過去の野外手帳 -2003年12月 | ||
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◆おうちでもスノーシュー![]() 玄関を出て、近所の方に見られないようにそそくさとスノーシューを履き、田んぼへいざ出発。 誰にも会いませんでしたが、オジサンが喜々として(鬼気として)田んぼをわっせわっせと歩いているのは、やはり恥ずかしいので、見つからないうちにと10分ほどでやめました。 きれいな雪面に足跡を付けるのは楽しくもあり嬉しくもあり、そんなヨロコビを表現したくて、こうして成果をデジカメにおさめて帰ってきたのですが、この撮影行動、すねこさんに完全予測されてしまっていました。恐れ入りました。 2003年12月おわり記 ◆スノーシューデビュー ![]() 雪からの強い反射を頬に感じながら歩きました。汗をぐっしょりかくほどの運動量です。 なぜかどんどん歩いてしまうので、呼吸が荒くなり、自分の息の音しか聞こえなくなります。でも立ち止まるとコツコツ、カサカサ、鳥たちが立てる物音が聞こえてくるのです。 双眼鏡を取り出して鳥たちの姿を探します。太陽がだんだんに木々の影を伸ばしていきます。 2003年12月おわり記 ◆ジェーモズ・ディーン主演「理由なき行動」 ![]() この行動の理由について当該のモズに問いただしたところ、特に理由はないとのことでした。 そうですよね、「理由なき反抗」って映画があるくらいです。特に理由のない行動って人間にもありますもんね。 さてつまらない話はこのくらいにしますが、本当のところはどうなんでしょう。知能の高いカラスは遊びと思われる行動をするとの観察例があるそうですが、この時のジェーモズくんも、私には遊んでいるように見えました。 2003年12月おわり記 ◆ガラガラスキー場 ![]() 戸隠の岩の屏風、北アルプスの白銀の屏風に向かって滑り降りる気分はやっぱり最高なわけで、夏見るスキー場が山肌をひどく傷つけていることを忘れてしまいます。 リフトから見る動物たちの痕跡は楽しいです。右の写真は足跡が交差しているわけで、そこに一体何があったのか、想像しているだけでにやにやしてしまいます。 ローカルなスキー場なので、滑っていると知り合いに会うことはよくあります。今日も子連れの知り合いに会って、仕事の愚痴を言ったりお互いの子どもの成長を話したりしながら一緒に滑っていました。 2003年12月おわり記 ◆ ![]() 雪遊びでやっぱり楽しいのはかまくら作り。その、何か役に立つ構造物(実際は役には立たないんですけど)を作るというのが、雪だるまづくりとは、なんだか根本的に違う気がして(実際は根本的にも同じなんですけど)、男3人(父1、息子2)燃えてしまうのでした。 人力で雪山を積み上げるのは大変なので、あまり高さは稼げませんでしたが、子どもなら数人入れるくらいのかまくらが小一時間で完成しました。近所の子もやってきて、ぱちりと写真。 2003年12月おわり記 ![]() 最高気温が氷点下だと、やっぱりめげます。雪も降っているし寒い寒い…とこたつにもぐっていました。 雪が小振りになった頃、用事で出かけたついでに小さな社に寄ってみました。木々を仰ぐと、シジュウカラが雪をこちらに向かって落としてきました。ヒヨドリたちは松の木の枝で大騒ぎ。どこかでツグミが鳴いています。 厳しい冬の一日、鳥たちは元気元気。私は家にもどってまたこたつにもぐり、年賀状づくりにいそしんでいました。降雪は再び激しさを増し、遠くで雷が鳴っています。 2003年12月おわり記 ◆カケスとお友達 ![]() しばらく首をかしげて私を不思議そうに眺めた後、彼は再びふわふわと飛んでいきました。青く光る羽と、賢そうな眼が印象的でした。 そのすぐ後を追って2羽のカケスと1羽のアオゲラが、とまる枝を次々に移しながらやはり私のすぐ近くを通過していきました。 なぜかカメラを出す気になれず、ただただ、彼らの姿を見ていました。 野鳥が近くにやってくるって、本当に幸せな気持ちになれるものです。 それにしても、カケス3羽同士はいいんですけど、アオゲラはいっしょに何やっていたんですか。キツツキらしからぬ行動には、オジサンもちょっと残念です。もう少し真剣に自分の生きるべき道(幹コツコツ)を見つめてほしいです。 2003年12月なかごろ記 ◆安曇野、冬の風景 ![]() 夕方になると、池に続々帰ってくる家族?をデジカメでバシャバシャ。上空を旋回してから続々と舞い降りてきます。私のデジカメではその動きについていけず、ピントはほとんど合いません。 でも、こんな優雅かつダイナミックな風景の中にいるだけで満足でした。 キャメルのアルバム、「スノーグース」を聞きながら、高速をとばして帰ってきました。って、ハクチョウじゃないですね。 2003年12月はじめ記 |
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