道散歩のはずなのに、一眼レフ2台持ちの重装備体制になりがちです。元々探鳥が出身なので、望遠で撮れる写真も楽しいし。
もちろんカメラ以外に双眼鏡も外せないので、だんだん荷物が重くなりがちです。
さて、この間ヒレンジャクの群れを見た場所に来ました。そしたら、またしてもまさかのヒレンジャク。今季は本当にたくさんのヒレンジャクの観察機会を持つことができました。
それはとても嬉しいことですが、逆にこれからしばらくはレンジャクを見ることはできないのだよ!という啓示なのではないかと思ってしまうほどです。
2018年4月なかごろ記
3月下旬の灯台下暗しの森
灯台もと暗しの森、この場所には本当に愛着があります。でもダンコウバイの花をここで見たのは初めてでした。好きで通っている場所でも、知らないことはたくさんあるのだなと思いました。自然の底が知れないです。
アトリの群れを見かけました。卵塊はヤマアカガエルと思われます。
2018年4月なかごろ記
畦道散歩でまたしても
オオイヌノフグリは帰化植物ではありますけれど、もはや日本の春を代表する花ですよね。この花がつくる水色の絨毯の中をツグミが採食していました。とってもすてきなシーンでした。ピントが甘く、かつ露出オーバー気味になってしまったのが悔やまれます。
畦道の脇にはオオイヌノフグリ以外の花もたくさん咲いていました。個人的にはホトケノザが好きです。
春の光に誘われて、カネチョーロ(ニホンカナヘビ)、モンキチョウ、モンシロチョウ、キタテハ。
モズは他の鳥の鳴き真似を取り入れたさえずり。他にはホオジロとイカルのさえずりを聞きました。
冬鳥ではツグミ以外にシロハラ、アトリ、シメを確認。そしてびっくりしたのは、またしてもヒレンジャクの群れに出会ったことです。前回に続きの観察で、2試合連続ホームランって感じです。今季はもう数年分の連雀運を使い果たしてしまったのではないでしょうか。
2018年4月はじめ記
3月中旬ヒレンジャク
3月中旬畦道散歩。氷が張る寒い朝でした。
灯台もと暗しの森まで行くとヒレンジャクに会いました。12羽の群れでした。
これでヒレンジャクは今季4度目の観察機会でした。当たり年なのかもしれません。
林内を頻繁に飛び回り、なかなかじっくりと観察・撮影はできませんでしたが、長い時間楽しめました。
見れば見るほどすてきな鳥です。
だんだん群れは森の奥へ。
驚いたことに、灯台もと暗しの森からの帰り道、別の場所で再びヒレンジャクの群れを観察しました。16羽の群れでした。やっぱり今季は当たり年みたいです。
2018年4月はじめ記
自宅を出たらいきなりハイタカが飛びました
3月上旬の日曜日、朝ベランダで洗濯物を干していたら、なんとヒレンジャクが6羽通過。快晴の気持ちいい日。午後からお散歩。そして表題の通りハイタカの出現です。なんかすごい日。
慌ててバッグからカメラを取り出しました。
ハイタカは畦道散歩初記録。というわけで歩きはじめからテンションの上がる散歩でした。
写真ではわかりにくいのですが、ハシボソガラスが枝をくわえていました。
この日は20℃を超え、暖かな日でした。キタテハを見かけ、3月上旬にしてモンシロチョウも初認。twitterでモンシロは早すぎるんじゃないの?と言われてしまい、ほんとにモンシロチョウだったよな?と一瞬考えてしまいました。
灯台もと暗しの森まで行ってみましたが、この日はアトリやシメ、ジョウビタキ、シロハラなどの冬鳥に会うことはありませんでした。ツグミはまだたくさんいましたけれど。
2018年4月はじめ記
冬を乗り越える美
3月最初の畦道散歩は午後から。春を迎えようとするトウダイグサの美しさにやられました。
2018年4月はじめ記
