自由研究
ポケモンGO配信前夜に思う
日本配信を前に、アメリカで大人気になっている「ポケモンGO」。
日本では7/20に配信されるという噂があったみたいですけど、これを書いている7/21現在、日本ではまだ遊べないみたいです。
ポケモンGOの前身と言えるゲームはIngressのようです。
Ingressは、自分もスマホにインストールして始めてみたものの、田舎だからか、身近にポータルがあんまりなくて、しばらくしてめげてしまいました。自然観察的な散歩を週末には結構していて、近所を1-2時間くらい歩くことはよくあるのですが、行動圏内にポータルは1つしかなかったのです(その後増えたのかもしれませんが)。つまり、やることがありませんでした。
車に乗りながらIngressをやるというわけにはいきませんし、車社会の長野にはマッチしない遊びだったのかもしれません。
でも、ポケモンGOの公式サイトを見ると
『Pokemon GO』は、位置情報を活用することにより、現実世界そのものを舞台として、ポケモンを捕まえたり、交換したり、バトルしたりするといった体験をすることのできるゲームです。
と書かれていて、これはありだよねぇ?と思ったのです。
だって、普段見慣れている何気ない風景の中に、ポケモンが出現する…これってちょっとした時間を確保できれば、近所や森を歩きにいきたくなってしまう自分には、適合性の高い遊びです。
散歩でも森歩きでも、歩くのが目的ではなく、生き物を見つけながら歩くのが自分のスタイル。
歩きながら見つけるのはもちろんポケモンではなく、鳥だったり虫だったり花だったりするわけですが、日常の景色の中に、生き物が見えてくる楽しさを味わうってことでは、同じだと思った次第です。
生き物以外にも、下の写真ように、自分にとって面白いと思う「もの」の色や形を見出すことも、とっても楽しいですけどね。
自分が、「畦道散歩」や「いつもの近所の森歩き(灯台もと暗しの森・道ばたの森)」で楽しいと思っていることが、ポケモンを見つける楽しさに置き換わったようなゲームだと思いました。時代が自分に追いついてきたような錯覚さえ覚えてしまいました。
生き物のことを知れば知るほど、見える生き物が増えてくる。ポケモンGOにレベルアップの要素があるかどうか知りませんけど、散歩や森歩きにはそんな要素もありますす。自分を振り返っても、数年前に比べて、どれだけ見える世界が広がったか。いくらでもやりこめるのがすばらしいです。
そんなわけで、配信されたらインストールしてみようと思います。
2016年7月記
この記事を書いた翌日になんとポケモンGOの配信開始。まさに「ポケモンGO配信前夜」の記事になりました。
早速インストールしてみましたが、まだ外には出ていません。ただ、Ingressのデータがそのまま使われているみたいで、やはり行動範囲にあまりポケモンはいなさそう。
2016年7月追記