自由研究
森歩きはマインドフルネス
2016年6月19日(日)のNHKスペシャルは「シリーズ キラーストレス」の2回目。
サブタイトルは「 ストレスから脳を守れ -最新科学で迫る対処法-」でした。
ストレスの対処法として、まず紹介されていたのが「コーピング」でした。
「コーピング」とは、ストレス解消の方法をリストアップし、実行するというものでした。
自分だったら何にをリストに挙げるだろうと考えてみました。妻はすぐ「お酒でしょ?」と決めつけてかかりましたが、そうでもないです。
- ・外を歩く。
- ・森を歩く。
- ・山を歩く。
- ・野鳥を見る。
- ・野草を見る。
- ・虫を見つける。
- ・空を見る。
- ・街で変なものを見つける。
- →それらの写真を撮る。
- ・自転車に乗る。
- ・本を読む。
- ・音楽を聞く。
- ・絵を描く。
- ・ツイッター。
- ・インスタグラム。
- ・お酒を飲む。
- ・ラーメンを食べる。
- ・蕎麦を食べる。
「妄想」もOKなんだそうです。なのでこんなのも追加。
- ・野外道具を買う(カタログやレビューを見る)。
- ・光学機器を買う(カタログやレビューを見る)。
自転車やお絵かきなど最近出来ていないこともありますが、こうしてリストアップしてみると、「野外手帳」や「写真倉庫」など、このサイトで報告していることがほとんどです。
つまり、「鳥山絵葉書」を更新できるような活動をしていくことが、ストレス解消につながっているということです。
番組では、「マインドフルネス」というストレス解消法も紹介していました。
嫌なことを繰り返し思い返したり、これから起こるであろう嫌なことを予想したりする「マインドワンダリング」が起きてしまうことが、ストレスから逃げにくい状態を生んでしまっているとのこと。そこで、「今」に集中するマインドフルネスが有効だという話でした。
具体的には、呼吸と体の感覚に集中し、浮かんでくる雑念にとらわれないようにする…というものだそうです。瞑想に近いという印象でした。
番組を見ながら、自分が森を歩くときって、まさに「今」に集中しているよねって思いました。見慣れた景色の中から、その時その時の鳥や花、虫の姿を探すことだけに集中しているのです。考え事をしながら歩くことはまずありません。
今は家庭内の諸事情で、あまり人気(ひとけ)のない近くの森を1人で歩く機会が多いので、自然にそういう感じになっているのだと改めて思いました。
たまには、いつもと違う場所を歩いたり登ったりしたいと思っていましたけど、いつもの森をいつものように歩くことは、自分にとってマインドフルネス的な効果がありそうです。
2016年6月記
