鳥の記憶 インデックス



ダイサギがいる水辺
冬の池で鳥見。寒さに震えながらスコープをのぞき、ガンやカモたちの姿を眺めました。
岸近くの浅瀬では、たくさんのダイサギが餌を探していました。この日はガンカモを見に来たのですが、ダイサギの独特の間合いにも魅了されて、その動きをずっと見ていました。

撮ってきた写真にはたくさんのダイサギが写っていましたが、サギには勝手に哲学的なイメージを持っているので、そんなことを考えながらイラスト化。下に制作手順を載せてみました。

ペンタブレット・フォトショエレメンツ 2005年/2005年2月記

ダイサギ/いわゆる白鷺の中では一番大きいです。もう少し小さいのはチュウサギ、一番小さいのはコサギです。なぜ大(ダイ)中(チュウ)ときて、小は「ショウ」ではなく「コ」なんでしょうか。

鳥の記憶 インデックス

 

 

 


大変初歩的なレベルですが、たまにはこんな記事もと思い、恥を承知で載せてみます。
写真を参考にする時は、このような手順で描くことが多いです。

上のイラストの資料として使った写真です。撮影は新潟県朝日池。今回は円内の個体を参考にしました。

入力はA6サイズの小さなペンタブレット、画像ソフトはペンタブに付属のフォトショップエレメンツです。
最近ははがき程度の印刷に耐えられるように、2Lサイズ(1500×2102ピクセル)で描くことにしています。 最後にトリミングをすることが多いですが。

写真の参照部分を切り取り、倍率調整して表示します。イラストは、新規レイヤーに描きます。 なぞると写真が見えなくなってしまうので、写真の隣に描いていきます。特別なテクニックはなく、紙に描くのと同じです。


サイトでは縮小されて表示はつぶれてしまいますが、このように目まで描くのが、一応気分です。 ブラシを使って描くので、ぼけた感じです。
レイヤー全体を表示すると下の左になります(各レイヤーの背景は、灰色ではなく実際は透明)。
今回は、水面への映り込みを描く必要がありましたが、上下反転させたレイヤーを作ってお茶濁しです。彩度と明度は少し落とし、ちょっとだけ変形しました(下の中)。

別レイヤーに、池で感じた寒々とした印象を水面として用意します(下の右)。最後に写真のレイヤーを削除し、残ったレイヤーを表示させて完成です。