過去の野外手帳

〜2011年6月

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森の中のカルガモ・そしてクマ

こんな森の中を歩いた6月でした。カルガモよりオシドリの方が似合う気もしますけど、気に入っている写真です。

カルガモなど

ところで上の写真ではお化けの葉っぱになっているミズバショウ。これは6月の画像なのですが、夏、ミズバショウの実を食べにクマがやってきます。信濃毎日の記事によるとピークは7月下旬。これからです。みなさん注意して下さいね。7月8日の記事です。

-----以下引用(信毎web
(前略)調査したのは、信大の教育、農、理各学部、信州ツキノワグマ研究会、県環境保全研究所などに所属する研究者らでつくる「戸隠地域ツキノワグマ調査研究会」(代表・渡辺隆一信大教育学部教授)。2006年から10年までの5年間、熊を感知するとシャッターが落ちる赤外線センサー付きカメラで出没時間や時期を調査した。園内の木道周辺や外周路に10〜20台を設置した。合わせて熊の体毛を有刺鉄線に引っ掛けて採集してDNA鑑定し、何頭が活動しているかも調べた。その結果、出没は春、秋には少なく、多いのは夏。特に7月に集中し、8月には減少することが分かった。ミズバショウのある植物園中心部には深夜に現れ、外周路周辺では通常の熊の活動パターンである夜明けや薄暮の時間帯が多かった。
出没が最も多い日は08年から10年まで3年連続で7月25日だった。同研究会は、熊のふんなども調べた結果、このころ好物のミズバショウの実が熟すため食べに来るとみている。(以下略)
-----引用ここまで

植物園内のあちこちで見かけたカメラはこれだったんですね。
そういう私も園内でクマを見たことがあります。

時期は秋だったのですが、小径脇のササががさがさと鳴ったと思ったら、黒いかたまりがどんと飛び出してきて、私とは反対方向へダーッと走り去っていきました。距離4,50メートルだったでしょうか。

それほど近くはなかったのですが、心臓が高鳴ってしばらくは動けませんでした。数分早かったら鉢合わせしていたかもしれません。その後、クマの走り去った方向へ進むのは、ちょっと勇気が要りました。

大きな音を立てて鈴を鳴らして歩くことは、鳥見にはそぐいません。クマは普段からこの森にいるものだと考えなければいけないので、クマ対策は必要なのですが難しいところです。
ただ、森の中でクマとばったり対面してしまうことはお互い不幸なことですから、それは避けなければなりません。

なんかいい手はありませんかね?
人間には聞こえにくい超音波を出せる携帯電子機器とか。一応犬笛は持ってますけど。
森も山も一人歩きは楽しいけれど、いわゆる遭難以外にも、こういうリスクについて考えていかないといけないです。

昨年はクマの里への出没が相次ぎました。
決まり文句のように、人工林の拡大に伴う奥山の荒廃や、ドングリなどの不作が原因だいう話があちこちで繰り返され、挙げ句の果てには都会で大量に集めたドングリを山にまく団体まで現れました。クマがお腹を空かせて里に出てきているのなら、ドングリを与えれば解決するという発想なんでしょうか。

それには全く賛同できませんでしたが、なんらかの要因で人間とクマの生活圏が接近したり重なったりしていることは確かなようです。

ここ戸隠でも、近年のパワースポットブームで、観光客の入り込みは1.5倍くらいになっている模様。休日に限ればもっと多くなっているかもしれません。戸隠の森を歩く人の増加が、クマとの遭遇機会を増やすことにならならなければいいのですが。

2010年7月おわり記

ウスバスミレを見に行く

6月の志賀の山歩き。午前は仕事をして、昼過ぎの志賀入りでした。

残雪など

まだ雪が残っていました。歩き始めてすぐにカモシカのため糞発見。

ムラサキヤシオツツジなど

花の写真を撮りながら歩く山道です。ずっと運動不足だったので最初からきつくてよろよろでした。

ハリブキなど

とりあえず鳥は、ルリビタキ、メボソムシクイ、エゾムシクイ、オオルリ、コガラ、ヒガラ、ミソサザイ、キセキレイ、ウグイスなど。

キバシリなど

後半、コマドリ、キクイタダキ、キバシリ、キビタキ、ウソ、ホトトギス、カッコウを追加。姿を確認できたのは、写真のオオルリとキバシリのみでした。

アズマシャクナゲなど

アズマシャクナゲがきれいでした。そして見たかったのがウスバスミレ。

ウスバスミレ

2011年7月なかごろ記

ジュウイチ保護

ジュウイチ地面に落ちているジュウイチを見つけました。ガラスにぶつかって、脳震盪を起こしたのでしょう。

このままでは通行人から丸見えです。興味本位でいじられれば回復できるものもできなくなってしまうと思いました。

とりあえず、直射日光が当たらず、人通りがない草地に移動させることにしました。
手で持ったときに、逃げたり抵抗したりする気力はなく、きょとんとした表情を見せていました。

移動させる時は指にとまらせましたが、落ちることなくきちんとバランスをとっていました。

外傷はないように見えましたが、頭部に強い衝撃を受けたでしょうから、再び飛べるかは五分五分かな…と思いながら、その場所を後にしました。ジュウイチをこんなに間近で見ることはないでしょうから、写真は撮らせてもらいましたけどね。

翌日、近くを通りかかったので様子を見てみました。どきどきしてそっとのぞいてみたのですが、その場所にジュウイチの姿はなく、あたりに羽毛が散らばっていることもありませんでした。
再び飛ぶことができたのだと判断しました。ちょっといいことしました。これで天国に行けるかな。

2011年7月はじめ記

774デビュー

774デビュー忙しいことはやっぱりストレスです。

ストレスがたまると私の場合、まずは食べるようになります。ストレス太りはアリです。それからやっぱり結構飲んじゃいます。ストレス太りはやっぱりアリです。あとひたすら寝るという対応もとりがちです。

忙しい忙しい…とグチっていた6月(実際忙しかったのですが)、ついつい「でじすこや」さんでプロミナーを買ってしまいました。三脚も買ってしまいました。こういうストレス反応も以前から自覚していたのでした。

コーワのプロミナー774を抱えて、いざフィールドへ。

この日はいろいろありましたが、それはまたいつか「自由研究」で。

葉っぱが茂り、鳥見には向かなくなってきた6月の森ですが、結構たくさんの鳥が迎えてくれました。やっぱり双眼鏡で見るのとは一味違う、臨場感のある観察ができて満足でした。

キビタキが同じ場所にずっととまって囀っていたので、コンデジを接眼レンズに押し当てて、デジスコもどきをしてみましたが、うまくいくわけがありませんね。

抜きつ抜かれつしていた女性のカメラマンが、「アカゲラさんがいますよ!」と教えてくれました。

ネットではその存在を知っていましたが、鳥を本当に「さん付け」で呼ぶ人に初めて会いました。わたし、こういうのはなんだか嫌なんですよね。「鳥さん」って言ったり、「この子」と表現したりすることも。

2011年7月はじめ記

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