過去の野外手帳 〜2006年5月

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◆チゴハヤブサには会えない
少し時間ができたので、チゴハヤブサが来ているという自宅近くの噂の現場をのぞいてみました。

強く冷たい南西の風に大きく揺れる木の上、粗く編まれた巣がありました。その中に何か鳥がいるのはわかったのですが、残念ながらそれが何であるかはわからずじまいでした。
でも、いいんです。小さな猛禽が暮らしていける生態系が、まだ地元に残っているということだけで。

スコープから目を離すと、自転車の中学生がちょこんと頭を下げました。彼は、「すみません」と言いながらペダルを踏み込んで、私の横を通り過ぎていきました。観察の邪魔をしてはいけないと気づかって待ってくれていたのです。
温かい気持ちになって空を見上げると、重い色を背景に2羽のハチクマが風に流されて小さくなっていくのが見えました。

なかなかできないことなんですが、自分のホームグラウンドを持って、季節の移り変わりとともに鳥たちの姿を見つめていくというスタイルが本物なんだと思います。
「時はいくかえりも同じ処を眺めているものにのみ神秘を説く」という言葉が、ある方のメールのシグネイチャにありました。柳田國男さんの言葉なのだそうですが、とても印象的でした。

最近は情報もらっての鳥見ばかり、それも結構運がよく、お目当ての鳥に効率よく会えることが続きました。とても嬉しいことではあるのですが、あまり自然ではない気もします。
今の私は、チゴハヤに簡単に会わないほうがいいのでしょうね。
2006年5月おわり記


◆ゴロスケホー
雨上がり、インドア生活のがまんも限界。
用事をすっぽかしてフクロウに会いに行ってしまいました。2週間ぶりのプチ外遊び。

うろからこちらを見すえる眼は青黒く深く澄んで、とても魅力的でした。
あの眼に、この世の中はどう見えているのだろう。そんなことを考えてしまいました。

フクロウを見上げていると、「ねこしゅさんですか?」と声を掛けてもらいました。
yado6師匠ご夫妻、ちゃこさん(でよかったでしょうか?間違っていたら教えて下さい。すみません(^-^;)にアオバズクの止まっている枝を教えていただき、ご一緒に楽しくお話をさせてもらって、素敵な午前はあっという間に過ぎていきました。

あ、ホトトギス初認です。
2006年5月おわり記

次の日、妻や息子達にもフクロウ見せたいなと思って、ビミョーに時間の空いたお昼過ぎに家族を連れ出しました。

アオバズク2羽はすぐ見つけたものの、フクロウは発見できず。あまり時間もないのでじっくり探さなかったのですが、夜、よたろうさんのブログを見れば、なんと巣立ちビナがいたとのこと。よかったねーという気持ちと、もっとよく探せばよかったという気持ちとが入り混じった、只今午後11時のコーヒータイムであります。
でも、アオバズクを見せることができたので、ヨシとしましょう。
2006年5月おわり追記


◆初夏のお粗末

夏鳥の本格到来webで知り
(インドア三昧の今日この頃)

カッコウの声に押されて車乗る
(朝、自宅周辺でも鳴いてます)

フクロウに会いたい今日も暮れ渡る
見に行きたいけど声だけでも聞きに行こうか)

ラゲッジにスノーシューを積んだまま
(片付けが下手というよりだらしない)

そういえばソール張り替えしなくては
(トレッキングシューズの話)

夏山が心配な腹つまむ風呂
(つまむというより「つかむ」レベル…)

2006年5月なかごろ記


◆5月初旬の戸隠森林植物園など
きっとたくさんの野鳥系サイトで戸隠レポートがアップされていると思うので、適当鳥見の私は簡単な報告だけ。

◆5/3
氷が張るほどの冷え込みのせいか、鳥の出はもうひとつだったので3時間ほどで引き上げました。それでも3月、4月に比べると鳥の動きが活発で、楽しい一時を過ごせたのでした。

写真右上は高台園地の手前。夏道が出始めていました。
ここでは、飛ぶ大きな蝶を襲うヒヨドリを見ました(結果は失敗)。

駐車場ではtenra77さんのお車を発見。ニアミスでした。

午後はお花見。3日前に一分咲きだったオオヤマザクラは満開(写真右下)。車も人も結構な賑わいでした。

◆5/4
家族で戸隠は4/30に続いて今季2回目。
昨日に続いてnagayaさんとお行き会いしました。
早朝はキビタキとコルリが活発だったとお聞きしましたが、7時前から回った私たちには黄色い姿を遠くに見つけることが精一杯でした。コルリやノジコの声は聞くことができました。
キバシリやキクイタダキをじっくり見ることができたのが嬉しかったです。

この日も戸隠は3時間で切り上げて飯綱高原で遊んできました。すごい人出でしたが、何とも気持ちのよい一日でした。

◆5/7
雨の予報でした。まだ暗いうちに一度目が覚めましたが、雨の音がしていたのでそのまま寝ていました。7時過ぎに再び起きると、窓から日射しが差し込んできていました。
さすがに5連休の最終日ともなれば人も少なめ。戸隠は小雨でしたが、雨具を出すほどではありませんでした。

キビタキはあちこちで見かけるようになってきましたが、例年に比べてまだまだというところ。夏鳥はこれからなのか、手前で止まってしまうのか、ちょっと気がかりです。
アトリとマヒワがまだいたんですけど、そろそろ出発した方がいいと思います。

なんだか疲れちゃって2時間で引き上げ。どうも気力が長続きしません。
帰りに大谷地(写真左下)に寄るとオオヨシキリが来ていました。夏の到来を感じます。
2006年5月はじめ記

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