過去の野外手帳

-2008年1月

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寒中ポタ

某公園ポタカシラダカ王国の続きです。昼からも断続的に予定ありのはずだったのですが、なんとその予定がキャンセルになった旨のメールがカミ様から入りました。午後がまるまる空いてしまいました。

どうしよう。今からスキーは遅すぎるし、北の山は雪雲の中でスノーシューもつらそうだし…。
ということで5分ほど迷いましたが、よたろうさんがトラツグミをじっくりしっかりばっちり観察できたという公園へ行くことに決めました。

路面状態はまあまあで、最近運動不足だったので自転車で出かけることにしました。往復30kmほど、久々自転車にはお手頃です。

ただ自転車的な結果から申しますと、「行きはよいよい帰りはめちゃ寒い」でした。気温はまだプラスでしたが鳥見で冷え切った体で風を切るのはなかなか厳しく、途中書店コンビニで何度か暖をとりながらの帰り道でした。
でも夕日に染まる東の山々が大変美しかったのでまあよしです(写真下)。

雪が残る道で出会えた鳥はミヤマホオジロとルリビタキ雌タイプ、シジュウカラなどなどといったところでした。トラツグミを見ることはできませんでしたが、また行ってみるつもりです。

2008年1月おわり記

カシラダカ王国

本日(日曜日)は昼前に1時間弱ほどの空き時間が発生したので河川敷へ。
長野で昨季見られたケアシノスリがまた来ているという噂なのですが(今冬は全国的にケアシノスリの当たり年らしいです)、場所がわかりません。そこでとりあえず昨季のケアシポイントに行ってみることにした訳です。

現地での時間は30分ほどしか確保できないこともあって、ケアシ的期待度は0.01%くらい。気持ちとしては車の中からカシラダカあたりをのんびり見ましょうという趣旨でした。
で、結果はやっぱりその通りで、雪のない場所にカシラダカがいるわいるわ。上の画像の中にも6羽は写っています。

あとカシラダカと一緒のホオジロとシジュウカラ、迷惑そうな顔して飛んでいったチョウゲンボウ、輪を描くトビ、枝にとまりっぱなしのキジバト、大騒ぎのヒヨドリ、銀色のフィットの中で昼寝しているオジサンなどを見てきました。もちろんケアシはなしです。
平和な河川敷でありました。

ところが車を堤防に上げた途端、ノスリタイプが目の前をふわりと横切りました。
「!?」っと思いましたが、後続車があって停車できず、時間上戻ることもできないのでそのままスルーしました。一瞬でしかも真横からだったのでよくわからないのですが、期待度0.01%の色眼鏡のせいで若干白っぽく見えたような気がしないでもない。
でもたぶん普通のノスリです。

2008年1月おわり記

すごく寒いけど春なのかも

1時間半ほどぽっかり空いた時間に森歩き。
真っ青なルリビタキを見ることができました。雌タイプはこれまでも観察できたことがありましたが、これほど青がきれいな雄はここでは初めてです(写真はありません)。
カヤクグリも「灯台もと暗しの森」初記録です(写真はありません)。帰りがけにはミヤマホオジロの群れをも見ることができました(写真はありません)。

ホオジロ類の地鳴きですが、ホオジロはチチッと2音で鳴いてくれるので識別できます。アオジも何となくわかりますが他は難しい。でも最近は、この声はミヤマホっぽいなあと思って探してみると本当にミヤマホなことが何度かあって、この日もそうでした。

ヤマガラが盛んにさえずっていました。雪はそれほど多くはありませんが、冷え込み厳しい今日この頃。でも日射しの強さは12月や1月の初旬とは明らかに違います。

灯台もと暗しの森 11:00-12:10
アオゲラ コガラ コゲラ ヤマガラ ヒヨドリ シジュウカラ モズ カシラダカ カヤクグリ ミヤマホオジロ ツグミ アオジ ルリビタキ アトリ ジョウビタキ カワラヒワ エナガ イカル

2008年1月おわり記

今季初スノーシュー

スノーシューイング昼過ぎ、いそいそと戸隠に出かけました。

歩き始めたのは午後1時過ぎで日射しもありましたが、気温は氷点下3度どまりでふかふかの雪でした。
まだ雪はそれほど多くなく、ササが出ているところもありました。小さな流れはほぼ埋まっていますが、踏み抜かないようにストックを使って慎重に越えました。

足慣らし程度に2時間あまり歩いてきましたが、やっぱり雪の森はいいですね。ゴジュウカラ、ヒガラ、コガラなどの声や姿を聞きながら、たっぷり雪の感触と青い影を味わってきました。

鏡池方面にはたくさんのトラックが延びていました。でもハイカーには数組すれ違っただけで、思ったより静かな森の時間を過ごすことができました。

ヒヨドリが結構たくさんいたのですが、ひとっ飛びして山を下れば、もう少し暮らしやすいでしょと考えてしまいます。きっと彼らなりの事情はあるんでしょうけど。
寒い寒いと愚痴を言いながらわざわざ寒い長野に住んでいるので、こんなことを言うのは矛盾でもありますけどね。

ドーナツとホットウーロン茶で休憩した後、駐車場に戻りました。

2008年1月おわり記

小さな森で

小さな森で

今日のハイライトは小さなミソサザイ。力強く生きている姿になんだかこちらが元気づけられた感じがしました。

囓り跡

木の幹を囓ったような後があり、下には木の皮や木屑が散乱していました。誰の仕業でしょう。

2008年1月はじめ記

初スキー

スキー場ゲレンデ

雪が小降りになったので、お昼から妻と息子(小5)、弟夫婦と姪っ子でスキーに出かけました。3時間券なるものがあり、それを購入。このくらいがちょうどいい。地元民を大切にしているスキー場です。 上部はガスに覆われていましたが、時々日が射し周囲の山々が美しく見えて歓声を上げました。

見た鳥はハシブトガラスのみ。彼らはたくましい。以前ここでハギマシコを見たのですが、今回は不発です。

2008年1月はじめ記

1月1日

雪の田圃

新年早々より双眼鏡とカメラを持って怪しいオジサンと化し、防寒長靴を履いてずぼずぼ雪の道をゆくのでした。

雪が積もるとカシラダカの声をよく聞く気がします。そっと姿を探すと用水路沿いに雪に隠れていない場所があり(写真右)、そこに見える枯れ草に止まって餌を探しているようでした。大晦日から降り続くこの雪は、鳥たちにとっては厳しい雪です。

2008年1月はじめ記

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