◆Birds while driving その1:道路脇の木からふわり飛び立った白い翼。黒っぽい背とのコントラストが美しいオオタカです。あのときのオオタカとそれほど離れた場所ではないので、同じ個体かもしれません。車を路肩に寄せて、スコープの視界に導入しました。枝越しに精悍な表情が見えました。 その2:犀川に架かる橋を運転中、すれ違ったのは回転の速い羽ばたきで逃げるチョウゲンボウと追うハシボソガラス御一行。無益な争いはよしなさいって。いつも気になるのは、ワシタカを追い回すカラスの心理状態です。 その3:nagayaさんの撮ったムクドリの群れに出会いたいなと思って、メールで伺った場所を頃合い見計らって徘徊するも、それほど大きな群れには出会えずじまいです。でもおかげで周辺道路にはめっきり詳しくなりました。それにしても日が長くなりました。 表題の英語は正しいでしょうか。 2006年2月おわり記 ◆靴擦れ ![]() 靴擦れ予防のためにテーピングをしたのに、そのテーピングを貼った下の皮膚が靴擦れするってどういうことなんでしょう。これじゃ防ぎようがありません。 私は土踏まずがあまりなくて(スピードスケートの加藤条治選手のように足底筋が発達しているわけではありません)、普通の人と足の形が違うらしいってことはわかっているんですが(ただの扁平足とも言う)。 これまでは、対策(テーピング)をすれば皮がむけちゃうほどの靴擦れになることはなかったので、ちょっと参りました。今履いているスキーブーツはややタイトなので、気をつけてはいたのですけど。 途中でブーツと靴下脱いで、テーピングの上からテーピングしてみたのですが、予想通り無駄で、以後痛い足を引きずっての行動となりました。 お風呂に入るとしみますねぇ。 2006年2月おわり記 ◆戸隠の樹 ![]() この日は、風雪に耐える大きな樹の姿に心ひかれながら歩きました。 最初は何枚も写真を撮りましたが、液晶画面に表示される画像は目の前の偉大な姿に比べてあまりにも貧弱で、私には「この感じ」は到底写せないと感じました。 途中から撮るのは止めて、大きな姿を見上げるだけにしました。 それにしてもここはツグミだらけ。山にこんなにいれば平地には少ないわけです。 今冬のこの異変は何が原因なんでしょう。 2006年2月おわり記 ◆息子と彩雲 ![]() ![]() そんな光景に歓声を上げながら寒くて辛いリフトから降りると、息子が空を指さしました。 彩雲です。初めて見ました。 風に虹色がどんどん流れていきます。あわててデジカメを取り出して何枚か撮ってみたものの、フルオートの悲しさで色はほとんど出ませんでした。 色が消えてしまった後、ゴーグル越しにしか彩雲を見ていなかったことに気付きました。ピンクのレンズに染まっていない生の色が見たかった。 2006年2月おわり記 ◆2月のスキー 1年ぶりにシールを貼ろうと思っていたのですが、気象状況をはじめ不安材料がいくつかあったので今回のプチ・バックカントリーは見送りです。 結果的に天気はまあまあだったみたいで自分の気象判断は当たらなかったわけですが、こういう臆病さは私の取り柄です(^^;)。なので今回はゲレンデでクルージング。 ![]() シングルレーンを申し訳なく進んで、すみませんとかお邪魔しますと言いながらクワッドの空いた席に座らせてもらいます。 独り者はほとんどいなくてなんだか肩身も狭いので、午後はシングルリフトに乗っていました(上級コースに流入しないように気をつけながら)。 ごとんごとんとケーブルに運ばれていると、林の中からゴジュウカラの少しうわずった声が聞こえてきました。あのはしゃぎ方はちょっと春です。 2006年2月おわり記 ◆「トリノオリンピック」開幕に寄せて 最近どうも寒すぎるのでどうしたんだろうと思っていましたら、よたろうさんがこんな記事(鳥のオリンピック)をアップされていました。震えが来るわけです。(^w^; 鳥に「アマチュア」と「プロフェッショナル」は存在するのかという大変興味深い問題に言及されていましたので、私なりに調べてみました。 アマチュアで、すぐ思いついたのがアマサギ。野鳥界のアマチュア代表選手でしょう。 そして、もちろんアマツバメです。この仲間はたくさんいて、 まずはハリオアマツバメ、ヒメアマツバメ。日本国籍を有していない選手まで挙げると、 ヨーロッパアマツバメ、 シロハラアマツバメ、 ムナジロムジアマツバメ、 シロエリアマツバメ、 エントツアマツバメ、 カンムリアマツバメ、 シラヒゲカンムリアマツバメなど結構な大選手団となりそうです。 そうそう、アマミヤマシギを忘れていました。ややマイナー競技の選手という感じです。私は一生見ることなさそうです。 アマについてはこのくらいにして、 プロフェッショナルの方なんですが、こちらは難航しました。 近代オリンピックでは、やはりプロの参加は認められていないのです。 しかし、古代「鳥のオリンピック」にはプロの参加があったことを知り、この事実に驚愕しました。 その名も「プロトプテルム」。 くわしくはこちらをどうぞ。 さて、トリノオリンピック開幕まで、あと2時間です。 参考にした書籍/「コンサイス鳥名事典」(三省堂)1989年版、「鳥の写真図鑑」(日本ヴォーグ社)1995年版、「日本の野鳥590」(平凡社)2000年版 2006年2月なかごろ記 |