自由研究
エゾムラサキの見分け方
2024年7月16日
2024年5月28日記の野外手帳より転記
またしてもエゾムラサキを見に行きました。
花の数が増え、茎もだいぶ伸びてきました。
この茎が上に伸びるというのは、よく似ているワスレナグサとの違いです。ワスレナグサは地面を這うように伸びます。
また萼の切れ込みが深いのもエゾムラサキの特徴です。
そして、その萼や茎に生えている毛が鉤状に曲がっているのもエゾムラサキの特徴です。ワスレナグサの毛は平たく寝ているのだそうです。
エゾムラサキ以外の観察種も紹介します。
なかなか見ごたえがあったのがニガイチゴの仲間。林床一面を覆い尽くしていました。
葉の形からするとミヤマニガイチゴでしょうか。
ニガイチゴの葉は卵形、ミヤマニガイチゴの葉は中裂し先端は尾状に尖ると図鑑にはあります。
これほどまとまって咲いているのを見たことがなかったので、変な声が出てしまいました。